8月のクレマチスの栽培・管理…高温対策でマルチング
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8月のクレマチスの栽培・管理
気温が上昇します。30度以上になるとクレマチスには辛い環境になります。常緑クレマチスは暑さで落葉することがあります。一方で新枝咲き(遅咲きタイプ)は育って、水を吸い上げて水やりが追いつかないかもしれません。水やり
鉢植えの水やり
水やりは朝します。昼に水をやると、水が高温になって根が傷んでしまいます。午前中の涼しい時間に水をやってください。鉢の底から水がしみ出すくらいにしっかりと水をやります。高温で蒸発しますし、日光が当たって生育していると水の吸い上げが早く、朝一回の水やりでは不足しますので、その場合は夕方にも水をやります。受け皿の水も溜まっているようなら捨ててください。
水が不足すると下から黄色くなって枯れ込んできます。
庭植えの水やり
高温で水が蒸発しますし、生育して水を吸い上げて、庭植えでも水切れになります。水切れしないように朝か夕方の筋しいときに水を毎日やってください。庭植えでも昼に水をやると水が沸騰して根を傷めるので避けましょう。肥料
夏の暑さで株が弱っているので、肥料を控えます。そうはいっても、生育しているのであれば二週間に一回、液体肥料をやります。グッタリしていて生育が止まっているなら肥料はやりません。植え付け・植えかえ
あまりに暑いので植え替えはやらない方がいいです。でも、根詰まりしていて、水切れしてしまうようならば、植え替えします。庭植えもできないわけじゃないですが、高温が苦手なので8月は半日陰で管理しておいて9月以降に植え付けをします。植え替え方法は以下のリンクから。管理場所・日当たり
日光を好むので、日当たりで管理します。ただ、あまりに日光が当たって水切れになるようならば、半日陰に移動します。半日陰ってのは午前中だけ日が当たる場所か、木漏れ日の当たるような場所のことです。クレマチスは株元・土の温度が上がると株が弱ります。これは日の当たる場所に鉢を置いているからなんで、移動できるんであれば半日陰に移動させた方がいいです。
高温対策…二重鉢
クレマチスは高温になると株が弱ります。そこで、株元の温度が上がらないように二重鉢にします。二重鉢は大きな鉢に入れて、断熱する方法です。ただ、クレマチスの鉢はおそらくすでに10号鉢でこれを二重鉢にするのはちょっと無理です。これはせいぜい8号鉢に植えている場合だけです。高温対策…鉢だけでも日陰に
鉢なら半日陰に移動させるといいんですが、ネットに誘引している場合は移動が不可能です。それなら鉢の部分だけでもいいので、遮光ネットやヨシズで遮光すると、高温・乾燥対策になります。そもそも鉢の側面に日光が当たっていることがよくないんですよね。
高温対策…株元だけでも遮光
庭植えの場合は株元に日光が当たらなければいいので、株元に遮光ネットやヨシズなどの日除けがあればいいです。高温対策・乾燥対策…マルチング
株元に腐葉土やワラやバークなどを株元に1センチか2センチの厚さで敷き詰めて、土の温度が上がらないようにする方法です。乾燥も防ぐので一石二鳥です。剪定
早めに剪定しておきます。8月中旬以降に剪定をすると、遅すぎて盛り返せずに9月以降にもう一回開花しなくなるかもしれません。剪定は早めに終わらせておきましょう。
病害虫
8月はクレマチスが弱る季節です。病害虫が発生しやすいので、よく観察して見つけ次第対処します。詳細は以下のページを参考に。一度ざっと見ておくと良いです。来月の管理は?
先月の管理はを参考にしてください。
来月以降は
を参考にしてください。
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