11月のクレマチスの栽培・管理…落葉・新枝咲は刈り込む
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11月のクレマチスの栽培・管理
11月になって涼しくなり、常緑種以外の普通のクレマチスは葉っぱが落ちてしまいます。旧枝咲きクレマチス(早咲きタイプ)と新旧枝咲きクレマチス(中間タイプ)は昨年に生育した枝に花が咲くものですから、秋以降には剪定をすると、花芽まで落としてしまうことになり、来年、開花しなくなります。花が咲いている場合は花首で落とす程度にして、切り戻し(剪定)は一切しません。一方で新枝咲き(遅咲き)は冬の間に半分ほどに切り戻すか、バッサリと根元まで剪定してしまいます。
水やり
庭植えの水やり
自然に降る雨だけで十分です。鉢植えの水やり
土が乾いていたら水をやるようにします。水やりは午前中にやります。午後に水をやると朝方まで土の中の水が残って、それが凍って霜柱になり、クレマチスの根を傷めます。クレマチスはそのくらいじゃ枯れませんが、避けた方がいいです。
クレマチスは宿根草で、地上部が枯れ込んでいても根は生きています。冬は全然、変化がありませんが、乾燥していたら水をやってください。地上部が枯れ込んでいるので忘れがちになります。特に遅咲きクレマチス(新枝咲き)は地上部を刈り込んでしまうと、地上部が何もなくなってしまって、「どうして水をやってるんだろう?」って思いがちになります。
肥料
薄い液体肥料を二週間に一回やります。鉢植えでも庭植えでも同じです。冬に肥料成分が残って根を傷めることがあるので、緩効性固形肥料は置き肥はしません。植え付け・植えかえ
根詰まりした鉢を一回り大きな鉢に植え替えたり、鉢植えを庭植えにしたりします。根詰まりした鉢をそのまま来年に持ち越すと春の生育期にマズイので、休眠している今のうちに植え替えをします。鉢植え・庭植えの詳細は以下のリンクを見てください。管理場所・日当たり
寒さには強いです。なので戸外の日当たりで管理します。色々と資料によって数字が違うんですがマイナス15度とかマイナス8度とかあります。ただし品種によって違います。また常緑クレマチスはマイナス5度が耐寒温度でそれ以下になると、枯れてしまいますので常緑クレマチスを育てていてマイナス5度以下になる地域は、室内の暖房の効いていない「涼しいところ」に移動します。できれば日当たりで管理します。
剪定
新枝咲き(遅咲き)の剪定
新枝咲き(遅咲き)は春以降に出た枝に開花しますので、古い枝を残していても開花はしません。なので半分ほどに刈り込んでしまうか、根元の二節を残してバッサリと刈り込んでしまうか、します。詳細は以下のページを参考にしてください。
旧枝咲き(早咲きタイプ)と新旧両枝咲きの剪定
旧枝咲き(早咲き)と新旧枝咲き(中間タイプ)の二種は古い枝に花芽が付いていますので、これ以降、剪定すると花芽を落とすことになります。そこで、これ以降は花を咲かせたいならば、剪定はしません。ただし、クレマチスは繁殖力の強い植物ですから、伸ばし放題にしていると収拾がつかなくなります。なので邪魔な枝は剪定して落としてしまっても構いません。
剪定の詳細は以下のページを参考にしてください。
来月の管理は?
先月の管理はを参考にしてください。
来月以降は
を参考にしてください。
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