コピアポア・竜爪玉の育て方
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科名 | サボテン科 |
属名 | コピアポア属 |
学名 | Copiapoa coquimbana |
耐寒 | 5度 |
水やり | たまにやる程度 |
場所 | 冬は室内 夏は外 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 |
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コピアポア・竜爪玉の特徴は?
コピアポア・竜爪玉はサボテン科コピアポア属の種。南米チリに自生する、非常に成長が遅いサボテン。画像ではわかりにくいですが新刺は真っ黒でかっこいい。自生地の気温は日本に比べると、夏は涼しく、冬は暖かい。夏は亜熱帯並みに熱く、冬は亜寒帯並みの寒さの日本で長く栽培すること自体が非常に難儀。難しいというよりは、変化が少なく、かなり愛がないと継続しにくい。成長が遅いため、ネットオークションでは高値で取引されていて、栽培にはそれなりの覚悟が必要。
栽培自体は他のサボテンと同じく、夏は暑さで弱り、冬は寒さで生育が止まるので、夏は水やりを控え、冬は断水する。
他のサボテンで栽培の自信をつけてから購入しましょう。
水やり
鉢植えの土がカラカラに乾いてから水をやります。春と秋は鉢底から水が出るくらいにやります。年間を通して、受け皿に溜まった水は必ず捨ててください。夏はあまりの高温で調子を崩します。夜中の気温が25度以上になる夏は土の表面を濡らす程度の水やりにします。夏に調子を崩す理由は以下のページを参考に。
最高気温が15度以下になる冬は、生育が止まっているので土の表面を濡らす程度の水やりにするか、断水します。そもそも生育が遅い植物なので、断水するのが無難です。
肥料
春と秋の生育する時期に一ヶ月に一回くらいの頻度で液体肥料を水の代わりにやります。日当たりが良くて肥料があると色艶がよくなりますが、肥料が多いと調子を崩すことがあるので様子を見て頻度を調節しましょう。特に夏と冬に肥料成分が残っていると根を傷めるので、肥料成分が残りにくい液体肥料が無難です。
植え替え
時期
植え替えは生育時期にあたる5月〜9月に行います。真夏は調子を崩しているので避けましょう。できれば5月が一番適しています。植え替え自体は鉢にギチギチに育つまでしないでいいです。
用土
サボテン(多肉植物)の土で植えます。植え替えの手順は?
植え替えの10日前から水やりを止め、鉢から株を取り出して、古い土を3分の1程度除去し、ベンレートなどで消毒したハサミで傷んだ根を切り取ります。新しい鉢は現在より1号だけ大きな鉢に植え替えます。
新しい鉢の底に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を2cm〜3cm程度入れます。その上に新しい用土を入れ、株を植えます。隙間に用土を詰め込んでから、水をやらずに、そのまま日陰で1週間ほど養生させます。
1週間後、植物を日当たりの良い場所に戻し、水やりをして、通常の管理を再開します。
管理場所
春と秋は戸外の日当たりか、室内でも窓辺でしっかりと日光に当てます。7月以降、夜中の温度が25度を超えると調子を崩すので、日光には当てないようにし、風通しの良い木陰に移動させたり、室内でも涼しいところで管理します。寒冷紗やヨシズやカーテンで遮光してもいいです。
室内で管理する場合、冷房の風が直撃しないようにします。非常に乾燥していて、サボテンでも枯れます。直撃さえしなければいいです。
冬の管理場所
冬は5度以上を維持します。室内の暖かいところで管理し、できるだけ日光に当てます。暖房の風が当たらないようにします。暖房の風は非常に乾燥していて直撃すると枯れます。出窓の場合、寒波が来ると氷点下になることがあり、枯れることがあるので、できれば温室があり、そこで管理するといいです。病害虫
ハダニ・ネジラミ・カイガラムシなどが発生する。スポンサーリンク