2月の管理…寒さと肥料切れと日光不足に注意(シクラメン)

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2月のシクラメンの管理と手入れ

2月は1年で最も寒い時期です。シクラメンは冬に出回るものですが決して寒さに強いわけじゃありません。とにかく寒さに注意。防寒の為に発泡スチロールやダンボールをかぶせるというのも考えます。ちゃんと日光に当てて育てていけば5月までしっかりと開花が楽しめます。

水やり

土に指で触ってみて土が乾いるような状態になってから2、3日経ってから水をやります。水をやるときは、土に水を注ぐようにしてください。水をやる頻度は環境や土の配合によって全然違いますので、「何日経ったから水をやる」というやり方はやめましょう。

水をやるときは鉢底から水が出るくらいにしっかりとやってください。真冬で寒いからってチョロチョロとちょっとずつやるのは球根が腐る原因になります。大事なのはメリハリです。

葉がしおれたら?

水が切れると葉っぱがグッタリします。そこまで水が切れて、グッタリすると復活するまで一週間ほどかかります。しおれたら新聞紙で包んで、水やりをして日陰で管理すると回復するかもしれません。

詳細は以下のページを参考にしてください。

水切れの判断基準は?

水が不足してくると、葉っぱにれるとモタっとしています。水が足りていると葉っぱに触れるとパリっとしています。普段から少し触って、感触を覚えておくといいです。

底面給水の場合の水やり

シクラメンの鉢は大抵は鉢底に水が溜まる底面給水のものが多いです。底面給水は鉢の底に水をためていれば、不織布が水を吸い上げてちょうどいい感じにしてくれます。底に水が切れないように水を足してください。

なのでこの底面吸水の鉢を鉢カバーに入れていると気づかないので、できればむき出しにしておくといいです。

肥料

二週間に一回、液体肥料をやるか、二ヶ月に一回固形肥料をやります。肥料が切れると花が止まります。葉っぱがあるのに花が咲かない場合は、肥料不足を疑います。意外と肥料を食うので、肥料をやっていても不足しているのではないかな?と思ったら、追加しましょう。
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植えかえ・種蒔き

植え替えはしません。土を落とさないなら植え替えも可能ですが基本的には2月は植え替えをしません。植え替えの詳細は以下のリンクを参考に。
開花後に受粉していると種子ができることがあります。原種系だとちょくちょくできますし、よく流通している品種改良されたものでも、稀ですが種子ができることがあります。保管しておいて秋にまくと株ができます。

管理場所・日当たり

シクラメンは10度から15度なら生育します。5度以下になると傷みます。人が生活する場所はシクラメンには暑すぎです。涼しくて、できれば日当たりの良いところで管理します。

置き場所についての詳細は以下のページを参考にしてください。
について

寒さに注意

2月は寒さが最も厳しい時期です。リビングなどの昼間に人が生活している場所でも、真夜中になると5度以下になるかもしれません。ヤバイ場合は発泡スチロールで囲んでしまいます。もしくはダンボールに入れます。ダンボールは意外と暖かいです。

会社などは土日に人がいなくなるので(ブラック企業じゃなければ)、土日に室温がダダ下がって枯れます。ほぼ間違い無いです。枯らさない為には家に持ち帰るか、どうにかしないといけません。
室温がどこまで下がるか?は最高最低温度計で計測しておくといいです。
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日光に当てましょう

日光に当てないと徐々に葉っぱが減り、花が減ります。12月に購入したシクラメンも日光に当てていないと、そろそろ花は止まります。できれば暑すぎない場所で、日光に当てましょう。

ちなみに日光が当たっている側ばかりが茂るので、定期的に回転させて満遍なく育つようにします。

しおれた花と葉っぱを抜く

花がしおれたら抜きます。ハサミで切ると切り残しが腐って病気になりますので、必ず指で摘まんでひねって抜きます。花を放置していると種子が出来ます。種子を取る場合はそのままにしておきます。不要ならば抜きましょう。

種子を作ろうとすると栄養が種子に回って、株が痩せてしまいます。

葉っぱも時間が経つと黄色く変色して枯れてきます。傷んでいたら抜きましょう。

葉組み

昨年から育てているシクラメンはまだ葉組みをしないといけません。葉組みがうまくいかなったシクラメンは花がチラホラとしか出ず、あちこちから生えています。これを中央にまとめておきましょう。

葉組の詳細は以下のページを参考にしてください。

来月は…

3月以降は徐々に気温が上昇してきます。まだシクラメンが成長する時期ですが、5月以降は休眠するかしないか…を考えておかないといけません。
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