ゼラニウム・ペラルゴニウムのトラブルまとめ
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ゼラニウム・ペラルゴニウムのトラブルまとめ
このページはゼラニウム・ペラルゴニウムで発生するトラブルについてまとめています。病害虫にも強く、よくしげるので育てやすい部類ではあるんですが、ちょいちょい問題は発生します。病害虫に関しては「ゼラニウム・ペラルゴニウムの病害虫の一覧まとめ」を参考にしてください。頭でっかちになったら?
ゼラニウム・ペラルゴニウムを育てていると、ちょろちょろと葉っぱが落ちます。葉っぱが落ちるのは日光不足などの原因もありますが、自然な生理現象でも落ちます。ちゃんと管理していれば徐々に回復しますが、それでも下葉が落ちて、上部にだけ花と葉がついてウニョウニョと伸びて不恰好になります。これはもう仕方が無いので、どーしても堪えられない場合は、植え替えるときに延びている部分にまで土に埋まるようにするか、上からちょっとずつ摘芯して切り戻していき、短くしていきます。いきなり全部切るのではなく、ちょっと切り、脇芽を出してちょっと切りを繰り返していきます。もしくは挿木で更新するのが一般的。というのもゼラニウム・ペラルゴニウムで匍匐しないタイプは大きくなりがちで大きくなると可愛くないので、最初から一定の間隔で挿木で更新するもの!って考えるガーデナーの方が多い(と個人的に思う)。
挿木の具体的な手順については以下のページを参考に。
葉っぱが落ちる
日光不足だったり、乾燥で葉っぱを落とすこともありますが、そもそも自然と葉っぱは落ちます。日光・温度・肥料など条件がそろえば、新芽が出てきて回復しますので、気にしないで管理してください。強い植物なので病害虫で葉っぱに穴が空いたり、傷んだら、新芽が出ているところまで切り戻すと復活する。切り戻し・剪定は3月から5月、10月前後の生育時期に行うといい。
葉っぱが黄色くなる
ゼラニウム・ペラルゴニウムの葉っぱが黄色くなる原因はいくつかある。高温障害
真夏の高温時期はあまりの高温で葉っぱが落ちたり、葉っぱが黄色くなることがあります。涼しい場所に移動させると回復しますし、秋になれば回復します。あまりに高温だと枯れることもあります。根の異常
根腐れ・根詰まりでも葉っぱが黄色くなって落葉することがあります。根腐れ・根詰まりの場合は下葉から落ちることが多いです。急激に悪化しているならコガネムシの幼虫が土中にいる可能性を考えます。コガネムシに関してはを参考に。
肥料切れ
肥料が切れると花が咲かなくなり、あまりに肥料が切れると葉っぱが黄色くなることがある。緩効性固形肥料(化成肥料)をやると効きが遅いので、速攻で効く液体肥料をやるといい。肥料切れ…ってよりは、根詰まり→土が少なくなる→肥料が少なくなる…という流れが多く、この場合だと肥料を足しても一時的にしか回復しないので、植え替え(鉢増し)して、肥料を足さないと回復しないかもしれない。ゼラニウムの肥料に関してはゼラニウムの肥料の項目を参考に。
根腐れしたり、根が弱っていると茎を揺らすとグラグラする。コガネムシでもグラグラする。根詰まりではグラグラしません。
葉っぱが白くなる
クロロシスで葉が白くなります。夏は暑さで葉っぱの色(葉緑素)が抜け、黄色や白になる。花も咲かなくなる。これは高温障害で日光は原因ではない。原因は鉢の温度が32度以上になったためなので鉢を冷やすと回復する。できれば半日陰(か、明るい日陰)の涼しいところで管理して避けるといいが、涼しくなると白い葉っぱも緑に戻るのでそのまま放置でいい。ちなみに扇風機を当てるだけでも効果がある。夏の暑さで枯れがちならば、用土を山野草の土にしてみる。土の通気性がよく高温障害が起きにくい。これで夏越しの確率は上がる。もしくは一般的な培養土に軽石・川砂・パーライトを1割か2割ほど混ぜるといいです。
花が咲かない
温度・日光不足・肥料不足を疑う。根詰まりすると逆に開花しやすい。そもそも「開花が鈍い品種」ってこともある(斑入り種や香りがメインの種は花ゼラニウムに比べると開花が鈍い)。また、株が弱っていると開花しないこともあるので、枯れ込んでいないのであれば気長に管理していく。室内で管理すると徒長しがちで花も鈍い。
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