流通している園芸品種のまとめ(ペチュニア)
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品種のまとめ
ペチュニアの品種のサフィニアが開発されて以降、ペチュニアは品種改良の多い品種。毎年、いくつもの会社から新品種が発表されて、毎年、夏のガーデニングを彩っています。どんどん品質は向上しているんですが、「高止まり」って感じです。品種名のついているブランド苗は基本的に皆、高品質。以下の記事は参考程度にしてください。スポンサーリンク
ペチュニア
ナス科ペチュニア属の多年草。和名はツクバネアサガオ。品種改良が進むまでは見向きもされなかった。ホームセンターで「ペチュニア」という名前で出ていたら、以下に出るような品種がついていない「ノーブランドの苗」。ノーブランド苗は安いが、品質が低い…つまり、生育が弱く、開花が少ないなどの傾向がある。でも、気にしないなら気にならない。品種名がついていなくても、各会社は改良をしているので、そこまで酷いものに当たることはない。ただ、品種名がついているものの方が確実に品質がいいのは間違いない。品種名がついているものは各種苗会社の今後の売上に関わるから。
●だから、ペチュニア・カリブラコアを育てる人は品種にこだわる。
●原種に近いほど強く、品種改良すると性質が弱くなるとされる。これは大抵の植物で言えること。ペチュニアの紫・ピンク・白系は強くて、黄色・赤・黒系は弱め。
●原種に近いほど強く、品種改良すると性質が弱くなるとされる。これは大抵の植物で言えること。ペチュニアの紫・ピンク・白系は強くて、黄色・赤・黒系は弱め。
サフィニア
サントリーが開発したペチュニアの品種。ペチュニアが爆発的に広がったキッカケ。現在でも十分バリバリの現役で流通している。サフィニアブーケ・サフィニアサマー・立ち性のサフィニアマックスなど、関連品種はいろいろとある。昔は圧倒的な名声と抜きん出た品質で、絶対的なブランドだったが、他の品種が非常に優秀なので、昔ほどじゃない。人によっては「古い品種」なんて言う人も。そりゃ、長く育ててりゃ飽きますわな。
でも、なんだかんだ言っても現在でも無難な選択。
サフィニアは中央がハゲがち。
八重咲きペチュニア
八重咲きのペチュニア。開花すると花が綺麗で、ボリュームが素晴らしいが、花ガラ摘みをしないと、汚くなるし、花ガラが腐ると病気になりかねないので、手間を惜しまない中級以上のガーデナーならいいけど、初心者はまずは小輪のペチュニアから手を出したほうがいい。八重咲きの品種はバラ咲きとして「ローズ」と名前がつくことが多いです。八重咲きペチュニアにはいろんな品種があるが、以上の都合で主役じゃない。
ギュギュ
小輪のペチュニア。花が小さく、株がこんもりとまとまりやすいので、摘芯(ピンチ)と花ガラ摘みをなんならしなくてもいい(やってもいいが、やらなくてもさほど問題はない)。梅雨のムレにも強い。人気品種。
ギュギュは花と葉がよく茂って横に広がり、真ん中がハゲがち。
スーパーチュニア
ペチュニアの改良品種で、切り戻しても復活する速さ、梅雨のムレ、病害虫への耐性など、現在(2018年)では一つ頭が抜けている優秀さ。評判もいい。小輪の「ミニチュニア」、さらに改良品種の「スーパーチュニアビスタ」などがある。ブリエッタ
小輪のペチュニア。八重のブリエッタローズもある。葉っぱが小さく、全体的に小さくまとまるが、よく繁茂する。ウェーブ
這うタイプのペチュニア品種。ショックウェーブ・タイダルウェーブ・イージーウェーブ。優秀だが、販売網が弱いのか、ホームセンターなどで見かけない。ナイトスカイ・ベビードール
花に白い星が出る。ただし、20度以上になると白い星が消えて、普通のペチュニアになる。4月に白い星が出ている状態のをホームセンターで見て買って、育てるとガッカリする。ただし、分枝・生育力・病害虫耐性はちゃんとあって、それだけでも十分優秀。さくらさくら・おゆきちゃん・桃色吐息
淡いピンクで、分枝・生育力・病害虫耐性が強く、かなり優秀で人気品種。夜や雨になると花びらを閉じてしまうので、花がグチャグチャになりにくい。かなり優秀で評判は上々。スーパーチュニアど同等かそれ以上に優秀。色合いが素晴らしいが、一番は病気耐性と雨耐性。ウドンコ病にもかかりにくい。白い「おゆきちゃん」、若干色合いが濃い「桃色吐息」も、同様に非常に優秀。
さくらさくらは這性でウドンコ病に耐性がある。雨に強い。多少の寒さには耐性があり、越冬報告多数。
湘南ヴェルデ・湘南リプル
八重咲きのペチュニア。ガルテン湘南という会社が育苗している。かなり攻めた花が咲く。独特の見た目で、流通はあんまりしていないけど、ペチュニアに興味のある人には結構有名。スポンサーリンク