インパチェンス・カリフォルニアローズの育て方
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科名 | ツリフネソウ科 |
属名 | ツリフネソウ属 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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カリフォルニアローズとは?
カリフォルニアローズはツリフネソウ科ツリフネソウ属の多年草(一年草扱い)のインパチェンスのバラ咲き品種です。真夏は暑さで株が弱り、花がつきづらくなりますので、この時期は肥料を控えてください。夏の暑さに強く改良したカリフォルニアローズ・フィエスタもありますので、できればフィエスタを購入するといいです。コンクリートの上に鉢を置いたり、強い西日に鉢が照らされたりすると根が熱せられて傷みますので、コンクリートと鉢の間にレンガを挟んだり、台を置いて、風を通してやります。
水やり
土が乾いていたら水をしっかりとやります。カリフォルニアローズは水を好み、水切れを起こすと急激に弱ります。春から初夏までは毎日、夏は一日に朝と夕方の二回、秋以降はまた毎日……冬は寒さに当たって枯れてしまいますが、室内に取り込めば冬を越して来年も育てることが出来ます。花に水が掛かると花がしぼんでしまいます。ただ、葉っぱに水をかけることで、乾燥を防ぎ、また、ハダニ予防にもなりますので、気にせず上からジャバーとかけてもいいです。
一般的ではないですが、冬越しも出来ないことは無いです。室内に取り込み、水を控えます。土が乾いて数日たって水をやります。水の量は底から染み出すくらい。冬の間は枯れもしませんが、成長もしないので根気が必要です。
肥料
花が咲く時期は液肥をあげてください。非常によく咲きます。肥料が切れると花が途切れます。液肥を一週間に一回あげてください。もしくは1ヶ月に一回化成肥料をやってください。植え付け・植えかえ
直根性
カリフォルニアローズなどのインパチェンスは直根性で、根が傷つくと生育不良を起こします。植え付ける時に土を崩したり根をいじるとダメージになり枯れることもあります。また、移植もできません。長くポットに植えられていると根が土の中にまわりきって、植え付けても広がりにくいことがあるので、新しい苗を買って早めに植えるようにしましょう。時期
霜が降りなくなる5月〜6月に植え付けをします。用土
酸性土壌〜中性を好みます。日本の土は大抵弱酸性なので、気にする必要はありません。市販している花と野菜の土(培養土)で植え付けをします。鉢の植え付け手順
8号〜10号に1苗を植えます。鉢の底の穴をネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を入れ、用土と株を入れて、最後にしっかりと鉢底から水が出るまで、水をやって完成です。苗の土はほぐさないで植え付けてください。もしも越冬に成功した場合は、春(4月)に古い鉢から取り出して、土を落とさないでひとまわり大きな鉢に新しい土を足して植え替えてください。
庭植えの手順
植え付けの二週間前に庭土を30cm掘り返して、庭土に腐葉土か堆肥を3割ほど追加して、化成肥料を入れます。よく混ぜて一週間寝かせると土が馴染むので、一週間後に植え付けます。株同士は20cmかそれ以上空けて植え付けます。管理場所・日当たり
春は日のあたる場所でもいいですが、理想は風通しのいい半日陰…一日のうち数時間だけ日があたる建物の東側などです。真夏の日差しは強すぎて、葉っぱが焼けてしまいますので、真夏だけは半日陰や木漏れ日の場所に移動させてください。もしくは寒冷紗やヨシズで日陰を作ってあげてください。
冬は刈り込んで5度以上の室内で管理すれば越冬も可能です。ですが一般的には一年草扱いです。
花ガラ摘み
カリフォルニアローズはしぼんだ花が摘み取らなくても自然と落ちます。セルフクリーニングと呼ばれる性質です。といっても、花が葉っぱに落ちると、こびりついて腐り、病気の元になりますので、葉っぱに付いたものに関しては取り除いてください。病気・害虫
芋虫・毛虫・バッタ・アブラムシ・ハダニ・うどんこ病などが発生します。ハダニ・ウドンコ病は葉っぱに水をかけることで予防できます。スポンサーリンク