ミニバラ・グリーンアイスの育て方
TOP > バラ科 > 薔薇 > ミニバラ最終更新【】ミニバラ・グリーンアイス
科名 | バラ科 |
属名 | バラ属 |
学名 | Green ice |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
スポンサーリンク
グリーンアイスとは?
グリーンアイスはつる性のミニバラで非常に愛らしい人気品種です。バラ、特にミニバラというと病気と害虫の温床となるのですが、グリーンアイスは病害虫に比較的強く、花つきがよいのも人気の理由です。比較的強いだけで病気にかからないわけじゃないんですよ。ツボミが淡いピンク色。ツボミが開くと真っ白なポンポン咲き。時折花びらの縁にピンクが入っています。ピンクの模様が入るのは氷点下で育ったため。それが時間経過と共にグリーンへと変化します。こぼれるように大量に何輪も咲きます。花色も白いといってもオフホワイト気味とはいえ鮮やかな白。グリーンも鮮やかです。性質は四季咲き。
育て方は一般的なミニバラと同じです。
水やり
鉢植えなら、土が乾いていたら水をしっかりとやります。バラは水を好みますが、多湿を嫌います。土が濡れているようであれば水をやりません。ただ、開花している時期は水切れしやすいので、この時期は注意してください。グリーンアイスを鉢で育てているならば、鉢を毎日持ち上げてみて重さを覚えておいて、「軽いな」と思ったら水をやるようにします。春や夏は水が切れたのは、葉っぱがしなびてすぐにわかるのですが、冬は水が切れたのかどうか分かりにくいです。鉢の重さを覚えていると失敗が少なくなります。
庭植えにした場合は、ほぼ自然に降る雨だけで間に合いますが、乾燥する時期は水やりをしてください。
肥料
春に花が咲いて一休みする6月7月くらいに油粕と牛フンか、バラ用の固形肥料などをやります。また秋に花が咲き終わった10月11月くらいに同じように油粕と牛フンかバラ用固形肥料をやります。それとは別に生育期に二週間に一回程度液肥をやります。ミニバラは肥料を喰います。肥料が切れると花も咲きませんし成長もしません。夏にやった肥料にウジが湧くこともあります。見たくないときは、肥料を土に穴を作ってそこに入れて埋めておきます。その時にバラの根っこに当たらないようにします。根っこにあたると肥料焼けを起こしてバラが弱ります。
植え付け・植えかえ
落葉している12月〜2が植え替え・植え付けに適した時期です。土を落とさないなら真夏以外に植えることもできます。花と野菜の土か、バラの専用土で植え付けをします。植え付け・植え替えの詳細はミニバラの植え付け・鉢増のまとめのページを参考にしてください。
管理場所・日当たり
出来るだけ日当たりがいいほうがいいですが、半日陰の場所……極端な話ですが一日3時間程度しかあたらないような場所でも花は咲きます。ただし、日光が少ないと花は少なくなります。グリーンアイスは寒さにも強く、病害虫にも強いので戸外で管理します。室内だと徐々に弱って枯れていくので、できるだけ戸外で管理してください。
葉っぱがポロポロ落ちる
場所が変わり、急に日が当たるようになったり、その逆に日光が少なくなったりすると葉っぱが入れ替わろうと、変色してポロポロと落ちていきます。これは致し方の無いことなので、いつも通りの手入れを続けます。あせってちょくちょく場所を変える方がグリーンアイスにはストレスです。病気・害虫
グリーンアイスが病害虫に強いといっても、病気にもなりますし、虫もつきます。ウドンコ病は多湿になるとなりやすいです。アブラムシは新芽にくらいついて成長しなくなります。病気も害虫も、木酢液を撒いて予防出来ますが、一番いいのは「毎日チェックすること」です。とにかく毎日チェックして病気部分は切除、害虫はすぐに補殺します。
参考:バラの病害虫とその薬剤の一覧・まとめ
スポンサーリンク