ビオラ・京びおらの育て方

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ビオラ・京びおら
ビオラ・京びおら
科名スミレ科
属名スミレ属
学名Viola
水やり水を好む
場所外の日なた
難易度初心者向け
画像の投稿
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開花
植え
肥料
剪定
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京びおらの特徴は?

京びおらはスミレ科ビオラのシミズナーセリーのオリジナル品種。小輪でよく開花する。色違いでリス、ヒヨコ、コアラ、フクロウ、ペンギン、パンダ、キリン、キツネとなぜか動物の名前がついている。神戸びおらという別シリーズもあり、こちらはみんな「バニー」という名前がついています。小輪なので鉢植えにして、目に近いところになるように台の上に置いて鑑賞するといいです。

真冬の寒い時期でも開花しやすい。

水やり

鉢植えの場合は土が乾いてから水をしっかりとやります。ずっと土が濡れているとよくないですが、冬でも開花しやすく、水を吸い上げるので水切れしないように水やりをしましょう。

庭植えの場合は雨だけでほぼ大丈夫ですが、日当たりよく開花していると庭植えでも水切れすることがあるので、様子を見て水やりをしてください。

肥料

小輪がたくさん咲きます。肥料をよく消費するので、植え付けして一ヶ月たったら肥料が切れ、開花が止まります。その後は1週間に一回液体肥料をやるか、一ヶ月に一回化成肥料をやります。

植え替え・植え付け

時期

気温が20度以下になる頃から春までに植え付けをします。一年草扱いなので植え替えることはしませんが、夏越しをしてみる場合はビオラ・パンジーの夏越しのコツを参考にしてください。

用土

一般的な花と野菜の培養土かビオラ・パンジーの土を使います。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。

鉢植えの植え付けの手順は?

6号鉢なら1苗を植えるといいです。

鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm入れて、その鉢底石の上に用土を入れて苗の高さを調整し、苗の地が鉢のフチから2cm下になるようにします。この2cmはウォータースペースと呼ばれる、水をやるときに水が溜まる部分です。

株を入れて、苗の株元は土に埋まらないように隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。苗の根を少しほぐすと根が広がりやすいです。

庭植えの植え付けの手順は?

庭土を深さ20cmを掘り返し、土に腐葉土か堆肥を2割足して、化成肥料を入れてよく混ぜて用土とします。穴に半分戻し、苗を配置します。苗の土は少しほぐすといいです。株同士は15cm〜20cmほど離してください。隙間に用土を入れていって、最後にしっかりと水をやって完成です。

管理場所

日当たりで育てましょう。多少、半日陰のような場所でも生育はしますし、開花もしますが花の量が少なくなりますので、できるだけ日光の当たる場所で管理します。

霜や凍結では枯れませんので、防寒は不要ですが、霜・凍結・寒風を避けた方がその後の回復は早いです。

春以降は枯れるので、春以降の植物に植え替えるのが通例ですが、夏越しもできなくもないです。夏越しの詳細は以下のページを参考にしてください。

剪定・切り戻し

2月くらいまでは花が一段落したら、脇芽を出して株を大きくするための摘芯の切り戻しをします。3月以降は蒸れを予防して、健康を保つための切り戻しをします。

詳細はビオラ・パンジーの切り戻し(摘芯)のコツまとめを参考にしてください。

病害虫

冬のうちはほとんど見られないですが、秋と3月以降は徐々に高温になりアブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、灰色かび病、コガネムシなどが発生します。
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