ヘデラ・白雪姫の育て方
TOP > ウコギ科 > ヘデラ最終更新【】ヘデラ・白雪姫
科名 | ウコギ科 |
属名 | キヅタ属 |
学名 | Hedera helix |
別名 | シラユキヒメ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 日の当たる室内 |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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ヘデラ・白雪姫とは?
白雪姫はヘデラヘリックスの品種。新芽がほぼ真っ白で、その白い部分に緑の斑が入っている。コリブリの逆?かな。白いのは新芽のうちだけで、日光が当たっているうちに緑の部分が増えて、普通の葉っぱになる。なので、夏には株全体は緑になります。お店で買ったときと違うので凹む。
これを回避するには、春(4月)と秋(9月下旬)の涼しい時期に全体を葉っぱが無くならない程度に刈り込んで新芽を出させる。そういう手間が面倒な人は買わないほうがいい。まだまだ苗は高いし(2023年現在も)。ホームセンターによく流通している類似品種に雪の華、雪まつりなどがあります。
白い部分は直射日光が強すぎると葉焼けする。それで枯れるわけじゃないが、一年中室内の明るい場所か、半日陰で育てるのが適しています。白雪姫に限らず、白い部分が多い品種は、生育が鈍く、水の吸い上げも鈍いので、水やりは通常のヘデラと比べると控えめ、乾燥気味にやるのがコツ。じゃないと根腐れしやすいです。
その他のヘデラの品種は以下のページを参考に。
水やり
庭植えの水やり
庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。鉢植えの水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。受け皿の水は捨ててください。斑入り品種の白い部分が多いと性質が弱く、水を吸い上げる力が弱いです。なので水やりは合わせて控えましょう。とはいえ、土が乾いたら…というのは同じです。他のヘデラと比べて、なかなか土が乾かなくても不安に思わず、乾くまで待ちましょう。
肥料
肥料はなくてもいい。生育が鈍いようならば生育時期の春と秋に薄い液体肥料をやる程度にしておきます。夏は暑さで多少弱りますし、冬は寒さで活動していないので、夏と冬は肥料はやらないでください。植え付け・植えかえ
時期・頻度
適した時期は4月と10月。気温が高い時期(最高気温20度以上の時期)に植え替えをすると根を傷めて立ち枯れ病になりやすい。5月から9月に植え替えをする場合は、古い土を落とさないで植え替える。用土
一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。鉢植え
鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。植え替えの場合は根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。涼しい時期は古い土を多少落として、同じ大きさの鉢に植え替えてもいい。他の季節は古い土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替えましょう。
庭植え
庭植えの場合は、深さ30センチほど掘り出した土に腐葉土を3割ほど混ぜて、化成肥料を少量入れ、混ぜて用土とします。穴に用土を半分戻し、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。管理場所・日当たり
日光を好むが、一年を通して半日陰で育てる。室内でも戸外でも育ちます。室内のあまり日光が少ない場所で、生育するので、室内管理することが多いです。夏
夏の強い直射日光に当たると葉焼けする。特に斑入り部分が葉焼けしやすい。でもそれで枯れるってことはない。気にしない人は気にしないですが、白雪姫の良さがなくなるので、戸外で管理するなら半日陰、室内ならカーテン越しの日光に当てる程度にします。冬
霜に当たっても、雪が積もっても枯れないんですが、寒さに当たると赤みを帯びて、あんまり白雪姫らしくないので、できれば鉢植えにして、室内に取り込んで窓辺などの日当たりで管理するといいです。病気・害虫
アブラムシ・ハダニなど。乾燥するとハダニが発生しやすいので、葉っぱに水をかけると予防できます。ハダニは葉裏に潜んでいるので、葉っぱの裏にも霧吹きで水をかけるとよいです。害虫は土にオルトランを混ぜておくと予防できます。
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