フェロカクタス・赤城の育て方
TOP > サボテン科 最終更新【】フェロカクタス・赤城
科名 | サボテン科 |
属名 | フェロカクタス属 |
学名 | Ferocactus macrodiscus |
別名 | アカギ |
耐寒 | 5度 |
水やり | たまにやる程度 |
場所 | 冬は室内 夏は外 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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フェロカクタス・赤城の特徴は?
フェロカクタス・赤城はサボテン科フェロカクタス属の一種。滑らかな曲線の綾に分かれ、トゲが長く伸びる。新しく出たトゲは赤く。それが赤城の名前の由来、だと思われます。この赤いトゲが美しい。サボテンの中では頑健で育てやすい方で、栽培していると40cm〜50cmくらいになると言われますが、大株はあまり流通しておらず、単価はやたらと高い。
大株になると開花するが、なかなかそこまで大きくなりにくい。栽培の手順は他のサボテンと同じで、春と秋に生育し、夏は暑さで冬は寒さで生育が止まるので、水やりを控える必要があります。
ちなみに赤城より高さがひしゃげたフェロカクタス・天城という種もあります。
水やり
土がカラカラに乾いてから水をやります。春と秋は鉢底から水が出るくらいにやります。夏はあまりの高温で調子を崩します。正確には夜中に暑いために調子を崩します。夜中の気温が25度以上になる夏は土の表面を濡らす程度の水やりにします。もしくは断水します。
夏に調子を崩す理由は以下のページを参考に。
最高気温が15度以下になる冬は、土の表面を濡らす程度の水やりにするか、断水します。
肥料
春と秋は液体肥料を水の代わりにやります。日当たりが良くて肥料があると色艶がよくなりますが、肥料が多いと調子を崩すことがあるので様子を見て頻度を調節しましょう。植え替え
時期
生育時期にあたる5月〜9月に行います。真夏も避けましょう。用土
サボテン(多肉植物)の土で植えます。植え替えの手順
植え替えの10日前から水やりを止め、古い土を3分の1程度除去し、ベンレートなどで消毒したハサミで傷んだ根を切り取ります。植え替えの際は、鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を2cm〜3cm程度入れます。その上に新しい用土を入れ、株を植えます。隙間に用土を詰め込んでから、水をやらずに、そのまま日陰で1週間ほど養生させます。
1週間後、植物を日当たりの良い場所に戻し、水やりをして、通常の管理を再開します。
株分けも可能で、子株が出てきたら、日陰で数日かけて切り口を乾かしてから栽培用土に挿して、土の上に置いていると発根して新株になります。発根するまでは水をやらないで、発根してから少しずつ水やりをしていきましょう。
管理場所
春と秋は戸外の日当たりか、室内でも窓辺でしっかりと日光に当てます。日光に当てるとトゲが出て、肌ツヤも良くなります。夜中の温度が25度を超えると調子を崩すので、日光には当てないようにし、風通しの良い木陰に移動させたり、室内でも涼しいところで管理します。寒冷紗やヨシズやカーテンで遮光してもいいです。
室内で管理する場合、冷房の風が直撃しないようにします。非常に乾燥していて、サボテンでも枯れます。直撃さえしなければいいです。
冬の管理場所
冬は5度以上を維持します。室内の暖かいところで管理し、できるだけ日光に当てます。暖房の風が当たらないようにします。できれば温室があるといいです。病害虫
ハダニ・ネジラミ・カイガラムシなどが発生する。スポンサーリンク