ゴーヤの葉が黄色くなったり萎れる理由と対処法

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ゴーヤの葉が黄色くなったり萎れる理由と対処法

まとめ
ゴーヤの葉っぱが黄色いのはマグネシウム不足。苦土石灰をやるか、マグネシウム入りの肥料をやる。
●昼に葉が萎れ、夕方になると復活するのは、根が弱っているから。

ゴーヤの葉が黄色いのはマグネシウム不足

成長期に水が不足していないのに下葉から色が薄くなり黄色くなって落ちたり、実が曲がったら、原因はマグネシウム不足です。病気ではありません。

葉っぱの葉緑素を生成するためにはマグネシウムが必要で、これそ新芽に使うと下葉で不足し、結果下葉から黄色く変色してしまいます。液肥をやることである程度は防げますが、苦土石灰をやると回復します。苦土はマグネシウムのことです。

苦土石灰は1株あたり大さじ山盛り1杯程度。下部の周辺に適当に撒く。撒いた後に水をやること(じゃないと溶け出して吸収されない)。

もしくは1株あたり大さじ山盛り1杯を水800mlから1000mlに入れて溶かしてから水やりと一緒にやる(できれば二回に分けてやる)。この濃度以上にしてやってはいけない。
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●ゴーヤだけでなくウリ科植物はマグネシウム不足になりやすい。ゴーヤは中でもマグネシウム不足になりやすい。鉢・プランター・地植えのどれでも不足するので必ず追加する。
●苦土石灰は100円均一でも売ってるけど、あんまりお勧めしない。
●苦土石灰をやりすぎると土がアルカリ性になり、ゴーヤの生育に適さなくなる。ただ、苦土石灰のやりすぎでアルカリ性になって枯れた…って話は聞いたことがない。

昼に葉っぱがしおれる?

夏の昼間は葉っぱが萎れていることが多い。これは根が吸い上げる力に対して、気温が高く水分が蒸発してしまったから(枯れてはいないので夕方には復活する)。霧状が出るノズルで前もって葉っぱに水をかけてやることで予防ができる(萎れてからやっちゃダメ)が、根本的な問題は「根が弱っていること」にある。
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原因は根詰まり・密生・肥料過多・ネキリムシなどなどもあります。

根詰まり・密生

根詰まりは大きな鉢に植え替えるといいです。今年は無理なら来年は大きなもう少し大きな鉢にするといいです。もしくは庭植えにしましょう。

庭植えでも株間が近いと根が喧嘩して、水を吸い上げにくくなりますんで、株間を空けて植えるようにしましょう。
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肥料過多

肥料が多いと、肥料で根が脱水症状を起こし(肥料焼け)て、水を吸い上げにくくなります。肥料を控えましょう。肥料は水で流れていくので、水やりを増やすといいです。

コガネムシ

コガネムシの幼虫が発生すると根を食べられて生育不良を起こします。鉢植えだと2匹発生するだけで枯れてしまいます。前もってダイアジノンを土に混ぜて予防しておくといいです。
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その他のトラブル

折れたゴーヤの茎は切れていなければテープで巻いておくと復活する。
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最後に…

その他の栽培については
を参考にしてください。
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