エンジュ(槐樹)の特徴と育て方
TOP > マメ科 最終更新【】エンジュ
科名 | マメ科 |
属名 | エンジュ属 |
学名 | Styphnolobium japonicum |
耐寒 | マイナス20度 |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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エンジュの特徴は?
エンジュは中国を原産とするマメ科エンジュ属の落葉高木。夏に開花し、それが10月〜11月になると数珠のように実がぶら下がるようになる。種は鳥によって食べられて運ばれるため、植えてもないのに生えることがあります。
排気ガスに強く、手間がかからないので街路樹としてや公園に植えられて来たが、庭木としては大きすぎることもあって植えられない。
日本にはかなり古い時代に渡来していて、学名が「 japonicum」と日本由来になっているのは、それだけ古くからあったがために誤解されたからです。
蜜源植物で開花すると、蜂やチョウがよく集まります。
樹高10m〜20m
花言葉上品、慕情
水やり
庭に植え付けてしばらくは様子を見て水やりをしますが、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。夏が猛暑であまりに乾燥するときは水やりをしましょう。肥料
追肥は不要ですが、土が痩せている…痩せてしまった…などで有機物が少ない場合は、開花前か開花後のどちらかに化成肥料か鶏糞をやります。もしくは周囲に穴を掘って堆肥か腐葉土を混ぜ込んでやります。肥料・有機物が少ないと葉色が悪くなります。植え付け
時期
活動を始める直前か始まった頃の3月〜4月に植え付けをします。用土
庭土に腐葉土か堆肥を混ぜ込んで用土とします。エンジュは肥沃な土を好み、有機物が少ないと葉色が悪くなります。庭植えの手順は?
深さ50cm直径50cmかそれ以上の大きさの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を元の土に対して3割ほど追加して、化成肥料も説明書きの容量を入れてよく混ぜて用土とします。穴に土を半分戻して、エンジュの苗を入れます。エンジュは根が少し弱いので水極めをするといいです。隙間に土を入れつつ、水を入れ、ドロドロにしながら土を入れていきます。こうして土と根を密着させることで、根を張りやすくします。隙間に土を入れ切ったら、余った土に周囲に土手を作り、水をためます。水が全てなくなったら、土手を崩して完成です。
管理場所
日当たりを好みます。剪定・切り戻し
エンジュは大きくなるものですし、放置で樹形が綺麗なので、できれば剪定しなくてもいいくらいに広い場所に植えることにしましょう。剪定する場合は春の芽吹く前の3月〜4月に行います。邪魔な枝を切り、枯れた枝を落とし、樹形を整えますが、剪定すると不恰好になりやすいので、あくまで剪定は控えるのがコツです。
病害虫
ほとんど見られない。最後に…
エンジュと名のつく植物にハリエンジュ、イヌエンジュがあります。どちらもマメ科ですが属が違い、名前ほどは近縁ではないです。同じマメ科の木でもっと花が派手なキングサリもありますので、こちらも参考にしてください。
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