3月のビオラパンジーの手入れと管理
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3月のビオラ・パンジーの管理・手入れ
3月も半ばになると気温が上昇してきて、春が近づきます。3月になってもビオラ・パンジーは植え付けることが出来ますが、4月も下旬になると暑さで間延びしてきます。3月に新たに植えるのは損です(寒冷地以外では特に)。3月はこれまでの作業の成果を楽しむ時期です。新たに植えるのであれば、他の植物を植えることを考えましょう。水やり
土が乾いていたら水をやるようにします。土を触って見て、濡れているようならば水はやりません。土が凍るほどの寒さが来るならば、水やりは午前中にして、午後から水をやらないようにします。午後に水をやると、水が夜の間に凍って根を傷めるからです。土が凍るほどの寒さではないならば、いつ水をやっても問題はありません。受け皿に水が溜まっていたら水を捨てます。
気温が上がり、活発になるので水を吸い上げる力が上がる。水切れしないようにしましょう。庭植えの場合でも自然の雨だけでは水が不足します。
蒸れに注意
3月の下旬になると、今度は気温が上がってきてビオラ・パンジーにとっては蒸れやすい時期になります。蒸れるようならば水を控えるか、切り戻し・摘芯をして風通しをよくすることで蒸れを予防します。また、水やりのときに葉っぱや花に水をかけず、土に注ぐようにするといいです。
切り戻し・摘芯は蒸れ予防だけでなく、脇芽が増えて花が増える効果があるのでやりましょう。
肥料
気温が上がって来ると、寒さで縮み上がっていたビオラ・パンジーの花が咲きます。よって肥料が必要になります。液体肥料は二週間に一回か、一週間に一回か、様子を見てやってください。もしくは1ヶ月に一回化成肥料をやってください。肥料が少ないと花が止まります。植え付け・植えかえ
植え替え・植え付けも可能ですが、もう一般的にはしません。新たに植えるのであれば、アリッサム・ノースポール・アゲラタム・クモマグサ・バコパ・キンセンカ・ラナンキュラス・デモルフォセカ・ガーベラなどの3月に植えて春から夏に開花するものを候補に入れて再検討してはどうかと思います。ビオラ・パンジーを植える場合は以下のページを参考にしてください。
管理場所・日当たり
日光を好みます。日が不足すると花が咲きません。寒さと暑さと
3月は2月までの寒さと春の暑さの合間にあって、地域や日によってはビオラ・パンジーにとって暑すぎる日もあります。寒冷地ではまだまだ寒いですが、中間地・暖地では間延びして蒸れるほどの暑い日もあるので注意します。寒風に注意
寒風が抜けるような場所には置かないようにします。寒風は乾燥していて、なおかつ寒いので、ビオラ・パンジーが縮みあがります。それで枯れることは無いですが生育が止まるので、移動できるのであれば、風が抜けない、日の当たる場所で管理しましょう。暑さで間延びする
3月の下旬になると気温が上昇して、間延びしたり、蒸れやすくなります。そういう場合は切り戻して蒸れを予防します。ビオラ・パンジーの中には寒さに強い品種があって、それらは2月でもガンガン咲いてくれる代わりに、3月下旬になると他の品種よりも早く間延びしてしまいます。3月でそれだから4月には弱ってきます。そういうのは切り戻しなどの手入れをするよりも、次のガーデニング材に切り替えていく方がいいです。
切り戻し
切り戻しをすることで4月以降の花数が増えますし、蒸れも予防できます。必ずやっておきましょう。3月以降の切り戻しは、蒸れ予防が主な目的になります。切り戻しについては以下のページを参考にしてください。次の植物を考える
ビオラ・パンジーは4月いっぱいでおしまい。もちろん、丁寧に育てれば7月まで咲くのですが、それはビオラ・パンジーにとって厳しい環境下で細々と咲くだけの話です。春から夏は様々なガーデニング材が出回る季節です。ビオラ・パンジーにこだわって、細々と咲く花に固執せずに、素直に春夏の満開の花を楽しむのがオススメ。今のうちからホームセンターに通って妄想するのは楽しいですよ。ただ、実際に買うのは4月下旬〜5月にしておきましょう。
春から夏に育てる植物の候補は以下のページにまとめてあるので、参考にしてください。
病気・害虫
気温が上がってきて、蒸れて雑菌が繁殖して、葉っぱが腐ったり、虫が活動をはじめて被害があります。蒸れは切り戻して予防し、殺菌剤を散布するとよりよいです。虫はオルトランを前もって散布しておくと、アブラムシなどの被害を予防できます。
来月以降の栽培は?
先月の栽培についてはを参考に。
来月以降は
を参考にしてください。
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