ペチュニア・スーパーチュニアビスタの育て方
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科名 | ナス科 |
属名 | ペチュニア属 |
学名 | Petunia hybrid |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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スーパーチュニアビスタとは?
ペチュニアの改良品種のスーパーチュニアの更に改良版。単に「ビスタ」もしくは「ビスタシリーズ」と呼ぶこともある。生育力・発色・病害虫耐性・開花量、文句なしで、現在(2018年)では最強じゃないかと思う。これを枯らすならガーデニングは無理。ホームセンターでよく販売しているが、人気品種であり、品薄になりがち。水やり
庭植えの場合は一旦根付いてしまえば春と秋は自然に降る雨だけでほぼ十分。夏は水切れを起こすので、毎日朝か夕方に水をしっかりとやってください。鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。
夏は早朝と夕方に毎日2回、水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。
冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。朝に水をやります。昼以降に水をやると水が明け方に凍って枯れてしまうかもしれません。
参考:水やり三年…水やりは難しい。(初心者向き)
肥料
生育時期(5月〜10月)は肥料を切らさないように、1ヶ月に一回化成肥料をやるか、1週間に一回液体肥料をやります。肥料が切れると開花が止まりますので、化成肥料と液体肥料を両方やってもいいくらいです。植え付け・植えかえ
時期
霜に当たると枯れるので、霜が降りなくなってから植える。4月から流通するが、4月に植えるときは霜が当たらない軒下などで管理する。気温が高ければ一ヶ月ほどでこぼれるほどに伸びるので、7月に植えても間に合う。連作障害
ナス科植物は連作障害を起こします。露骨に生育不良になるので植え付けのときは必ず新しい土で植える。庭植えする場合は、過去2年はナス科植物を植えた場所に植えないようにする。用土
一般的な培養土でもいいし、ペチュニアの専用土でもいい。自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものに緩効性肥料を混ぜたものを使う。鉢の植え付け手順
普通に植え付ける。直径30センチの鉢に苗は1個。鉢底に鉢底ネットを入れて土が流れ出ないようにし、その上に2センチか3センチほど鉢底石(軽石)を引いて、その上に用土を入れて、苗を置いて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって出来上がり。苗の土を少しほぐしてから植えると根が土に馴染みやすいです。また、植え付け時の土にオルトランを入れておくと病害虫の予防になります。
管理場所・日当たり
日光を好むし、日光に当たらないと開花が鈍い。半日陰でも開花するが、日当たりの方がよく開花する。梅雨の多湿に弱く、場合によっては腐って枯れる。ビスタは梅雨のムレに強いほうなのでめったに梅雨でも枯れないが、それでも長雨になると危険。梅雨時期はできれば雨に当たらない場所に移動させる。さらに、梅雨前に全体を切り戻して、ムレ予防するといいです。
耐寒温度は0度で霜に当たると枯れます。霜に当てないようにすれば、軒下で越冬することもできます。ただし連作障害を起こすため、何年も同じ株を栽培するのは難しいので毎年買い替える方がいいですよ。
摘芯
つるの先を切ると脇芽が出て、先に花が咲く。ツルの先を切ることを摘芯といいます。摘芯をすることで脇芽が増えて花が増える。ビスタは摘芯(ピンチ)しなくてもよく脇芽が出るので、やらないでもいい。切り戻し
梅雨前に梅雨の蒸れ対策として、株全体を三分の一ほどに切り戻す。摘芯の意味もあり、切り戻しをして一ヶ月後に切る前以上に繁茂する。ビスタは梅雨にも強いし、他のペチュニアに比べると切り戻し・摘芯も強い効果は感じられないくらいに、そもそもよく繁茂する。やらなくてもいいが、万が一、梅雨のムレに負けると凹むのでやっぱりやったほうがいい。
花ガラ摘み
花ガラとは萎んだ花のこと。花ガラ摘みは不要な品種とされますが、摘んだ方が綺麗ですし、次の花が咲きやすくなるのは他のペチュニア品種と同じです。病気・害虫
ウドンコ病、ハダニ、アブラムシ、灰色カビ病、ウィルス病など発生する。参考:ペチュニアカリブラコアの病害虫
最後に…
ビスタが秋以降に寒さで成長が止まったら、冬〜春の植物に植え直しましょう。冬〜春の植物については冬に植えて春に開花する花・植物を参考にしてください。ビスタと一緒に育てるといい植物は春から夏の定番を参考にしてください。
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