7月のブルーベリー栽培…収穫&梅雨明け後は乾燥に注意
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7月のブルーベリー栽培のコツ
7月になるとハイブッシュ系の収穫の本番。ラピッドアイ系も徐々に収穫できるようになる時期です。鳥が狙っているので、まだ設置していないなら必ず防鳥ネットを張っておきましょう。梅雨明け後は高温になり乾燥しやすくなります。水切れすると果実が落ちたり、株が弱るので水切れに注意しましょう。収穫
時期について
4月に開花したものが5月6月に順調に膨らみ、それが7月に入ると熟して、あの深い紫色に変化していきます。ハイブッシュ系のブルーベリーは7月に入ると収穫できるようになります。ラピッドアイ系も7月の下旬から収穫できるようになります。ラピッドアイは8月が収穫の本番ですから、無理に収穫しません。ブルーベリーは熟すと簡単に果実がポロっと取れるようになります。だから、そこまで熟すまで待ちましょう。ですが、収穫が遅いと、果実が落ちたり、果実が裂果(皮が避けること)が起きます。
毎日、水やりをしつつ、果実の様子を見て判断しましょう。
収穫の注意点
果実の果柄が濃い紫に熟したものから収穫します。ブルーベリーは房が一度に熟すのではなく、熟す度合いに差がありますので、熟したものだけを収穫します。果実はヒネって収穫すると、イラストのように皮がめくれて、そこからカビやすいので、すぐに食べずに冷蔵庫で保管する予定ならば、ひねらないように気をつけてください。ちなみに冷凍すれば10ヶ月持ちますので、食べきれないなら冷凍保存してその都度食べましょう。無理にジャムにすることはありませんよ。
水やり
ブルーベリーは根が浅く、庭植えにしていても乾燥しやすいですので、定期的に水をしっかりとやってください。ところで7月はまだ前半は梅雨ですから、梅雨の時期は水を控えますが、梅雨が明けたら今度は乾燥に気をつけます。急激に水切れしやすくなるので、このギャップに気をつけましょう。鉢植えの水やり
鉢植えの場合、梅雨明け後は朝と夕方の二回、しっかりと水をやります。真昼に水をやると水が沸騰して根を傷めますので、真昼は水をやらないようにします。どれだけ水をやっても水切れする場合は、半日陰に移動するか、鉢の部分に直射日光が当たらないようにカバーをしてやります。水をやるときは鉢底から水が流れるほどにシッカリとやってください。
庭植えの水やり
庭植えの場合は、水切れしないように定期的に朝か夕方に水をやってください。肥料
葉っぱの色合いが悪いならば、液体肥料をやります。植え付け・植えかえ
幼苗(1年か2年)で根詰まりしているようなら、土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替え(鉢増し)をしてもいいです。管理場所・日当たり
できるだけ日当たりで管理しますが、ブルーベリーは乾燥に弱いので、水切れするようであれば、半日陰に移動させるか、鉢や株元に直射日光が当たらないようにします。株元にマルチングを
株元に直射日光が当たらないようにするために、ワラや腐葉土を敷きます。これをマルチングと言います。マルチングで根の温度が上がらないようにし、蒸発を防ぎます。雑草を生やすと、病気や害虫が移るので、ついでに周囲の雑草は刈りましょう。株元に日光が当たっていないならば、マルチングは不要です。
防鳥ネット!
ムクドリなどなどがブルーベリーを食べます。収穫までムクドリは見ていて、さぁ、収穫するぞって直前にムクドリが食べます。必ず、防鳥ネットをしないと食べられます。間違いないです。ブルーベリー栽培はムクドリとの戦いです。防鳥ネットはブルーベリーを育てているならば、毎年必要です。来月以降は?
先月の栽培についてはを参考に。
来月以降については
を参考にしてください。
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