ラベンダーの強剪定の時期と方法

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ラベンダーの強剪定の時期と方法

このページではラベンダーの強剪定をする時期と、その具体的な方法をまとめています。

まとめ

●ラベンダーの株のリフレッシュのために強剪定は必要。
●強剪定の時期はラベンダーの系統によって違う。
●2年に一回か3年に一回、強剪定をする。
●木質化している部分の新芽が出ている上のところまで剪定する。
●剪定には剪定のハサミか、場合によってはノコギリが必要。
●ハサミやノコギリは消毒する。
●かわいそうと思わずにやる。ラベンダーのためです。

強剪定をする理由

ラベンダーの強剪定とはリフレッシュ(更新)のこと

ラベンダーは剪定が必須です。まず梅雨前に高温多湿を避けるために切り戻し・枝すかしというか、要は風を通す剪定をします。もう一つは「強剪定」です。強剪定というのは強目の剪定という意味でラベンダー独特の言い方ってわけじゃないです。ただ、ラベンダーで強剪定というとそれは「株のリフレッシュ」を意味しています。
●強剪定しなかったから枯れる、ということはないです。みすぼらしくなるだけです。

株と枝のリフレッシュ

ラベンダーを育てていると、徐々に株元から木質化してきます。木質化ってのは「木」みたいになった所のことです。で、木質化している部分が増えると草丈が大きくなるばかりで、葉っぱが減り、全体的にみすぼらしくなります。株元は木質化してスカスカで、上の方には葉っぱが生えているけど、そこも勢いがない状態です。

庭植えでも鉢植えでもそうなります。

そこで、木質化したところを切り戻して、全体を小さくし立て直すのが「強剪定」の目的です。

注意点

●だいたい2年に一回程度行います。毎年はしません。
●細かいことを言うと、地上部の枝葉は地下の根に対応しています。根の量以上に育つことは出来ません。なので木質化している部分が増えると、葉っぱが出る力がどうしても減ります。強剪定は地上部を減らすことで春以降の新芽が伸びやすくするには必須です。
●アングスティフォリア系(イングリッシュラベンダーなど)は本来は寒冷地で育てるのに適した植物です。それを中間地や暖地で育てていると、夏越しが出来ても4年か5年くらいで突然枯れます。これは強剪定をしていてもおきます。
●デンタータ系・プテロストエカス系は強剪定のついで、挿し木で株を増やして保険をかけておくといいです。

各系統の強剪定の時期

ラベンダーは系統によってかなり育て方が違います。細かい違いは割愛しますが、系統によって強剪定をする時期も違います。
系統暖地・中間地寒冷地
アングスティフォリア12月2月
ラバンディン12月2月
ストエカス11月10月
デンタータ9月9月
プテロストエカス10月10月

ラベンダーは系統によって育て方が全然違います。購入時のラベルや以下のページやネット検索で「系統」を調べておきましょう。

強剪定の具体的手順

まず全体を刈り込んで行きます。木質化したところまでは刈ってしまいます。

その上で、木質化した部分をのぞいてみてください。木質化しているところからも「新芽」が出ていますよね。その新芽を残すように更に短く刈り込んで行きます。また、古い枝は落とします。リフレッシュが目的ですから。

あと、庭植えの場合は地面に近いところを横へ横へと伸びている枝も切ってしまいます。ラベンダーは雨や水やりで泥はねするとその泥が葉っぱにかかって葉っぱが枯れこんで汚くなるものなので、切ってしまった方がいいです。また、密生しているようならば、枝をさばきます。密生を放置していると、風通しが悪くなって蒸れやすくなり、夏に枯れ込みやすくなります。
●木の部分を刈り込むので枝を剪定する用のハサミじゃないとダメです。太さによってはノコギリを使う場合もある。
●ハサミは切る前に消毒します。消毒はガスバーナーで刃を軽く炙るのが簡単です。

かわいそう?

かわいそう?
結果的に丸坊主になります。見るも無残な感じがしますが、それでもやらないとダメ。初心者は剪定を「かわいそう」と嫌うものですが、植物(ラベンダー)がより成長するためには必須の作業ですのでやりましょう。

注意点

全く新芽がない枝
見た時に新芽がないだけ、かもしれませんが、すでに老いて枝が弱っているのかもしれません。長く栽培していると、大体どれが古いものかは分かっていると思います。自己判断で切ってしまってもいいです。切ってしまうときはできるだけ根元から切ります。

毎年は強剪定をしない
2年に一回か、三年に一回です。
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