クラッスラ・クーペリーの育て方

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クラッスラ・クーペリー
クラッスラ・クーペリー
科名ベンケイソウ科
属名クラッスラ属
学名Crassula exilis subsp. cooperi
別名乙姫・あかり
水やり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
画像の投稿
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開花
植え
肥料
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クラッスラクーペリー(乙姫・あかり)とは?

クラッスラ・クーペリーはベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物で、「乙姫(オトヒメ)」や「あかり」という名前で流通していることがあります。日光を好み、日光不足になると徒長して非常に不恰好になるので、日光にしっかりと当てるようにします。

開花時期は春から秋。この時期にずっと咲いているのではなく、不定期にこの時期に咲きます。花も綺麗ですが、基本は観葉植物です。育て方は多肉植物同じで、水を控えて、日には出来るだけ当てるが、夏の直射は避ける、冬は室内の日当たりで水を控え気味…というもの。

クラッスラクーペリー(乙姫・あかり)の水やり

クラッスラクーペリー(乙姫・あかり)は一般的な多肉植物同様に、水をやり過ぎないようにします。水をやるときは、葉っぱにかけずに、土に注ぎます。口の細長いジョウロがあると便利です。水は必ず土から染み出すくらいにしっかりとやります。受け皿に水が溜まっていたら水は捨ててください。

クラッスラクーペリー(乙姫・あかり)は水やりが多いと徒長しますので水やり頻度の見直しの目安としてください。

夏の水やり

夏は高温で少し弱りますので、梅雨以降から9月上旬までは水やりを控えます。葉っぱにシワが寄ってから水をやる程度に控えてください。春から秋まで開花するとしていますが、夏は高温で弱って開花は止まりますので、知っておくと水やり頻度の調節に役立ちます。

冬の水やり

冬は寒さで生育が鈍くなっているので水を控えます。土が乾いてから数日たって水をやる程度。冬は室内で管理するので、暖房のせいで乾燥気味になります。暖房の風が直接当たらない場所を選んで置いてください。

肥料

肥料は無くても良いです。多いと根腐れしやすくなり、枯れることもありますし、徒長して不恰好になる原因にもなります。真夏を除いた春から秋の生育期に薄い液肥を二週間に一回程度やってください。

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植え替え

時期・頻度

春(4月〜5月)に毎年か、二年に一回植え替えをすることになります。植え替えのときに株分けも可能です。鉢底から根が出ていたら根詰まりしています。根詰まりすると水切れしやすくなり、株が老化しやすくなります。

用土

用土は多肉植物の土かサボテンの土を利用します。鉢の底から根が出ていたら植え替えをします。古い土には虫や病気が残っていますので新しい土で植えてください。
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植え替えの手順

鉢から株を取り出し、古い土を払い、傷んだ古い根っこは黒く変色していますので、ハサミで切って捨ててください。

ひとまわり大きな鉢か同じ大きさの鉢を用意し、鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、鉢底石(軽石)を3cm〜4cmほど入れて、用土を入れて、株を入れます。必ず新しい土で植え替えてください。そのまま水をやらずに2週間ほど日陰で養生してから、水やりを再開し、日当たりに戻します。

植え替えのときに株分けして増やせます。適当に割って、別々の鉢に植え替えてください。

挿木

挿し木でも株分けでも増えます。春(4月〜5月)に5cmくらいに枝を切って、上記の植え付け用の土に挿して、水をやらずに管理していると2週間くらいで発根するので、発根したら鉢に植え替えます。

管理場所・日当たり

日光が不足すると間延びして、茎がポキポキと折れやすくなります。日光が必要ですが、少々の半日陰くらいなら、枯れることはありません。ただし間延びします。

夏越し

夏の暑さには耐性がありますが、多湿に弱く、水をやりすぎると腐ってしまいます。雨ざらしの場所もNG。夏も軒下か日光の当たる室内で管理します。

越冬

耐寒温度は5度。霜にあたれば枯れてしまいます。霜が降りる地域でも軒下なら越冬することもありますが、室内での管理が無難です。冬はできるだけ室内の日当たりで管理します。

特徴・由来・伝承

南アフリカ原産。ベンケイソウ科クラッスラ属。多肉植物。葉っぱに赤黒い斑点があり、白い花を咲かせます。草丈が低く、横へと広がる。セダムの仲間といえば、仲間ですが、ベンケイソウ科ではあっても別属なので、ちょっと遠いかな。

クラッスラ属は以下のページにまとめていますので参考にしてください。
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