家庭菜園で栽培できるコスパの良い野菜TOP10
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家庭で作ってコスパの良い野菜TOP10
育てやすい野菜、ではなくて家庭菜園で育てたときに「コスパの良い」野菜です。作業に対して得られるものが多いか(価格と量)という意味でのコスパです。育てやすくても、スーパーで安く売っているものは以下のページで取り上げていますので参考にしてください。コスパの良い代表野菜
ニンニク
国産のニンニクは高い。ニンニクは庭に植えっぱなしで簡単に増えるので、畑があるならニンニクのコスパは良い。プランターでも育つが、畑なら水やりもほぼ不要でなおのこと楽。ただし、外国の安いニンニクで不満のない人は別にコスパはよくない。スーパーで外国産のニンニクを買った方がいい。植え付けるときの最初に良い苗を買うこと。収穫まで時間がかかる(9月に植えて6月に収穫)ので、時間がかかる部類。
トマト・ミニトマト・プチトマト
トマト・ミニトマト・プチトマトはコスパがいい、というよりもスーパーのが高い。病害虫(サビ病など)は多いが野菜としては育てやすくて大量に収穫できる。ただ色々とコツがあって、安定して収穫して美味しく作るには勉強が必要。ナス科植物と連作障害を起こすので植え付ける場所・土に注意する。トマトの育て方は各人にこだわりがあってかなり違いがある…ってことは誰が作ってもそれなりのものができるってことです。特にミニトマトは簡単。トマトは青いのを出荷して、店頭に並ぶまでに赤くなるってパターンもあるが、現在では赤く熟れてから出荷しているパターンもある(ただし高価)。トマトの家庭菜園が絶対的においしい時代ではない!という意見もあります。
紫蘇(シソ)・大葉
紫蘇(シソ)はスーパーで買うと意外と高いが、庭植えでもプランターや鉢でも育てればいくらでも増えるし、香りも強い。赤紫蘇ジュースにするなら育てると高コスパ家庭菜園材。パスタに入れても。ただし虫に結構食われる。ツルムラサキ・オカワカメ
ツルムラサキ・雲南百薬草(オカワカメ)は病害虫に強く、春に植えて秋まで放置で収穫できる一年草。オカワカメは宿根多年草で毎年放置でいくらでも増える。食べきれずに繁茂して邪魔になって引っこ抜くことも多い。一般的な評価は「マズイ」が栄養価は高い。一回は試してもいいと思います。(オカワカメ)
空芯菜(クウシンサイ)
空芯菜(クウシンサイ)は育てるのは簡単だけど、そんなに食べたいものでもないので持て余すことになりがち。普段から食べている人にとってはコスパはよいです。5月から7月に苗を植えて秋まで収穫します。スーパーで売っている空芯菜から挿し穂を作って植え付けても増やせる。水を好み、乾燥が苦手。10度以下になると寒さで枯れる一年草扱いの植物。小松菜
小松菜(コマツナ)は家庭菜園ではポピュラーな初心者向けの葉野菜。発芽から収穫まで一ヶ月から二ヶ月と非常に早いのが良いところ。スーパーで売っている小松菜でも根がついたものなら土に植えると新芽が生えてくる(それが美味しいかどうかは別問題)。冬の寒さに当てると美味しくなります。インゲンマメ(サヤインゲン)・エンドウマメ(キヌサヤ)
インゲンマメ(サヤインゲン)・エンドウマメ(キヌサヤ)・ササゲはスーパーで買うと意外と高く、育てると収穫量がある。初心者向きの家庭菜園の葉野菜。インゲンマメは春に植えて初夏から夏に収穫。エンドウマメは秋に植えて越冬させて春から秋に収穫する。ササゲは春に植えて夏に収穫する熱帯性のマメ野菜。ネギ・ニラ・エシャロット
ネギ系(ニラ・ネギ)は肥料が必要で、水切れを気にしないといけない。ネギ坊主(=ネギの花)を取り除かないといけない…と結構手間がかかるが、そこが気にならないなら長期間収穫が可能。ネギは食材としてコンスタントに利用するのでコスパはいい。スーパーで野菜として売っているネギを植えて二、三回収穫するは手間もかからずコスパが良い。ナス(茄子)
ナス(茄子)はすんごい採れる。そんなに食うかってくらい。育てるのは簡単だが、そこまで食べないので持て余し、近所に配ることになる。でき過ぎて7割がた捨てるって人もいる。初心者が作ってみるには良い。キュウリ
キュウリは瓜科の一年草。大量に収穫できるし、夏に収穫して冷やして食べると美味しい。キュウリは料理の種類も多く、単品でも美味しいので消費は追いつくが、何回か育てたら飽きることが多い。次点
オクラ・シシトウ
オクラは水さえ切らさなければ、たくさん収穫できるが、おいしく食べるには収穫のタイミングがシビアで経験が必須。でき過ぎて半分くらい捨てる。シシトウはたくさん収穫できるが、消費しきれない。でも好きな人は大好きで毎日食べても飽きない。飽きないなら植えるといいです。ブロッコリー
スティックブロッコリー・鈴なりブロッコリーなどなら植えっぱなしで収穫できる。そんなに食うかどうかは別問題。トウモロコシ
トウモロコシは収穫後からすぐに糖度が下がるため店頭に並ぶころには美味しくない、とされ、家庭菜園での採れたては非常に甘い。コスパは悪いがこの「採れたて」のおいしさは家庭菜園の醍醐味と言っていいレベル。ただし、1株で2本しか収穫できず、トウモロコシは近所に別種があると種子に色違い・性質違いがちょくちょく入ってきて(キセニア)、望んだ実が収穫できなかったり、病害虫が多く、一般家庭ではなかなか厳しい。その厳しさ…多少の手間・労力・費用がかかっても採れたては美味しい!とされ、家庭菜園する価値があるとされます。
覚悟があればどうぞ。
その他の次点
ラッキョウコスパはいい。手間がかからず肥料がなくても育つ。ただし収穫まで時間がかかる。
オカノリ
ゴーヤ
1株で大量にできるが、食べきれない。
ルッコラ
種子は発芽率がよく、栽培は簡単で美味しい。ただ、あまり野菜(ハーブ)として世間に認知されていないのと、病気にはかかりにくいが、アブラムシなどの害虫はよく発生します。
レタス
意外と虫がつかない。
ニンジン
畑があればいい。葉も食べられて、根も食べられるので育て甲斐がある。
ズッキーニ
収穫時期は巨大な実が大量に採れるが、日本人はズッキーニが好きじゃない。でも、ズッキーニってその割に高価なんですよね。ラタトゥイユやパスタに入れて食べる。人によっては大好きなので、もっとズッキーニ料理が流行すると上位に食い込めるかも。
山椒
消費する料理が限られているが、育てるのは簡単。アゲハ蝶が卵を産み付け、丸裸にされる。
モロヘイヤ
病害虫は少なくて、よく増える。味の好みが別れるが好きな人は大量に消費できる。根を引っこ抜くのが大変。
サニーレタス・ベビーリーフ
レタスの類は病害虫に(意外と)強い。
春菊
脇芽を収穫していくと長期間食べられる。ただし、肥料を必要とし、人によって味が苦手かも。害虫は発生しづらい。
パクチー
簡単に大量に育つが味にクセがあって好みが分かれる。春夏は開花し、味が落ちるので秋以降に種まきするといい。
イチジク
放置で収穫可能だが、夏に果実が腐る。
アイスプラント
虫もつかないし美味しいが、あんまりメジャーじゃない。
ミニ白菜
ナメクジ被害が多い。
カボチャ
栽培は可能だが、育てるのに面積が必要。
さらに補欠
カキチシャ、ミョウガ、ササゲ、里芋(サトイモ)、かき菜、カブ、カラスノエンドウスポンサーリンク