7月のチューリップの作業…球根はネットに入れて保存中

TOP > ユリ科 > チューリップ最終更新【
スポンサーリンク

7月のチューリップの栽培・作業

6月には掘り上げているので、7月は日陰で球根を腐らせないように管理するだけです。チューリップはお休みの時期です。日本は湿度が高いので、掘り上げた球根を定期的にチェックして腐ってないか見てください。腐っているものは早めに取り出し廃棄します。もしも廃棄する率が異常に高いのであれば、これまでの作業と、管理場所を見直してください。

水やりと肥料

水やり・肥料はやりません。
鉢植えで植えっぱなしで夏越しする場合も、水やりをせず、雨に充てないようにして管理します。

植え付け・植えかえ・種蒔き

植え替えはありません。
寒冷地などでまだ掘り上げていない場合は、掘り上げます。詳細は以下のページを参考にしてください。掘り上げるタイミングが遅いと、掘り上げた後に球根が腐りやすいです。
まだ花芽もできていない
チューリップの球根はぱっと見には何も変化はありませんが、すでにジックリと内部で変化していて、花芽を形成しようとしています。しかし、まだ花芽はできていません。

管理場所・日当たり

球根の管理

チューリップの球根はネットに入れて、風通しの良い、雨の当たらない、涼しい日陰で管理します。理想は25度前後ですが、寒冷地でも無理でしょう。まぁ、そこはザックリとでいいです。建物の北の軒下など雨の当たらない場所で管理します。

掘り上げた後の乾燥が甘い場合や5月まで土の中に肥料が残っていた場合など、黒く変色して腐ってしまうかもしれませんので、2週間に一回の頻度でチェックして、腐っている球根を取り除いてください。そのままにしていると接触している健康な球根も腐ってしまいます。

10月の植え付けまでに一定量は腐るものだと割り切ってください。全体の10%とか20%は腐る。日本の夏は湿度が高いので、もう、しょうがない。

球根はここから乾燥し、乾燥と高温をきっかけとして花芽を作ります。乾燥が重要です。ただし日光に当ててはいけません。この休眠中に20度以下が続くと花芽分化しない。冷蔵庫には入れないこと。ある程度の暖かい場所(23度以上)で管理する。
腐る理由は他にもある。例えば、掘り上げるタイミングが遅かった…掘り上げる前にすでに感染して腐っていた…など。

鉢植えの管理場所

鉢植えのまま、植えっぱなしで夏越しをする場合は、風通しのよい日陰で、雨が当たらない場所で管理します。

種子について

掘り上げた時に、サヤに入っていた種子が乾燥して取り出せるようになっています。これを割って取り出します。サヤを割ると一気に飛び出すので、丁寧にゆっくりやるか、袋に入れて作業します。

取り出した種子のうち、茶色い種子は「熟した」ものですが、透明なものは発芽しないものです。透明な種子は廃棄してしまいます。種子をまくのは9月から11月です。それまでは紙袋に入れて濡れないようにして日陰の風通しのいいところで管理します。冷蔵庫に入れる必要はないです。

来月以降の栽培は…

先月の栽培は
を参考にしてください。

来月以降は
を参考に。
スポンサーリンク
スポンサーリンク