ミニバラの植え付け・鉢増のまとめ
TOP > バラ科 > 薔薇 > ミニバラ最終更新【】スポンサーリンク
バラの植え付け・植え替えのまとめ
このページではミニバラの植え付け・鉢増についてまとめています。植えつけ・植え替え時期
すでに植え付けている鉢の植え替えや、大苗であれば12月から2月の休眠している落葉時期に植え付けます。新苗であれば4月下旬から6月の梅雨入り前まで。鉢苗であれば土を落とさず、根を崩さず植えるのであれば一年中植え付け・植え替えは可能。といっても、鉢苗も真夏は避けるべきです。
冬なのに休眠していない場合は?
ミニバラは基本的に休眠時期・落葉時期に植え替えをします。この時であればダメージが少なく、根をいじれるからです。ところが、暖冬の時は落葉しない…つまり休眠していない。そんなときは葉っぱを落として無理やりに休眠させてから植え替えをする。葉っぱを全部取って、一週間後に植え替えをしましょう。複数の株が植ってるなら別々に
ミニバラの鉢苗の多くは、購入時小さな鉢に2株から3株くらいまとめて詰め込まれた状態です。見栄えはその方が華やかなのですが、そのままでは水不足になりやすく、風通しが悪くなります。しばらくはそのまま栽培してもいいですが、是非、一株ごとに鉢を用意しましょう。一鉢に詰め込まれた状態ですと、土中で根と根が絡み合うほど混みあっています。購入時のギュウギュウ詰め状態のままで育てるのは無理です。用土
ミニバラは水はけの良い、弱酸性の土質を好みます。雨ざらしにしてれば勝手に土は弱酸性になりますので気にしないでください。ホームセンターなどで市販の土で植え付けします。バラ用の土も売っていますのでこれらで植え付けましょう。こちらの方が少量であれば自作するよりは安上がりです。自前で作るならば赤玉土7腐葉土(もしくは堆肥)3を利用します。
庭に植える場合は元の土に腐葉土もしくは堆肥を2割か3割ほど追加して用土とします。
●ミニバラは根が乾燥した後に灌水する…というのを繰り返すことで根が活動します。なので水はけが良い土に繰り返して水をやることで活動するので、水はけの良い土に植えるのがよい。
●水はけが悪くて根腐れすることもあるし、乾燥し過ぎでも枯れる。これは環境・品種・水やりの頻度・土の配合、と栽培している人によって変わってくるので、何度か育ててコツを掴んでいく。
●鉢植えで保水性を高めたい場合は赤玉土の半分を酸度調整済みピートモスにする。庭植えの場合もピートモスを1割ほど追加して保水性を高めることもできる。
●鉢植えで軽くしたい場合は赤玉土半分をバーミキュライトに変える。
●水はけが悪くて根腐れすることもあるし、乾燥し過ぎでも枯れる。これは環境・品種・水やりの頻度・土の配合、と栽培している人によって変わってくるので、何度か育ててコツを掴んでいく。
●鉢植えで保水性を高めたい場合は赤玉土の半分を酸度調整済みピートモスにする。庭植えの場合もピートモスを1割ほど追加して保水性を高めることもできる。
●鉢植えで軽くしたい場合は赤玉土半分をバーミキュライトに変える。
大苗の鉢への植え付け
新しい鉢の底の穴を網で塞ぎ、その上に軽石(鉢底石)を2cmから3cm置く。その上に用土を入れる。用土は山になるように入れ、その上にミニバラの苗の根を広げて置き、隙間に用土を入れていく。苗の接木の継ぎ目が土にちょっと隠れるくらいの高さに植える。隙間にしっかりと用土が入るようにワリバシなどで突く。鉢を揺らすと隙間ができるので隙間に用土を入れて詰めていく。最後に鉢底からしっかりと水が出てくるまでしっかりと水をやる。●軽石(鉢底石)の上に不織布を敷くとよい。
大苗の庭への植え付け手順
直径50cm、深さ50cmの穴を掘り、掘り出した土に堆肥を2割ほど加えてよく混ぜて用土とする。穴に3分の1ほど土を戻して肥料を入れてよく混ぜる。その上に用土を戻し、山なりにする。その山の頂点にミニバラの大苗の根を広げるように入れて、隙間に用土を入れていく。少し余った土で株の周囲に土手を作り、水鉢を作る。この水鉢に水をやり、水を貯める(水極め)。株の枝をつまんで揺らす。これで根と土を密着させる(根が広がりやすくなる)。水が引いたらもう一度水をやり、土手の土を株に寄せて完成。●肥料は油かす&骨粉なら1株につき500g。他の緩効性肥料なら説明書のとおりに。堀った穴に等分して施肥する。
●株の接木の継ぎ目が少しだけ土に隠れるように高さを調節して植える。
●グラグラするなら支柱を立てる。
●肥料焼けは濃い肥料に当たることで浸透圧の差で根から水が出て火傷状態になること。肥料に当たっても肥料の濃度が適切なら肥料やけは起きない。なので栽培家によっては穴の底に「肥料なし土」を入れ、根のところに「肥料を混ぜた土」を配置する人もいる。一般的には「肥料を混ぜた土」を底に入れ、根に当たらないようにする。
●肥料は地表から地下25cmあたりの根が吸収するため、肥料を穴の底に入れるより根に触れている方が効率がよいが、加減がむつかしい。そこで植え付けの土を「バラの専用土(肥料入り)」にすると肥料も効きつつ癌腫病の予防になる。
●株の接木の継ぎ目が少しだけ土に隠れるように高さを調節して植える。
●グラグラするなら支柱を立てる。
●肥料焼けは濃い肥料に当たることで浸透圧の差で根から水が出て火傷状態になること。肥料に当たっても肥料の濃度が適切なら肥料やけは起きない。なので栽培家によっては穴の底に「肥料なし土」を入れ、根のところに「肥料を混ぜた土」を配置する人もいる。一般的には「肥料を混ぜた土」を底に入れ、根に当たらないようにする。
●肥料は地表から地下25cmあたりの根が吸収するため、肥料を穴の底に入れるより根に触れている方が効率がよいが、加減がむつかしい。そこで植え付けの土を「バラの専用土(肥料入り)」にすると肥料も効きつつ癌腫病の予防になる。
鉢苗の鉢増
現在の鉢より一回りか二回り大きな鉢(1号か2号大きな鉢)を用意します。鉢底の穴を網で塞ぎます。その上に軽石を2cmほど敷き、その上に少し用土を入れます。苗を入れたときにウォータースペース(水を貯めるための余裕)がある高さになるように調節しつつ、隙間に用土を入れていきます。最後に水をしっかりとやって完成です。
●鉢増は土を落とさず、根を崩さないので苗にダメージがない。土を落とさないなら夏(7月8月)以外に植え替えができる。土を落として植え替えをするならば12月あら2月に行う。しかし、土を落とさないということは、癌腫病・コガネムシの幼虫のチェックが半端になる。
●癌腫病のチェックやコガネムシの幼虫の有無のためにも2年に一回は12月から2月に土を落として植え替えをした方がいいです。バラの植え替えって、半分くらいは病害虫のチェックのためにやってます。
●癌腫病のチェックやコガネムシの幼虫の有無のためにも2年に一回は12月から2月に土を落として植え替えをした方がいいです。バラの植え替えって、半分くらいは病害虫のチェックのためにやってます。
鉢苗の庭植え
庭土を深さ50cmほど掘り返し、掘り出した土に2割ほど堆肥を足してよく混ぜて用土とします。用土の3分の1を戻して、そこに緩効性肥料(油かす&骨粉500gなど)を入れてよく混ぜます。さらに土を戻します(肥料が根に当たらないようにするため)。苗の地表面が同じになるように高さを調節しつつ、用土を隙間に詰めていきます。水をやって凹んだら更に土を入れて行き、最後にしっかりと水をやって完成です。●土を崩さないでの植え付けなので夏以外ならいつでも可能。
スポンサーリンク