ペチュニア・スーパーチュニアの育て方

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ペチュニア・スーパーチュニア
ペチュニア・スーパーチュニア
科名ナス科
属名ペチュニア属
学名Petunia hybrid
別名ペチュニアハイブリッド
水やり水を好む
場所外の日なた
難易度初心者向け
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開花
植え
肥料
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スーパーチュニアとは?

スーパーチュニアはナス科ペチュニア属の多年草のペチュニアの改良品種。夏の暑さに強く、よく開花する。寒さにも耐性があるらしいが、ペチュニア・カリブラコアは連作障害を起こし、冬越ししても徐々にダメになるので、やはり一般的には一年草扱い。関西以西なら越冬が可能。一株でかなり大きくなるので、とにかく植えるなら大きな鉢(直径30cm)に植えること。ペチュニアよりも病害虫に強い。あらゆる面において従来のペチュニアとその改良品種のなかでも抜きん出ている。初心者はこれを植えるといいです。
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水やり

鉢植え・プランターの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。若干、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。

庭植えの場合も土の様子を見て水をやります。

夏の水やり

夏は早朝か夕方に水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。朝と夕方の二回、水をやることになります(高気温による蒸発と水を吸い上げる速度が速いので)。

庭植えでも夏は水切れを起こすので、毎日水をやってください。

肥料

春から秋まで一週間に一回液体肥料をやるか、一ヶ月に一回緩効性肥料をやります。肥料が不足すると開花が止まるので肥料は必須です。

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植え付け・植えかえ

時期

春(4月〜6月)に植える。ただし4月はまだ霜が降りることがあり、霜に当たるとスーパーチュニアは一発で枯れる。軒下の霜の当たらないところで管理するか、5月に植えるようにする。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使う。連作障害を起こすので、去年の土を流用せず、新しい土で植えるか、リサイクルして植えること。
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鉢植えの植え付け

鉢植えの場合は、かならず大きな鉢を用意する。直径30cmかそれに近いもの。小さな鉢に植えると夏までに根詰まりして水をやってもやっても水切れする。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を鉢の中央に入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやって完成です。

プランターに3株はやめる。必ず根詰まりする。それだけ根をはる速度が速いです。直径30cmの鉢に苗を1つです。

庭植えの植え付け手順

庭植えの場合は、植え付ける二週間前に苦土石灰をまいて中和させておく。中和するのに1週間ほどかかるので、1週間後に掘り出した土に腐葉土を3割か4割と化成肥料を混ぜて用土とします。できれば1週間さらに寝かせると土が馴染んで根が広がりやすいですが、しなくてもいいです。株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

連作障害を起こすので、同じナス科植物を過去3年内に植えていない場所に植える。

管理場所・日当たり

必ず、日当たりで管理する。半日陰でも育つが花が少なくなるのでとにかく日当たりで。ただし、真夏はあまりの暑さで水切れを起こすことがあるので、その場合は涼しい半日陰で管理して養生するといいです。

霜に当てると枯れる。4月中は霜が降りることがあるので、鉢植えにして軒下で管理するか、5月まで植えない方がいい。秋になり霜に当たるとおしまい!ってのが普通ですが、霜に当てないでいると関西以西なら越冬も可能。

病気・害虫

アブラムシ、ハダニ、ウドンコ病、灰色カビ病、ウィルス病など。

切り戻し

梅雨前に全体を半分ほど切り戻すと、摘芯にあって脇芽が出て花が増えるし、蒸れの防止になる。ただし、頑健でよく分枝するので切り戻ししないでも問題はない。

特徴・由来・伝承

ペチュニアの新品種。割と温度の低い時から開花もする。小さめの花がワンサカ咲くので初心者向け。育て方はペチュニアと同じ。夏の高温多湿に強い。比較的寒さに強く越冬もするらしい。農林水産大臣賞受賞、日本フラワーオブザイヤー最優秀賞受賞(2017)。

より詳細な栽培方法は…

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を参考にしてください。
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