4月のゼラニューム・ペラルゴニュームの栽培管理
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4月のゼラニューム・ペラルゴニュームの栽培管理
最低気温が10度を超えてゼラニウムが開花し始めます。ペラルゴニウムも生育して花をつけます。しかし、4月は寒冷地・中間地では霜が降ります。関東では5月のゴールデンウィークでもたまーに霜が降ります。本当にたまーになんですが霜が降りることがあって、霜に当たればゼラニム・ペラルゴニウムともに枯れます。だから4月も室内が無難です。天気予報をチェックして最低気温が10度以下になるようなら取り込むようにすればいいです。面倒な人は4月はまだ室内で管理しましょう。水やり
ゼラニウム・ペラルゴニウムは乾燥に強い植物で、水をやりすぎると過湿で根腐れしてしまうものですが、4月5月は生育期でしっかりと成長させたいので、土が乾いていたら水をやります。土が乾くまでは水をやらない。土を指で触ってみて濡れているようなら水はやらないでください。水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやる。受け皿の水は捨てる。放置していると根腐れします。腰水にしないこと。
水をやりすぎると根腐れの原因になりますが、水を控えすぎると生育不良で花が小さくなったり、開花量が少なくなります。
肥料
ゼラニウムもペラルゴニウムも開花する時期なので、肥料が必要です。液体肥料はリン窒素カリがバランスよく配合されているものがいいので、液体肥料をやるのが便利です。液体肥料なら10日から二週間に一回程度やります。緩効性固形肥料(化成肥料)なら一ヶ月に一回やります。窒素成分が多い肥料をやると葉っぱが茂るばかりになります。リンが多めに入っている液体肥料だと花付きがよくなります。肥料が過剰でも花付きが悪くなる。固形肥料と液体肥料は併用しないようにします。
液体肥料が調整ができて便利。ただし若干コストがかかる。
植え付け・植えかえ
開花しているときは植え替えはしないほうがいいです。ゼラニウムも開花しているときに植え替えると株がダメージを負ってしまいます。ただし、根詰まりをして早急に植え替えをしないとヤバイこともありますよね。そういうときは土を一切落とさないで一回り大きな鉢に植え替えをします。植え替えの時に剪定はしません。この時期に剪定すると花芽も落としてしまうからです。
ペラルゴニウム・ニオイゼラニウムは4月は植え替えをしません。ペラルゴニウム・ニオイゼラニウムの植え替えは3月か6月にします。
挿木
ゼラニウムは4月5月に挿し木をします。桜が咲く頃には挿し木ができます。寒いと発根まで時間がかかり、失敗しやすいので暖かくなってから。一番挿し木がつきやすいのは5月。無理に4月にしなくても。ペラルゴニウムは4月5月は挿し木をせず秋にするものですが、やって出来ないことはないです。
寒冷地ではまだ寒いです。寒冷地は5月以降に挿し木します。
管理場所・日当たり
室内で管理するにせよ、戸外で管理するにせよ日光にしっかりと当てるようにします。日光に当たっていないと開花しなかったり、開花が鈍くなります。もちろん生育も悪くなります。霜に当てない
ゼラニウムもペラルゴニウムも霜に当たると枯れます。ゼラニウムは0度〜5度以下になれば枯れます。4月は気温が上昇して霜も少なくなりますが、4月の下旬は関東でもまだ霜が降りるのは当然だし、非常に稀ですが関東でも5月の最初の週でも霜が降りることがあります。ゼラニウムは霜に当てないように軒下で管理すれば大丈夫ですが、これまで室内や温室で育てていたものは、軒下で霜に当たらないようにしていても寒さで弱ったり枯れてしまいます。
ゼラニウムは4月はまだ室内の日当たりが無難。理想としては昼は戸外の日当たり、夜は室内で管理する(すっごい面倒)。もしくはずっと戸外の日当たりで管理して、寒波が来るようなら夜は室内に取り込む。
ペラルゴニウムはゼラニウムより寒さに若干弱いので、霜が降りるような寒さなら戸外には出さない。
室内で管理する場合
4月はまだ室内で管理するのが無難です。室内の日当たりで暖房がかかっている部屋で、暖房が直接当たらない場所で管理します。暖房の風が当たると乾燥しすぎて葉っぱが落ちます。風が直接当たっていなければいいです。できれば過湿してください。
病気・害虫
アブラムシ気温の上昇とともにアブラムシの発生確率がグっと上がります。新芽の汁を吸って生育を阻害します。前もってオルトランを株元に撒いておくか、見つけ次第捕殺・薬殺します。室内で管理しているなら、発生はほぼしない。
その他病害虫
葉っぱを丸めるハマキムシ。フワフワのワタゲカイガラムシ。白い虫がチラチラするオンシツコナジラミ。などが発生します。見つけ次第捕殺し、薬剤を撒いておきます。
来月の栽培は?
先月の栽培についてはを参考に。
来月以降は以下のページを参考にしてください。
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