1月のハイビスカスの栽培…葉っぱに霧吹きで水を補給

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1月のハイビスカスの栽培

1月になり、いよいよ寒さが本格化してきますが12月と管理方法は同じです。ハイビスカスは耐寒温度は5度とされるんですが、品種にもよりますし、他の植物が言うところの「耐寒温度5度」より寒さに弱いです。亜熱帯出身ですからしょうがないですね。暖地でも戸外で越冬するのは地域と品種を選びますので、鉢植えにして室内に取り込む方が無難です。

水やり

冬は寒さでハイビスカスの生育が止まっているので、水を吸い上げる力がありません。水やりを控えめにしないと、過湿になって根腐れをします。水やりを控えめにするってのは「頻度」です。土が乾いてから数日経って水をやってください。水やりを控えることで寒さに強くなります。水をやるときは、鉢底から水が出るくらいにやってください。

受け皿の水は必ず捨ててください。そのままにしていると、根腐れを起こします。

室内の最低気温が12度以上を維持できていると開花します。開花するくらいの温度だとしっかりと生育しているので、水やりは多くなります。

葉水

ハイビスカスは冬は室内で管理するもので、室内は暖房がかかっているのでとても乾燥しています。乾燥しているんですが、活動が鈍いので土への水やりは控えてください。その代わりに葉っぱに霧吹きで水をやります。
葉っぱに霧吹きをやるときに、葉っぱの裏にも水をかけてやるとハダニ予防になります。

肥料

冬は基本的には肥料をやりませんが、室温が12度以上を維持して開花しているのであれば液体肥料を二週に一回程度やってください。

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植え付け・植えかえ

植え替えはしません。

管理場所・日当たり

10度以下になると徐々に落葉して、5度くらいになると葉っぱがなくなってしまいますが、できれば日光に当ててください。日光が当たれば光合成をして多少なりとも生育します。冬のダメージが大きいと春以降の気温が上昇したときになかなか取り戻せないことがあります。

室内の温度が12度以上を保てれば開花します。家の環境によっては開花することが多いです。10度以下で活動が止まり、落葉し始めます。「落葉=枯れる」訳ではないので、落葉しても水やり・温度管理はしていきましょう。

5度以下で枯死

霜に当たると枯れます。また5度以下…氷点下になっていると枯れてしまいます。暖地でもハイビスカスの戸外での越冬はかなり厳しいです。一般的な植物の「耐寒温度5度」より寒さに弱いですので。暖地でも室内で管理する方が無難です。

室内の日当たりがいいので窓のそばで育てることになります。しかし、窓は外気に近く、寒波が来ると氷点下になることもあります。するとハイビスカスは枯れてしまうので、夜は窓の近くは避けて室内の中央に移動します。

品種によって耐寒性に違いがある。オールド系は強いが、コーラル系とハワイアン系は弱い。中でもハワイアン系は弱い。

越冬に関しては以下のページを参考にしてください。

暖房の風に注意

暖房の風には当てないでください。暖房の風はひどく乾燥しているので、そのまま枯れてしまいます。直撃さえしなければいいです。空気の乾燥は葉水で防ぎましょう。

剪定

剪定はどの季節にする、というものではありません。いつやってもいいのですが、冬に室内で管理するときに邪魔なので(場所をとるから)剪定してもいいです。全体の半分か三分の一ほどに切り戻してしまいます。

病気・害虫

春から夏に戸外で管理しているので、そのときに虫の卵が土や葉っぱや枝に住んでいて、それが出て来て、カイガラムシ・コナジラミ・ハダニが発生することがあります。
乾燥するとハダニが発生します。葉水をすることでハダニを予防できます。環境によってはナメクジが出ることもあります。見つけ次第捕殺し、薬剤を散布します。

来月以降の管理は?

先月のハイビスカス栽培については
を参考に。

来月以降については
を参考にしてください。
年間を通してのハイビスカス栽培については
を参考にしてください。
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