胡蝶蘭の葉っぱが腐ったり、病気になった時の対処法

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胡蝶蘭の葉っぱが腐ったり、病気になった時の対処法

ここでは胡蝶蘭の葉っぱが病気になる原因や症状や、対処法をまとめています。

病気になるのはなぜか?

冬の寒さで株が弱ると、ちょっとした傷口から雑菌(もしくはウィルス)が入り、葉っぱが腐ってしまいます。また、夏は高温多湿が過ぎて…胡蝶蘭は35度を超えると株が弱り、蕾が落ちます…葉っぱが腐ったり、直射日光で葉焼けしてそこから病気になったり、梅雨の雨に当たったり、ナメクジなどの虫に傷つけられて、そこから病気になったりと、まぁ、葉っぱが痛んだり腐ったりするのはよくあることです。

やはり、健康に育っていると病気になりづらいです。予防には「防寒」や「環境づくり」が大事です。
●ただし、ウィルスは感染したらアウト。健康でもダメ。

対処法

早めに対処する!

葉っぱが腐っていたり、斑点が出ていたりしていたら、その病気部分を切除しないと被害は大きくなるばかりです。早めに対処するようにします。切るのがもったいない 可哀想!なんて思っていたら、もっと酷いことになります。株全体が枯死するかもしれません。早めの対処をしましょう。

手順は?

手順は?
葉っぱの病気部分を大きめに切除します。ギリギリではなく、大きめです。病気部分に近いと、せっかく切除しても菌が残っていて、再発するからです。

傷口は消毒薬で消毒するか、瞬間接着剤で塞ぎます。もしくはその両方。
瞬間接着剤が便利です。

ちなみに葉っぱが割れた時の対処法は以下のページを参考にしてください。

管理を見直す

夏や冬の胡蝶蘭にとって厳しい環境で弱って病気になったのであれば、これはある程度はしょうがないのですが、そうではないなら、水やりの頻度や湿度や温度、鉢、置き場所などを見直さないと似たような症状が発生してしまいます。

通常の管理については以下のページを参考にしてください。
冬の寒さ対策については以下のページを参考にしてください。

胡蝶蘭の病気と対処法について簡単に

軟腐病

軟腐病は高温多湿の環境で傷口から入って腐敗する病気。進行が早い。大きめに切って殺菌する。細菌性と真菌性があり、細菌性だと臭い。細菌性の場合は殺菌にストレプトマイシン系の薬を使います。真菌性の場合は殺菌にエムダイファーやビスダイセンを使用します。早めに対処しないと非常にまずいことになる。できれば傷口を瞬間接着剤で塞ぎます。
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炭そ病

炭そ病は黒や茶色の斑点が出る病気。原因はカビ。株が弱っていると発生しやすい。斑点部分を大き目に切って殺菌する。ジマンダイセン水和剤やダコニールなどで殺菌してください。できれば傷口を瞬間接着剤で塞ぎます。
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ナメクジ

新芽が出る5月6月あたりに、その柔らかくて美味しい新芽をナメクジが食べてしまいます。朝起きて見て、葉っぱに穴が空いていたらナメクジだと考えてください。ナメクジは誘引剤を撒いて、おびき寄せて殺します。ナメクジ駆除剤があるので、それで駆除します。ナメクジはどこにでも出るので、5月から9月は前もって駆除剤を撒いておくといいです。穴が開けられたら、食べられた部分を大きめに切って瞬間接着剤で傷口を塞ぎます。
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ウィルス病

ウィルス病には症状が多種あるので、ネットで画像検索して見比べてください。ウィルス病は薬剤によって治療は不可能で、病気部分を切除しても、内部に残っているため、一度感染したらアウトです。廃棄します。病気になった株の葉っぱを切ったハサミで他の株の葉っぱを切ると一発で感染します。そうでなくてもアブラムシなどの汁を吸う虫が株から株に移れば感染しますから、即処分しないと被害が広がります。

大事なのは、作業をするときはハサミやナイフを消毒することによる予防ですが、虫によっても感染しますから、完全に防ぐことは不可能です

葉焼け

葉焼けは直射日光で葉っぱの細胞が死んだり、葉緑素が抜ける症状のことです。本来は放置していても問題ありません。ですが、葉焼けがひどくて傷になっている場合は、その傷口から雑菌が入って病気になるので、傷を大きめに切除して瞬間接着剤で傷口を塞ぎます。

カイガラムシ

葉っぱの裏に白い粉状のものが付着する。コナカイガラムシという害虫で、葉っぱの汁を吸っている。最悪、胡蝶蘭が枯れる。薬剤を散布するか、少量ならば、ティッシュでこすって落とす。自力では動けないので落とすと死ぬ。

その他

他にはハダニ・オンシツコナジラミ・ダンゴムシなども発生しますが、これらは対処法が違うので、ここでは割愛します。

症状別

葉っぱが黄色くなり、下葉が枯れ落ちる
原因はフザリューム菌(カビ菌)による立ち枯れ病。葉っぱの根元などに水が溜まって、水が腐って発生している。風通しの良いところに移動させて、タチガレン・リドミルなどの薬剤を散布する。

斑点が出た
斑点が出た場合、実際にはどれが原因か…どの菌が原因なのか、よく分かりません。斑点部分を切除して、多くの細菌に効果があるエムダイファーを利用するといいです。できれば傷口を瞬間接着剤で塞ぎます。

白い粉が葉っぱの裏に出た
原因はコナカイガラムシ。ティッシュなどで優しく取り除いてやる。

葉っぱにツヤがなく、かすり状になる
ハダニが発生している可能性が高い。ハダニは植物の汁を吸い、枯らせることもある小さな虫。乾燥すると発生しやすいので、霧吹きで水をやると予防できる。薬剤を散布して駆除する。

花に斑点が出てカビが生える
灰色カビ病。低温多湿の状況でボトリチス菌(カビ)が発生したため。高温にするか、除湿して湿度を下げる(といっても90%以下で発生しなくなる)。発生した花は回復しない。

ツボミがしぼむ
湿度不足かアブラムシによる被害。アブラムシは「目視」できるので、いないなら湿度不足。特に冷暖房をかける時期は室内が乾燥して、ツボミが湿度不足からそのままカラカラになってしぼんでしまうことが多い。霧吹きをかけて水分補給する。
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