マミラリア・明星の育て方
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科名 | サボテン科 |
属名 | マミラリア属 |
学名 | Mammillaria schiedeana |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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マミラリア・明星の特徴は?
マミラリア・明星(ミョウジョウ・Mammillaria schiedeana・マミラリアスキディアナ)はサボテン科マミラリア属の種。春〜秋の夏生育型タイプ。当然ながら夏に生育するのですが、真夏は調子を崩すので夏は水やりを控え、肥料をストップしましょう。白いトゲに覆われていますが、よくよく見ると中にイボイボがあり、その先に放射状に白いトゲが広がって、全体がまん丸に見えています。画像は半円球ですが、栽培していると縦に伸びて長細くなっていき、根本から子株が出てきます。
クリーム色の花も咲きます。
成長点が複数生まれることを鐵化(てっか)といいます。明星鐵化はまるで脳みそのようにうねって奇妙な造形になります。この明星鐵化も稀ですが流通しています。ちょっと高価ですけどね。
水やり
明星(ミョウジョウ)は、サボテンの仲間で葉っぱに水を溜め込むので、年間を通して乾燥気味に管理します。水やりが多いと腐って枯れてしまいます。春と秋は土がカラカラになってから、鉢底からしっかりと水が出るくらいにしっかりと水をやります。最低気温が25度以上になる夏は調子を崩している(CAM光合成)ので、土がカラカラになったら土の表面を濡らす程度の水やりをします。
気温が10度以下になったら水やりを控えます。夏と同じで、土がカラカラになったら土の表面を濡らす程度の水やりをするか、断水します。断水するかどうかは室温や空気の乾燥の兼ね合いなので冬の水やりと根腐れを参考にして判断しましょう。
肥料
気温が15度〜25度の春と秋に通常の2倍に薄めた液体肥料を水の代わりにやってください。明星(ミョウジョウ)が生育する時期に肥料があるとよく生育します。夏は高温で、冬は寒さで活動が止まっているので肥料はやらないでください。この時期に肥料があると根を痛めます。植え替え
時期・頻度
明星(ミョウジョウ)の植え替えは春に行います。できれば春の霜が降りなくなった4月〜5月の早い時期に行うと、植え替えのダメージを取り戻しやすく、回復しやすいです。用土
多肉植物・サボテンの土で植え替えます。鉢の植え替えの手順
植え替え前に一週間〜10日ほど水やりをストップしてカラカラにしておきます。古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とし、変色した根を取り除いておきます。根を切った場合はできれば、日陰で2日か3日ほど切り口を乾かしてから植え替えましょう。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株の土面の高さが鉢のフチから2cm下になるように調節します。明星(ミョウジョウ)の株を入れて、隙間に用土を入れます。
水やりはせず、このまま一週間〜二週間ほど戸外の日陰で養生させます。それから水やりを再開し、日向に移動させて通常の管理に戻します。
管理場所
春と秋は日当たりで明星(ミョウジョウ)を管理します。夏は高温で調子を崩すので、戸外の木陰か室内でカーテン越しに日光を当てます。
明星(ミョウジョウ)の耐寒温度は0度とサボテン類としてはそこそこ寒さに強いです。とはいえ霜に当たると枯れます。冬は基本的には室内に取り込んで、窓辺で日光に当てます。
窓の近くは寒波が来ると0度以下になるので、寒波が来るときは窓から離してください。
剪定・切り戻し
明星(ミョウジョウ)の株元から新株が出てきます。これを切り取り、切り口を乾かしてから、土の上に置いていると発根して新株になります。子株が出てボコボコして不恰好になるので、子株でかわいい「半円球」を作り直すのもいいですよ。病害虫
ネジラミ・カイガラムシ・コナムシなどが発生します。スポンサーリンク