ビオラ・ナチュレの育て方
TOP > スミレ科 > ビオラ最終更新【】ビオラ・ナチュレ
科名 | スミレ科 |
属名 | スミレ属 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
スポンサーリンク
ナチュレとは?
ナチュレはスミレ科のパンジーの園芸品種です。通常のパンジー・ビオラが真冬に霜が当たると枯れないまでも、花が止まるのに対して、このナチュレは霜に当たっても花が止まりません。その代わり、といっては何ですが、ナチュレは通常のパンジーよりも暑さに弱いです。3月以降は地域によっては首が伸びて、株が弱ってきます。コレは悪いことのような気がしますが、これもメリットです。パンジーを植えていると5月ごろまで元気ですので、次のペチュニアだとか夏・秋に花を咲かせる植物を植えにくいということがありませんか??ナチュレだと3月・4月くらいで首が伸びて弱ってきますので、早めに植え替える踏ん切りがつきます。
●夏越しは他の品種より難しい。
水やり
育て方は通常のパンジーと同じです。水やりは土が乾いたらやるという普通の水やりです。
ナチュレは普通のパンジー・ビオラよりも寒さに強く、寒い時期でも花が咲きます。普通の品種は霜が降りる頃には咲くには咲くんですが、数がどうしても少なくなるんです。その代わり、ナチュレは暑さに弱く、4月には間延びして蒸れて枯れ込んできます。
で、寒さに強く、開花するということは真冬でも比較的、水を欲するということです。他の品種のパンジーが縮こまっていても、ナチュレは水を吸い上げているので、注意して土の様子を見て、水をやってください。
肥料
真冬も咲くので、肥料を切らさないようにします。一週間に一回、液体肥料をやります。肥料が切れると花が止まります。植え付け・植えかえ
時期
ナチュレは暑さに弱いからあまり早く植えないようにパンジーを長く楽しもうと思ったら9月・10月に植えるのですが温暖化の影響もあって、9月・10月でもまだ気温が高い年が多くなっています。ナチュレは他のパンジーより暑さに弱いので、早めに植えないようにしましょう。ホームセンターには(計画的に生産するために)暑くても並んでいますので気をつけましょう。
早い時期に枯れる
寒さに強い反面、暑さに弱く、4月の暖かさで蒸れます。そこで早めにペチュニア・サフィニア・カリブラコアなどの夏の植物に植え替えていきましょう。
用土
一般的な培養土か、パンジービオラの専用の土を利用します。自作するのであれば赤玉土小粒6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。植え付け
鉢植えであれば5号〜6号に1苗か、8号〜10号に3苗くらい。庭植えにするのであれば15cm〜20cmほど間隔を空けましょう。植える時期以外は栽培の手順は同じなので詳細な植え付けの手順は以下のページを参考にしてください。
管理場所・日当たり
寒風を避けるナチュレは寒さには強いですが、寒風は寒いだけでなく、乾燥しているので、強い寒風に長く当たると乾燥して生育不良を起こします。できれば寒風の当たらない場所で育ててください。当たったからって枯れることはないので、気にしないでもいいですが、「ナチュレの割に咲かない」と思ったら寒風が通らない場所に移動させるといいです。
日当たり
とにかく日当たりのいいところで管理します。半日陰でもいいですが、できれば一日中日の当たる場所で。
特徴・由来・伝承
ナチュレはパンジーの園芸品種の一つです。通常のパンジーより寒さに強く、暑さに弱いです。他のパンジーよりも霜に強く、真冬によく咲きます。スポンサーリンク