ポトスの株の増やし方…水さし・土さし・茎伏せ
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ポトスの株を増やす方法は?
ポトスは頑健な植物で室内インテリアの定番なんですが、環境がちょっと悪いと徐々に葉っぱが枯れてきて、よく見てみると、根腐れしていたり、また、水切れが長く続いてカラカラだったりして、株がダメになりかけていることがあります。そういう時は、水に挿して緊急避難しましょう。それに珍しい品種は株を増やしたくなるものです。このページではポトスの株を増やす方法をまとめています。
水挿し
ポトスの枝には節があり、そこから発根します。そこが残るように、葉っぱを2・3枚つけて切り、水につけておくと発根します。とても簡単です。5月から9月が適した時期。水は毎日取り替える。水が腐ったらアウト。水は塩素の入った水道水が殺菌効果があってよいです。発根までは二週間から一ヶ月。気温が高いと発根しやすい。水に挿していて発根した根っこは「水挿し用」の根っこで、このまま土に植えても生え変わるだけ。よって、水挿しで発根させて、土に植えるというのはあんまり意味がない。土に植えるのであれば最初から土に挿し木して株を増やしましょう。
●強い品種は葉っぱが一枚もなくても、水挿ししていると発根して新芽が出ることがある。
土挿し
土への挿木でも株は増やせます。一般的な培養土や観葉植物の土でもいいですが、理想的には赤玉土小粒単用に挿します。赤玉土単用は雑菌がないので成功率が高くなります。腐葉土やピートモスや肥料などの有機物が入っていると雑菌が繁殖して挿木が腐るかもしれない。ただし、ポトスの中でもゴールデンポトス・ライムポトス・パーフェクトグリーンなどの強い品種なら赤玉土じゃなくても問題ない。斑入りでどうにも失敗する場合は赤玉土でやってみてください。
器に用土を入れ、土にポトスをさします。茎の節から発根するのでこれが土中に埋まるようにしてください。あとは乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発根します。水挿しで発根した根は土にあまり対応していないので、土栽培をするのであれば土挿しの方がいいです。
こちらも春(5月)から秋(9月)の高温時期に行ってください。
茎伏せ
ポトスのツルの節から茶色い気根の出ていますよね。この部分を土に押し付けていると、気根が土の中に入ってそのまま独り立ちします。鉢を用意して、用土を入れて、針金などで茎を土に固定します。発根して新しい葉っぱが出ているようなら、茎を切ってしまいます。これで新しい株になります。これが一番、無難で簡単。
最後に…
その他のポトスに関する栽培や、普段の管理(水やり・日当たり・植え替え)などはポトスを参考にしてください。スポンサーリンク