ミニバラの特徴・歴史のまとめ
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ミニバラの特徴・歴史のまとめ
このページはミニバラのページに記述されていたミニバラの特徴や歴史に関する雑学を分離したものです。最初にまとめ
歴史
矮小性のバラのことをミニバラと呼びます。ミニバラは1917年に発見された小型のバラのルーレッティ(チャイナローズの子孫と思われる)が発見されてから歴史が始まります。つまり意外と歴史は浅いです。このルーレッティを親にして交配が始まり、1930年代から品種改良が始まるのですが、種が出来にくい性質だったためにミニバラの改良は進みませんでした。それが1950年代から徐々に優秀な品種(シンデレラ・ベビーマスカレード・スカーレットジェム・スタリナなど)が生まれ、鉢植えとして花屋に並ぶようになります。
一方で小輪で多く咲くポリアンサローズは19世期から交配されていました。四季咲きで寒さに強く、育てやすいことから人気があったのですが、花が大きなフロリバンダにとって代わられて、衰退していきました。このポリアンサローズと上記のミニバラと交配が進み、さらにミニバラの改良が進みます。
そこにさらに、大きな花のフロリバンダとの交配が進みます。するとミニバラなのに花が大型化し庭植えにも適した品種群になっていきます。この大型化したミニバラの品種群を「パティオローズ(ミニフローラ)」と呼ぶようになります。
バラとの違い
ところで、バラとミニバラの育て方には違いがありません。育て方はバラを参考にしてください。バラの育てやすさについては品種の違いが大きいので、病気に強い品種を選んで育てると、初心者でも簡単に育てられます。目安としてドイツのADR賞があります。これは病害虫に強いバラの品種に贈られる賞なので、受賞した品種を植えるのがオススメです。
あえて普通サイズのバラとの違いを挙げるなら…
●ミニバラは鉢植えで育てることが多く、その意味で庭植えのバラより難易度が多少上がる(小さな鉢は水や肥料がすぐ切れる)。
●葉も花も根もミニチュアサイズなので、剪定などに手先の器用さが要求される。
●ミニバラはギフト用としてギュウギュウ詰めの植え方で出回ったり、そのせいなのかだいぶ劣化した状態でお店で売られていたりして、初手の難易度が若干高い。
●初めて入手したミニバラがすぐ枯れてしまったとしても、あまり気にしないことです。
●葉も花も根もミニチュアサイズなので、剪定などに手先の器用さが要求される。
●ミニバラはギフト用としてギュウギュウ詰めの植え方で出回ったり、そのせいなのかだいぶ劣化した状態でお店で売られていたりして、初手の難易度が若干高い。
●初めて入手したミニバラがすぐ枯れてしまったとしても、あまり気にしないことです。
ミニバラは育てにくい!
ミニバラは入門者用のバラ?⇒違います
普通サイズのバラは高価で背も大きく、世話が大変なのも知れ渡っていますから、初心者からするととても難しい上級者向けの花というイメージかもしれません。それに比べるとミニバラはまず大きさが小さいですし、ギフトとしてよく出回っていますし、お値段も割合と手頃です。置く場所のスペース確保にも困らなさそう、小さいからその分肥料も普通のバラより少ないだろうし簡単では……などと思うもの。でも、育てやすさからいうと普通のバラの強健種とされる品種(イングリッシュローズなど)の方が圧倒的にミニバラより育てやすいです。もちろん繊細な品種のバラもあるので一概には比べられませんが、ミニバラは小柄な分まるで盆栽を育てるがごとき難しさがあります。ミニバラは小柄な分、普通サイズのバラと比べて繊細で気難しいです。しかもトゲはしっかりあります。初めて「バラを育ててみたい」というなら普通サイズの強健種のバラを探すのをお勧めします。もしミニバラから先に入った場合は、ミニバラが枯れても「自分にはバラを育てるのは無理だった」とあきらめないで下さい。ミニバラは枯れやすいものです。最初から枯らさないで育てるのは至難の業です。
●ミニバラは四季咲きだが黒星病・害虫(ハダニ)が発生し、香がない。ただしミニバラは四季咲き傾向が強く、春から秋まで長期間開花する。
●ミニバラを育ててから、バラを育てたは人は口を揃えて「ミニバラは大変」と言う。
●ミニバラを育ててから、バラを育てたは人は口を揃えて「ミニバラは大変」と言う。
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