培養土とは?袋の中身が見えないのはなぜ?
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培養土とは
培養土は腐葉土や赤玉などを配合し、植物を育てる上で必要な条件を満たした土で、ホームセンターなどの店舗で袋詰めになって販売されています。培養土は根腐れしないように水はけがよく、同時に水切れしないように水持ちがよく、根が呼吸できるように通気性があって、中性に保たれていて、殺菌されています。腐葉土などの有機物や肥料も入っていて、これだけで土としての十分な機能がそなわっています。酸性の土を好む植物の場合は、ここに鹿沼土やピートモスを足して調整することが多いです。専用の土ってのがあるけど
ハーブ用の専用土や、ペチュニア・サフィニアの専用土などもあります。これらはその植物に特化した配分になっています。ハーブの場合は特に水はけがよくなっています。多肉植物の専用土は水はけがよく無肥料。ブルーベリー専用土は酸性に調整されています。ただ、ちょっと高価ですので、ブルーベリーなどの酸性でないと困る土や、水はけがよくないとダメなサボテン・多肉の土、山野草の土以外は、一般的な培養土でほぼほぼ問題ないです。土は高いブランド物を
ブランド名がついているものは名前で販売しているだけあって、ちゃんとしたもので配合しています。100円均一の培養土は堆肥が完熟してなかったり、腐葉土に虫がついていたり、プラスチックやゴムの不純物が入っていたりと、色々と問題があることが多いです。できるだけ製造元のハッキリした培養土を購入しましょう。その方が結局安上がりってことが多いんですよ。詳細は以下のページを参考に
袋の中身が見えないのはなぜ?
培養土の袋が透明でない場合があります。これは中身がわからないようにして、誤魔化しているわけではなく、日光が入って内部の温度が上がり、培養土の質が劣化するのを防いでいるためです。培養土って戸外で展示販売していることが多いので、仕方ないですね。庭・畑の土は徐々に酸性へ
雨が空気中の二酸化炭素を吸収して「炭酸水」になって降り注ぐために、庭に植えていても、雨ざらしなら鉢に植えていても徐々に酸性になります。石灰を撒いて中和しても石灰が雨に溶けて流されやすいです。酸性といっても弱酸性程度ですけども。余談ですが、世界的に見ても雨の多い地域は必ず「酸性」です。野菜の解説ページをみると「酸性に弱い」と書いてあります。これらの植物の出身地が雨が少ない地域だからです。
野菜を育てる上で「苦土石灰を混ぜて土を中和する」ように解説していあることが多いですが、ほとんどの植物にとって「酸性」は決して悪い事じゃないです。もちろん極端な酸性は植物にとってミネラル吸収などの妨げになるのですが、アルカリ性の石灰岩の土地ではほとんど植物は生きていません。
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