5月のハイビスカスの栽培…開花するなら肥料も

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5月のハイビスカスの栽培

5月になると本格的にハイビスカスが活動を始めます。しかし、寒冷地ではまだ霜が降りることがありますし、関東でも5月の第一週はごく稀ですが霜がおります。ハイビスカスは霜に当たればほぼ一発で枯れてしまいますので、寒い夜は取り込むなど気を使わないといけません。

水やり

これまで(4月まで)は活動の鈍い株は「土が乾いてから数日経って水をやる」でしたが、土が乾いたら水をやるようにします。それでも夏のような活発な生育ではないので、乾き気味に管理するのがコツです。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやり、受け皿の水は捨てるようにしてください。

肥料

ハイビスカスは最低気温12度以上で開花します。すでに開花している株も多かったでしょうが5月になれば、その率は高くなります。開花しているならば、薄い液体肥料を二週に一回ほどやってください。ハイビスカスは次々に開花するので肥料が切れると花が止まります。

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植え付け・植えかえ

鉢の植え替え

去年の春に植え替えた鉢は、4月5月あたりで植え替えをしないと、夏までにガッツリ根詰まりを起こします。去年買って冬越ししたハイビスカスもそう。根詰まりを起こすと、夏にどんなに水をやっても水切れしちゃいます。そうなれば枯れる。というわけで、必ず植え替えをしておきましょう。

庭への植え付け

5月は庭植えも可能です。地域によっては戸外で越冬できますが、大抵は秋(9月)に掘り上げて鉢にしないといけないですが、庭植えという手もあります。庭植えについての詳細は以下のページを参考にしてください。

挿し木と接ぎ木も

ハイビスカスのオールドタイプ・コーラルタイプの挿し木とハワイアンタイプの接木のできる時期です。適した時期です。色々と忙しいですがチャレンジしてみるのもいいですよ。詳細は以下のページを参考に。

管理場所・日当たり

気温が上昇し、霜が降りないならば戸外で管理するようにします。日光に当たると葉っぱが増えるし、何より開花します。

ただし、長い間、室内の不十分な日光の中で育てていたために、いきなり強い日光に当てるとハイビスカスでも「葉焼け」することがあります。葉焼けしても、そのまま生育していれば、日光に強い新芽が出てきて入れ替わってしまうので、そんなに気にすることもないんですが、出来れば、いきなり戸外の日光に当てずに、戸外の明るい日陰で10日、戸外の半日陰で10日と慣らしてから日当たりに出すといいです。ま、家によってはそんな場所はないですし、そんなに気にしないでもいいですよ(ベランダ栽培とかだとね)。

徒長枝を切る

冬に室内で管理してると、日光不足でひょろ長の枝が出てきます。これを徒長枝と言います。これから日光を浴びてしっかりした株にするためには、切り戻しておくといいです。伸びた枝を一節か二節残して切り戻します。これで葉っぱの根元から新しい枝が出てきてこんもりを仕上がります。

5月に切り戻しをしておけば、夏に向けてしっかりと育ちやすいです。

来月は??

先月のハイビスカス栽培いついては
を参考に。

来月以降については
を参考にしてください。
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