モンステラ・アダンソニーの育て方
TOP > サトイモ科 > モンステラ最終更新【】モンステラ・アダンソニー
科名 | サトイモ科 |
属名 | ホウライショウ属 |
学名 | Monstera adansonii |
水やり | 水控え目 |
場所 | 室内 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 |
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モンステラアダンソニーの特徴は?
モンステラ・アダンソニーはサトイモ科モンステラ属(ホウライショウ属)のツル性多年草。モンステラの小型版。細かいことを言えば「ヒメモンステラ(モンステラ・ミニマ)」とは別種だけど、「ヒメモンステラ」として流通している事が多い。葉っぱが深く入り、株が幼いときから葉っぱに切れ込みがはいっている。一般的な「モンステラ」である「モンステラ・デリシオサ」より葉っぱが小さいが、それは並べて比較しないと分からない。モンステラの品種はかなり曖昧であやしいので、なんとも言えない。どうも個体差もかなりあり、品種の同定は専門家であっても難しく、ほぼ不可能だと思われます。
なんてややこしいことを書きましたが育て方は、モンステラ・ヒメモンステラとして流通しているものと同じなので気にしないでいいです。
花言葉嬉しい便り、壮大な計画、深い関係
水やり
春〜秋は土が乾いていたら水をやります。土が乾くまでは水やりをせず、水やりをするときは鉢底から水が出てくるくらいにしっかりとやります。冬は寒さで活動が止まっていて、水を吸い上げなくなっているので、水やりは土が乾いてから数日経って水をやるようにします。
生育が良い時期に水やりをすると葉っぱの先から水が滴り落ちてきます。これは余分は水分を排出しているだけで、病気ではないんですが、床が濡れることがあるので、カーペット・畳といったシミになる場所には置かないようにしましょう。
肥料
生育時にあたる5月〜10月に1ヶ月に一回少量の化成肥料をやるか、2週間に一回液体肥料をやります。肥料があると生育がよくなり、大きくなりすぎるかもしれないので、邪魔なら控えて調節しましょう。植え替え
時期・頻度
生育する時期の初期の5月〜7月に植え替えをします。根詰まりする前に植え替えをしましょう。鉢の底の穴から根が出ていたら根詰まりしていると考えてください。大体2年か3年に一回植え替えをするといいです。鉢に対して地上部が大きくなり、ひっくり返ることがありますので、その前に植え替えを。
用土
一般的な培養土ではなく、観葉植物用の土で植えましょう。一般的な培養土には腐葉土が含まれており、その特有の匂いが室内で気になります。観葉植物の土は、匂いが少なく室内での管理に適しています。自作する場合は、赤玉土と調整済みピートモス、そしてパーライトを混ぜた土を使用します。できれば、ここに少量のゼオライトを入れておくといいです。
鉢植え
鉢から出して、土を3分の1ほど落とし、古い傷んで変色した根を切って整理します。汁に触れないように手袋をして作業しましょう。新しい鉢の底の水が抜ける穴をネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm〜4cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。
植え替え後は養生
植え替え後に水をやらず、そのまま2週間は日陰で管理して養生させます。2週間後に普段の管理場所に戻して、水をやります。植え替えの様子の詳細はユーザーさんによるモンステラ植え替えと挿し木の画像のページを参考にしてください。
置き場所・日当たり
日光を好むのですが、ジャングルの中の中で育つ植物で、強い直射日光には葉焼けします。年間を通して、窓辺でレースのカーテンで遮光した光を当てて育てます。夏の直射日光は遮光しても葉焼けするので、夏は日光の当たらない明るい室内で管理しましょう。日光が不足すると徒長して間延びするので、日光不足を感じたら戸外の日陰に出すなどして生育させましょう。
風があると調子がいいですので、できれば風が通る場所が好ましいです。
越冬
寒さには弱く、耐寒温度は10度。水やりを控えることで5度まで耐えます。冬は必ず家内に取り込んで暖房のかかった室内の日当たりで管理します。また、暖房の風が当たると乾燥で枯れるので、冷暖房の風には当てないようにします。剪定
成長して邪魔になったツルは適当なところで切ってしまってもかまいません。できれば節を残して切ると、その節から新しい芽が出てきます。切ると樹液が出て、この樹液に触れるとカブれることもあるので、ビニール手袋をして作業するといいです。病気・害虫
害虫として、カイガラムシ、ハダニ、アブラムシなどがしばしば発生します。これらの害虫が発生すると、その排泄物によって黒いカビであるスス病が発生することがあります。そのため、害虫が発生した場合は早めに駆除することが重要です。最後に…
モンステラといえば「切れ込み・穴」です。モンステラの独特な雰囲気はこの不思議な形状にあります。切れ込みがなぜあるのか?なんてこともまとめているので、モンステラの葉っぱ(ドリル・切れ込み・穴)についてのまとめを参考にしてください。モンステラ・アダンソニーは冬の寒さと水やりさえ気をつけると室内のグリーンインテリアとして育てやすい人気の観葉植物です。他にも育てやすい観葉植物の候補はありますので、室内で育てやすい観葉植物を参考にどうぞ。
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