10月のチューリップの作業…球根を植える時期です

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10月のチューリップの栽培・作業

気温が15度以下になると、チューリップは発根します。なので10月が大抵の地域のチューリップの植え時です。11月に植えてもいいんですが、さらに寒くなって霜がガッツリと降りるようになると、ガーデニング作業が辛いです。なので10月に植えた方がいいです。あと、15度以下になるなら10月じゃなくてもいいです。

水やり

チューリップの庭植えでも鉢植えでも、地上に全く葉っぱが出ていないのですが、それでも乾燥させると生育しなくなるので、完全には乾燥しきらないように水をやってください。

庭植えの水やり

庭植えは植え付け後は自然に降る雨だけで、ほぼ大丈夫ですが、土の配合や地域によっては乾燥してしまいます。様子を見て水をやるか、腐葉土やワラでマルチングをして乾燥を防ぎます。
暖地で庭植えにしていると、まだ気温が高くて水が蒸発しやすく、乾燥して球根がダメになりやすいです。

鉢植えの水やり

鉢植え(プランター植え)は、最低でも一週間に一回は水をやるようにします。冬は地上部がないんですが、それでも、ずっと定期的に様子を見て水をやってください。
乾燥させると花芽が枯れることすらあります。そこで鉢植えの場合は、水をやってビニール袋をかけてやって保湿すれば、水やりは一ヶ月に一回程度で済みます。

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肥料

植え付けの時に緩効性肥料を混ぜているので、それだけで十分です。一般的な培養土や、チューリップ専用の土には、前もって肥料が入っているのでそれで十分です。

鉢植えで夏越ししたものは、化成肥料を鉢のフチに置きましょう。もしくは液体肥料を週に一回やってください。

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植え付け・植えかえ

時期

時期
チューリップは10度から15度になると発根に適した気温になります。その後、冬に入り10度以下になって寒さを経験し、目を覚まして葉っぱを出します。この冬までの一ヶ月二ヶ月に根を出していることが大事です。

鉢で植えっぱなしで夏越しした場合

鉢で植えっぱなしで夏越ししたものは、最高気温が15度以下になるようなら水やりを再開して、肥料をやり、寒さに当てれば活動しはじめ、1月〜2月に新芽を出して、春に開花します。ただ、球根が十分に太っていない場合は開花しません。これは開花後の管理によるので、なんとも言えません。

あとは植えっぱなしの栽培は何年も継続はできず、球根が増えすぎてパンパンになります。なのでできれば2年か3年に一回、掘り上げて分球して、10月〜11月に植え替えてください。

球根

球根
10月になるとチューリップの球根の下部分…とんがってない側がぷっくりと膨らんできます。これは発根する準備が出来ている証拠です。もしも夏に掘り上げた球根を植える場合、

小さな球根は開花せず、大きな球根だけが開花します。小さな球根は、春に葉っぱを出して葉っぱで光合成して球根を太らせて、来年に開花します。なので小さな球根も植えないと来年開花しません。

どーしてもチューリップの花でいっぱいにしたい場合は、小さな球根は廃棄し、不足する球根は新たに購入します。この辺りは各家の庭の事情がありますので、なんとも。鉢植えの場合は、素直に購入して太った球根を植えた方がいいですよ。

また、汚い球根、カビが生えたものや、傷の入っているものは廃棄し、植えないようにします。その球根が何かの病気に感染していた場合、近くの球根まで感染することになるからです。

庭植え・鉢植えの具体的な方法は以下のリンクを参考にしてください。

管理場所・日当たり

管理場所は戸外。寒さに当てる必要がありますが、地上部がないので日光には当たらなくていいです。庭植えの場合は、芽が出る以降に日光に当てるために日当たりに植え付けますが、鉢植えであれば、戸外の日陰でもいいです(凍結するほど寒すぎなければ)。

これからのチューリップの球根は乾燥を嫌います。しっかりと乾燥しないように水をやり、また、寒さにも当ててやります。チューリップは夏の高温で花芽が出来て、冬の寒さに会うことで目を覚まして活動し始めます。寒さに当たらないと、芽が出てきません。寒さには当てないといけないんですが、土が凍ってしまうと球根が枯死します。土が凍らない程度の寒さの場所に置いておきます。庭植えの場合で、土が凍る地域は、腐葉土やワラを厚さ7cm〜10cmほど被せてマルチングして土の凍結を防ぎます。ちなみに、暖地では気温が高すぎて乾燥するので同様にマルチングをして乾燥を防ぎます。なんにせよマルチングはしておきましょう。
1月あたりに花の鉢が出回るのは寒さに当てた後に温室で育てたからです。

来月以降の栽培は…

先月の栽培は
を参考にしてください。
来月以降は
を参考に。
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