10月のゼラニューム・ペラルゴニュームの栽培管理

TOP > フウロソウ科 > ゼラニウム最終更新【
スポンサーリンク

10月のゼラニューム・ペラルゴニュームの栽培管理

10月になるとかなり涼しくなり、ゼラニウムにとって過ごしやすい季節になります。涼しくなってゼラニウムは開花する。葉っぱもイキイキとしてきます。ただ、寒冷地では霜が降りる地域もあります。霜に当たれば一発で枯れてしまうので、霜が当たらない軒下で管理するか、室内に取り込みます。室内に取り込むのが無難です。

水やり

土が乾いたら水をやります。10月になるとかなり涼しくなるので、環境(気温・日当たり・風通し・株の勢い)にもよりますが8月9月に比べると水やりの頻度は下がります。涼しいことでゼラニウム・ペラルゴニウムは10月はよく生育して水を吸い上げるので、プラスマイナス…まー、やっぱり水やりの頻度は減ります。水やりをする前に土に触ってみて、乾いていたら、鉢底の穴から水が出てくるくらいにしっかりとやってください。水やりすぎて過湿にすると根腐れします。

受け皿の水は捨ててください。放置していると根腐れしやすいです。水をやるときは花に水がかからないようにする。花がしぼんでしまうので。

寒冷地では寒さで枯れるかもしれない。水やりを減らすことで植物の体液が濃くなって寒さに強くなる。水やりを控えてください。

肥料

ゼラニウムもペラルゴニウムも9月10月は涼しくなるとよく生育し、開花もしますが、11月以降は寒さで縮こまってしまいます。寒さに耐性をつけるためにはできるならばカリ成分の多い液体肥料を10日に一回か二週間に一回ほどやります。

無理にカリが多いものを使わなくてもバランスよく配合されている一般的な液体肥料で十分です。

液体肥料の商品画像
液体肥料の購入はこちら

植え付け・植えかえ

基本的には植え替えはしません。

10月に植え替えをすると、11月以降に植え替えのダメージを取り返す前に寒さに当たってしまい、枯れることがあるので一般的にはしません。ですが、室内でも気温を確保できて生育する場合や、根詰まりがひどくて緊急避難的に植え替えが必要ならば、植え替えをしてもいいです。ただし、挿木をして保険をかけておきましょう。

挿木

ゼラニウム・ペラルゴニウムは10月に挿し木出来ます。ペラルゴニウムは9月10月が挿し木の時期で、この時期を逃すとまずいので忘れないように挿し木します。挿木についての詳細は以下のページを参考にしてください。

管理場所・日当たり

ゼラニウム・ペラルゴニウム類は全て霜に当たると枯れます。霜が降りるような気温でも霜にさえ当たらなければ戸外で越冬することもあるのですが、それも0度前後で枯れるので、霜が降りる地域では霜が降りる前に室内へ取り込みます。室内で管理するときは、暖房の風が直接当たらない場所にする。暖房の風はカラッカラで直接当たると葉っぱがポロポロと落ちる。直接当たらなければいい。また冬は加湿器をかけて50%にするといいです。

昼間に暖房を焚いている部屋では寝る時に暖房を切っても、夜中に5度以下になることはほとんどない。ただし、窓の近くは外気に近くて夜中に氷点下になるので、寒波がくるときは夜中は窓から離して管理する。

ペラルゴニウムは寒さに当てる

一季咲きペラルゴニウムは寒さに当てることで花芽ができます。寒さというのは15度以下で、まー、普通の家なら冬の間に15度以下にならないなんてことは「あり得ない」のですが、温室・サンルーフ・床暖房高気密高断熱の家ならば、場合によっては寒さに当たらず、花芽が出来ないことがあります。

病気・害虫

寒くなると、害虫は減ります。

来月の栽培は?

先月の栽培については
を参考に。
来月以降は以下のページを参考にしてください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク