サツマイモの品種のまとめ
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サツマイモの品種のまとめ
このページではサツマイモの代表的な品種をまとめています。ネットリ系と粉質系があり、焼き芋にはネットリ系、フライドポテトや天ぷらにするなら粉質系です。作りやすさと、味を総合すると、人気なのはやっぱり紅はるかです。安納芋
種子島特産のサツマイモ。水分が多くねっとりとした食感。糖度が高く、時間をかけて焼くと糖度40度まで高まり、非常に甘い。安納コガネと表皮の赤い安納紅があり、コガネは安納紅からの選抜育成されたもので、栽培しても安納紅の7割程度しか収穫できないが、風味が得々で美味しくクセになる。どちらもフカフカで肥沃な土を好み、栽培が下手だと収穫量が少なくなり、筋っぽくなり、出来不出来の差が大きい。そもそも小粒品種で勢いが弱いので、他の種よりは難しく、活着しても突然枯れることがある。新鮮な苗を買って、水につけて根出ししてから植えた方がいい。
●安納もみじ…果肉が少し赤い。
●安納みつき…果肉がオレンジ。
●安納みつき…果肉がオレンジ。
紅はるか
九州121号に春こがねを交配させた芋。焼き芋の芋としてよく知られている。果肉は黄色。ねっとり系かつ、やや粉質とされるが、じっくり加熱するとネットリとなり、安納芋に近い。美味しいが、人によっては「ベチャベチャ」と言われる。おすすめのサツマイモ品種で栽培が下手でもそこそこ美味しい。下手でも収穫量もそこそこある。安納芋より甘いとされる。保存がきく。各地でブランドがある。家庭菜園でも人気の品種。
品種が安定していないのか、栽培してみると黄色い果肉の芋と、白い果肉の芋が収穫できることがあり、食感が若干違いますが、白いものは病気や異常ではなく、ちょっと甘みが弱いだけで食べられます。
シルクスイート
カネコ種苗のオリジナル品種。舌触りが滑らかで甘く、冷やしても美味しい。美味しい。おすすめ。紅はるかより、収量は若干多め。保存性・作りやすさを考えると紅ハルカがいいかな。ホクホクかつネットリの性質があり、どちらのファンも好きなタイプ。掘り出して3ヶ月で糖度が高まり、肉質もシットリとする。夏に水切れすると、中心部に亀裂が入る。水切れに注意。
紅あずま(紅コガネ)
ホクホク粉質系。収穫が早い。天ぷらに向いている。美味しいが性質が弱く、初心者には収穫が難しい。保存も難しい、他の芋が歳を越しても、紅あずまは腐ってることが多い。その他の品種
●ふくむらさき…株間50cmで150日かけて栽培すると大きな芋が収穫できる。●パープルスイートロード…紫芋の中では甘いとされるが、もっと甘い品種があるのでそこそこ。
●鳴門金時…粉質系。
●土佐金時…高知県で生まれた早堀に適した高系14号をさらに早堀に適したものを選抜した品種。
●種子島紫…太くて甘い。
●翠王…ツルを食べる用の品種。
最後に
サツマイモの苗については以下のページを参考にしてください。通常の栽培については
を参考にしてください。
他の野菜については
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