ハイビスカスの庭植えの方法のまとめ

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ハイビスカスの庭植えの方法のまとめ

このページではハイビスカスの庭植えの手順についてまとめています。その他のハイビスカスの栽培については を参考にしてください。

ハイビスカスの庭植えの基礎知識

ハイビスカスは霜に当たれば枯れてしまいますので、庭植えにするのであれば、霜が降りないようになってから植えます。暖地なら4月からでも。関東ならば5月以降。寒冷地では地域によって違いますが、霜が降りなくなってから庭植えにします。

庭植えしたら水やりがかなり楽になりますので、スペースがあるなら庭植えするといいです。

庭植えの準備

腐葉土・堆肥

1株あたり、直径40センチから60センチ・深さ30センチの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土を3割追加します。仮に直径50センチ深さ30センチの穴を掘って掘り出した場合、用土は58Lになります。そこに追加すべき腐葉土・堆肥は17L。40Lの腐葉土・堆肥を買って半分ほど入れるか、18Lの腐葉土・堆肥なんてのもあるので、そちらでも。

スコップ

深さ30センチまで掘れるスコップを用意しましょう。
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場所決め

必ず、日当たりのいい場所に植えるようします。日当たりが悪いと開花しなくなります。あと、土があまりに水はけが悪いと…粘土質だと…十分に確保できません。

ハイビスカスの株

庭植えするハイビスカスの株を用意します。植え付けは5月にします。5月にはハイビスカスが流通していますから、これを購入して庭植えしても大丈夫です。ただ、流通しているハイビスカスは矮化剤(=大きく育ちにくくする薬剤)が効いている(ことが多い)ので、思ったようには大きくならないですので、できれば冬越しした株を庭植えしましょう。冬越ししたハイビスカスを庭植えにすると良いです。中でも大きいものを植えるべきです。

大きくなっていいのであればハイビスカスに似た花が咲く、
もおすすめです。タイタンビカスは宿根で寒さに強いので庭植えに適した初心者向けの植物です。

植え替えの手順

穴を掘って

直径40センチから60センチで深さ30センチの穴を掘り、そこに腐葉土か堆肥のどちらかを3割ほど追加して混ぜ込みます。

植え付ける

用土を半分ほど戻して、中にハイビスカスの株を入れます。株の土の表面と植えた後の土の表面が同じになるようにしてください。

ハイビスカスの株の土は一切落とさないで、根はいじらず、ほぐさないでそのまま植えてください。いじると根が傷ついて生育不良を起こします。あとは穴の隙間に土を入れてください。

水極め

植物が新しい土に根付くためには、根が土を「活着」しないといけません。水をやって、根と土をくっつけます。鉢植えの場合は、水をやればそこから水が出て行くことはないですが、庭植えにすると、水があちこちに染み出して逃げて行くので、しっかりと水をやる「水極め」というのをやります。やらなくてもいずれは活着して育つのですが、やることで生育しやすくなります。ハイビスカスは根が弱いので、水極めはした方がいいです。

ハイビスカスを植えて、掘った穴の周囲に余った土で土手を作ります。その中に水をやります。水をたっぷりとやり、ダムができるくらいにしてください。その水がひくまでそのまま放置し、水がひいたら土手を崩してならして完成です。

秋には掘り上げるもの

最低気温10度以下になる前に、掘り上げのダメージを取り戻せる生育期間があるうちに…時期的には9月〜10月上旬には掘り上げて鉢植えにして室内に取り込みます。ハイビスカスは根をいじられるのが苦手なため、掘り上げたことで根を傷めて枯れることがあるので、掘り上げる場合は挿木で保険を作っておきましょう。
5度以下になり霜が降りればハイビスカスは枯れます。暖地の霜が降りない地域ではハイビスカスは戸外で越冬します。

暖地の戸外で全てのハイビスカスが越冬するわけじゃないです。品種にもよって、品種によっては寒さで枯れる。よって大事な品種・株ならば、暖地であっても鉢植えにして室内に取り込む方がよいです。予想外の寒波が来ることもあるし。

関西でも軒下など霜が当たらない場所で、平野の暖かいところであれば越冬するのですが、寒波が来ると怪しい。5度に近くなると落葉し、5度以下では枯れます。落葉しても枝が枯れていなければ、春には芽吹きます。関西以西では発泡スチロールの箱に入れておけば、戸外で越冬する。それでも室内で管理するのが「無難」。

オールドタイプ(在来形)とコーラルタイプは寒さに比較的強く、ハワイアンタイプは寒さに弱い。
冬の育て方はハイビスカスの越冬を参考にしてください。
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