蚊・虫除けになる植物・ハーブの一覧
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虫除けになる植物・ハーブの一覧
蚊・虫除けに効果があるとされるハーブ・植物をまとめています。誤解してはいけないのは、以下の植物を植えても「明らかな効果を体感」はほぼ出来ないってこと。効果があっても「多少、減ったような気がする」くらいだと思ってください。以下のハーブを採取し、精油を精製して、それをスプレーで撒いて、やっと「効果を体感できる?かな」って感じです。駆除・予防は農薬や防虫ネットを使いましょう。スポンサーリンク
センテッドゼラニウム
センテッドゼラニウムは香りの強いゼラニウムで、ヨーロッパではかつてこのゼラニウムを窓・ベランダに飾って、虫が入るのを予防したことがありました。現在、庭植えにして蚊除けを体感できるほどとは思えないですが、多少は効果があります。ローズゼラニューム、ミントゼラニューム、レモンゼラニューム、アップルゼラニューム、パインゼラニューム、ストロベリーゼラニューム、ライムゼラニュームなど香によって多種あります。シトロネラールという成分を含んでいて、このシトロネラールは蚊・ハエ・コバエに虫除け効果がありつつ、刺激が少なく安全とされます。
カレンソウ・カトリソウ
カレンソウ(蚊連草=カトリソウ)とか蚊コロンという名前で流通していて、ネット上の解説には「遺伝学者ファンリーニ氏がシトロネラ草とゼラニウムを遺伝子レベルで掛け合わせて完成させた」とありますが、多分「嘘」。というのもシトロネラという植物はあるんですがイネ科でセンテッドゼラニウムとどう遺伝的に掛け合わせたのか不明、というか見れば分かる、ただの「センテッドゼラニウム」だと思われます。センテッドゼラニウムを交配させて蚊除け成分が多い個体を作ったものでしょう。だからセンテッドゼラニウム(=ハーブゼラニウム)よりは効果があると思われます。それでも効果を体感したという話は聞いたことがないです。
ちなみに管理人はカレンソウ(=カトリソウ)の周囲を蚊がブンブン飛んでいるのを見ているので、効果を全然信じてないです。大量に植えて、株を健康に保てば効果はあるかもしれない…とは思う。
育て方は 、もしくは を参考に。
ラベンダー
ラベンダーはシソ科のハーブで、リナロールという成分があり、蚊・蛾・ダニなどに虫除けに効果があります。ラバンディン系、ストエカス系、アングスティフォリア系、プテロストエスカス系とあり、それぞれ耐寒温度などが違い、育て方が微妙に違いますので、以下のページを参考にしてください。タンジー
タンジーには殺菌防虫効果があり、香りはローズマリーに似ています。香りが非常に強く、室内で管理するのはきついくらい。軒下に植えて家の中に虫が入らないようにしましょう。乾燥させた葉にも虫除け効果があります。ドライフラワーにして窓にかけるといいです。草丈が1mになり、繁殖力が強く、他の植物を駆逐しかねないですので、植える前によく考えてください。タイム
タイムは庭に植えているだけで風にのって香りがします。その香りに蚊除け効果があり、また、除菌・防腐効果があります。ハーブとしてよく利用され、ブーケガルニの香り漬けにも使われます。その他の虫に関しても多少の虫除け効果はあるが、タイムを食害する虫はガッツリ発生する。それも健康に栽培していると少ないかほとんど発生しませんが。レモンタイムなら柑橘系の香りがします。クリーピングタイムは匍匐してグランドカバーによく使われます。
除虫菊
除虫菊は蚊取り線香の材料で、燃やすと、殺虫効果があるのですが、植えているだけでも虫除け効果がります。マーガレットに似た白い花をつけます。ただ、苗や種子があまり流通していません。ユーカリ
ユーカリに含まれるシネオロールには虫除け効果があります。しかもユーカリは頑健。ただ、大きく育ちすぎて困ることもあり、また根が浅くて横風に弱いという問題もあります。芯止めすれば小さくまとまるし、支柱を立てて横風対策すればいいです。ユーカリ全般には虫除け効果ありますので
ポポラス
グニユーカリも参考に。
レモンユーカリ
レモンユーカリはユーカリの仲間でフトモモ科の高木。テルペン系アルデヒド類といって蚊・ハエ・ダニ・ノミに虫除け効果のあるシトロネラールを含みます。シトロネラールは虫除け効果のあるアロマ成分の中では一番虫除け効果があるとされます。ユーカリの中でもレモンユーカリはこのシトロネラールを多く含みます。ミント
ペパーミント
ペパーミントはシソ科の宿根草。虫除けの効果のメントールが含まれたスっとした香りがするハーブ。メントールには蚊・ノミ・ゴキブリ・ハエ・コバエ・ハチ・アブ・カメムシなど多くの昆虫に対して虫除け効果があります。非常に繁殖力があって庭植えにするのはちょっと危険。よく植えてはいけない植物に挙げられる。また、他のミントと交雑して匂いが鈍くなる(ってことは虫除け効果も薄くなる)。ミント類は繁殖力が強く、植えてはいけない植物としてよく挙げられます。
ハッカ(薄荷)
日本薄荷はミントの仲間で日本に自生するハーブ。ミント系の中でもメントールの含有量が多く、香りが強い。メントールには蚊・ノミ・ゴキブリ・ハエ・コバエ・ハチ・アブ・カメムシなど多くの昆虫に対して虫除け効果があります。ハッカ油は虫除けに使われるので効果はあると思われます。ちなみにハーブティーにするにはスっとしすぎです。レモングラス
レモングラスはイネ科の多年草のハーブ。蚊・ハエ・コバエ・ダニ・ノミに虫除け効果のあるシトラールを含む。ハーブとしてトムヤムクンの材料に使われます。シトラールを含むが庭に植えても香らないので、虫除け効果は多分ないと思う(管理人判断)。ニーム
ニームに含まれる成分のアザディラクチンを虫が取り込むと、虫は生育不良を起こし、徐々に虫が減ります。成分の効果は証明されているんですが、まず虫は「ニームの葉を食べる」必要があり、即効性はありません。マリーゴールド
マリーゴールドはキク科の一年草。香りがあり、センチュウに対して忌避効果があるとされます。アルファ・テルチエニルが根から分泌され、それがセンチュウ除けになります。バジル
バジルはシソ科の一年草。イタリア料理によく使われるので消費する当てがあるなら栽培するとお得。バジルにはシオネールが含まれていて、蚊や虫に忌避効果があります。忌避するというか、成分によって人間を感じにくくなった結果、蚊に刺されにくくなる、とされるが実感できるかは微妙。そんなことより、食べれるのが素敵。
モスキートブロッカー
モスキートブロッカーはフトモモ科ギョリュウバイ属の常緑低木。シトロネラが蚊除け効果があると言われ、ある程度の大きさに育つと効果が感じられる!と言われていますが、体感で効果を実感できるほどではないです。スポンサーリンク