クラッスラ属の仲間(種・品種)
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クラッスラ属とは?
クラッスラ属とはベンケイソウ科の植物のグループで、育てやすい多肉植物のグループです。ベンケイソウ科には他にセダム属やカランコエ属があり、これらも園芸では重要なグループです。金のなる木
金のなる木(カネノナルキ・Crassula ovata)は南アフリカ原産で、葉っぱの形状が硬貨のようなので外国では「Money tree」「Dollar plant」とも呼ばれます。日本では枝に5円玉を通して、まるでお金がなるように仕立てていたことから縁起物としてよく流通していました。黄金花月
黄金花月(Crassula ovata ‘Ougon Kagetu’)は金のなる木(カネノナルキ・Crassula ovata)の斑入り品種。斑入り部分が多いと性質が弱く、特に夏の直射日光には葉焼けしやすいです。黄金花月には矮性種の黄金姫花月があり、こちらの方が仕立てやすくてよく流通しています。
姫花月
姫花月は金のなる木(Crassula ovata)の矮性種。小さくまとまりやすい。寒さにあたって紅葉しやすい。花月錦
花月錦は金のなる木(Crassula ovata)の葉っぱの縁に白や黄色やピンクの斑が入る品種。ゴーラム
ゴーラムは金のなる木(Crassula ovata)の成長点が異常を起こしたもので、奇妙な形状になっています。別名「宇宙の木」。ブルーバード
ブルーバードは金のなる木(Crassula ovata)の変種で青みがかかった葉で、秋になるとその縁が赤く紅葉する。花に香りがあるので「におい花月」とも呼ばれる。赤系クラッスラ
火祭り
火祭り(ヒマツリ・Crassula ‘Himaturi’)は秋になると真っ赤に紅葉する姿が綺麗。よく見かける紅葉系クラッスラです。カクレイ(赫麗)
カクレイ(赫麗・Crassula 'kakurei')は火祭り(ヒマツリ)と似ているが、赤さが深い。赤鬼城
赤鬼城(Crassula fusca)は寒さに当たると真っ赤に紅葉します。ヒマツリよりも葉が分厚く濃い印象があります。紅稚児
紅稚児(Crassula radicans)はアフリカ原産の小型の木立性。寒さに当たると真っ赤になります。タワー系クラッスラ
クラッスラ・パステル
クラッスラ・パステル(Crassula ‘Pastel’もしくはCrassula rupestris ‘Tom Thumb’)は南アフリカ原産で三角形の葉を積み上げて伸びていく(ように見える)、独特な造形の多肉植物。低温になると縁が赤く染まります。クラッスラ・ムスコーサ
クラッスラ・ムスコーサ(青鎖龍・Crassula muscosa)は三角形の葉が重なり、鎖のように見える種。別名が青鎖龍。小さな黄色い花を咲かせます。暑さと夏の直射日光にちょっと弱いので注意します。舞乙女
舞乙女(Crassura mernieriana)はアフリカ原産のタワー型のクラッスラ。その他のクラッスラ
神刀
神刀(Crassula falcata)は南アフリカ原産で寒さに若干弱いが、性質が強く育てやすい。紀の川
紀の川(Crsassula ‘Moon Glow‘)は春〜秋にかけて生育するクラッスラで三角形の葉っぱが重なって伸びているように見えます。稚児姿と神刀の交配種とされています。クラッスラ・ムルチカバ
磯部の松(鳴門・鳴戸・Crassula multicava)は南アフリカ・マダガスカルに自生し、鳴門・鳴戸という名前でも流通していることがあります。クラッスラ・ルペストリス
ルペストリス(博星や白星・Crassura rupestris)は南アフリカ・アラビア半島原産。紅葉はしない。クラッスラ・レモータ
クラッスラ・レモータ(Crassula remota)は南アフリカ原産で、葉に小さな白い毛の生え、見た目が癒される。紅葉の途中で一時期黄色くなることから「レモン」の名前がついているらしいが、綴は正しいのか?クラッスラ・ペルシダ
クラッスラ・ペルシダ(Crassula pellucida)は南アフリカに自生する植物で、草丈が低くグランドカバーにも使われます。このペルシダの亜種がマルギナリスで、このマルギナリスの斑入り品種がリトルミッシーです。最後に…
ここにあげたクラッスラ属はごく一部で実際は非常に多くの種・品種があります。クラッスラの育て方はクラッスラを参考にしてください。同じベンケイソウ科のセダム属、カランコエ属もまとめてあるので参考にしてください。
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