一年草の育てやすいハーブを12個紹介

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一年草のハーブ

このページではハーブのうち、一年草(と一年草扱い)のものをまとめています。宿根のものは を参考にしてください。

コリアンダー(パクチー)

コリアンダー(パクチー)
コリアンダーパクチー)はセリ科の一年草。独特の匂いのある植物で葉を食べるが、その匂いが嫌いな人は大嫌い。白い花が咲き、花も食べられる。花が咲く頃には葉っぱが硬くなるのでそれまでに収穫する。日当たりの良いところで育てる植物なのですが、気温が上がると味が悪くなるので半日陰で育てる。こぼれダネでも増えて雑草化することもある。

バジル

バジル
バジルシソ科の一年草。5月に植えて以降、収穫ができる。肥料喰いで水切れしやすいので注意しましょう。花が咲くと葉が硬くなるので花は咲かせないように摘みましょう。育てるのは簡単で、色々と料理に使えるので育てる人は多い。苗もよく流通している。意外とショウリョウバッタやメイガなど虫に食べられる(人間に美味しいものは虫にも美味しい)。芋虫は人間に影響のないBT剤を散布して駆除する。バジルソースにしたり、葉っぱを電子レンジでパリパリにしてから保存しておいて使うと便利。
●バジルは日光不足で徒長した葉っぱも柔らかくて美味しい。

ルッコラ(ロケット)

ルッコラ(ロケット)
ルッコラロケット)はアブラナ科の一年草。花が咲くと美味しくなくなるので、花が咲く前に茎を切る。肉料理の付け合わせなどによく使う。

イタリアンパセリ

イタリアンパセリ
イタリアンパセリはセリ科の二年草。夏の直射日光に弱い。よく育つ。虫が発生しにくく育てやすいが、キアゲハのイモムシがあっという間に食い尽くすことがあるので油断は禁物。ウドンコ病も発生はする。葉っぱを電子レンジでパリパリにしてから保存しておいて使うと便利。

ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールキク科の一年草。寒さに強くて育てやすい。半日陰でいいです。春に開花して花が終わると消えますが、こぼれダネで来年も出てくる。すさまじくアブラムシがつきますが、ヒラタアブ・テントウムシを呼び寄せて駆除するコンパニオンプランツとしても優秀です。同じカモミールと呼ばれる「ローマンカモミール」は多年草だけど、ハーブティーには向いていないので、ジャーマンカモミールがよいです。

ナスタチューム

ナスタチューム
ナスタチウムナスタチューム)はノウゼンハレン科の一年草。春から秋の園芸植物。葉っぱ・茎・花をハーブとして利用することがある。サラダに入れると辛子のようにピリっとする。エディブルフラワー(食べられる花)としてちょくちょく見ますが、果たして本当にハーブとして利用している人がいるのか?一般的には普通の観賞用。

チャービル

チャービル
チャービルはセリ科の一年草。見た目がパセリに似ているけども、育て方が違います。強い日差し・移植・乾燥が苦手。乾燥すると香りが落ちるので生で使う。

ボリジ

ボリジ
ボリジムラサキ科で本来は多年草ですが、日本では一年草扱い。ただしこぼれダネで来年も芽を出す。クックパッドでもボリジ料理があるから調べてみましょう。

ディル

ディル
ディルはセリ科の一年草。ほぼウイキョウ。香りが独特で日本人は好まない、と思うが最近はどうだろう。苗が流通していないので手に入れるにはネットか知り合いから譲ってもらう。

キャラウェイ

キャラウェイはシソ科の二年草。別名はヒメウイキョウ。ほぼウイキョウ。種をスパイス(キャラウェイシード)に使う。クッキーに入れたり。市販しているキャラウェイシードも蒔くと発芽する。

フェヌグリーク

フェヌグリーク
フェヌグリークはマメ科の一年草ハーブ。カレーの匂いがする。種子は「メッチ(シード)」「メティー(シード)」と呼ばれる。

シソ(青紫蘇・赤紫蘇)

シソ(青紫蘇・赤紫蘇)
シソ(青紫蘇・赤紫蘇)はシソ科の一年草。和物なのでハーブって感じはしないけどハーブ。葉っぱも食べられるし、穂も食べられる。色々と料理に使えるし、環境が合えばいくらでも増えるが、虫に食べられて穴だらけになりがち。

最後に…

一年草のハーブをまとめてみました。庭でできたハーブをその都度摘んで、料理に使うのは楽しいですよね。ここで取り上げているのは調理用が多いですが、宿根のハーブはハーブティーに使えるものも多いです。

ハーブを庭で育てて自家製ハーブティーを楽しむなんてことも!ちなみにハーブティーは複数のハーブを組み合わせてブレンドを作るのが美味しく飲むコツです。ハーブとハーブティーの作り方は
を参考に。
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