マミラリア・白王丸の育て方

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マミラリア・白王丸
マミラリア・白王丸
科名サボテン科
属名マミラリア属
学名Mammillaria parkinsonii
耐寒5度
水やりたまにやる程度
場所日の当たる室内
難易度中級者向け
画像の投稿
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植え
肥料
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マミラリア・白王丸の特徴は?

マミラリア・白王丸はメキシコに自生するサボテン科マミラリア属の多肉植物。ネットショップで売っている一本立ちの白王丸は白いトゲが無数に生えるサボテンらしい見た目なんですが、徐々に分頭して、複数の幹が立って群生していきます。画像では子株っぽいですが、ほとんど同じ大きさの幹が複数立つようになります。

開花したら種を採取し、実生で増やし、実生株を分頭させて仕立てていきます。

水やり

他のマミラリアと同様に土が乾いてから数日たってか、カラカラになってから水を鉢底から出るくらいにしっかりとやります。通常の水はけの土であれば問題ないです。受け皿に水がたまっていたら捨ててください。根腐れを起こします。

夏は暑さで生育が止まり、水やりが多いと根腐れを起こします。夜中の気温が25度を以上になると生育が止まります。断水するか、土がカラカラになったら土を少し濡らす程度の水やりをします。

冬は15度以下で生育が鈍り始め、10度以下で成長が止まり、5度前後で枯れてしまいます。最低気温が10度になったら、室内に取り込んで、水やりを夏と同じように控えます。断水するか、土がカラカラになったら土を少し濡らす程度の水やりです。
土壌水分計があると水やりの判断がしやすいです。
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肥料

追肥は不要です。植え付け・植え替えの時の肥料で十分です。ただ、あまりに生育が悪くて、どうにも肥料不足かなと思うなら、生育時期に通常の2倍に薄めた液体肥料を、何度かやるといいです。あくまで控えめにし、基本的にはなくてもいいと思ってください。
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植え替え・植え付け

時期・頻度

生育時期の気温が20度〜25度くらいの春か秋に植え替えをします。植え替えは二年か三年に一回やります。これは根詰まり回避もありますが、土の劣化を避けるためです。

トゲがあるので注意しましょう。

用土

土は多肉植物の土、サボテンの土を利用します。
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鉢の植え替えの手順は?

植え替える10日前から水やりをせず、カラカラにしておきます。湿っていると植え替えのダメージで弱っているので根腐れしやすいです。

鉢から取り出し、土を3分の1から半分を落とし、変色した根を清潔なハサミで切ります。日影で切り口を三日ほど乾かせておきます。トゲがあるので作業にはトゲを通さない革手袋を用意して、新聞紙で白王丸をくるんで、その上から掴んで作業しましょう。
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鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れます。水やりはしません。

このまま明るい日陰で1週間〜2週間ほど養生します。養生してから日当たりに戻し、水やりを再開します。いきなり日当たりで水をやると調子を崩しますので、養生させましょう。

管理場所

春と秋は日当たり。この生育時期にしっかりと日光に当てて健康にしておきましょう。

夏は風通しの良い半日陰に移動させます。夏は調子を崩し、そのまま直射日光に当てると葉焼けすることすらあります。サボテンでメキシコの夏の日光を浴びているのに!?と思うかもしれませんが、日本の夜がそれだけ暑いんです。

冬の管理場所

冬は最低気温が10度を切ったら室内に取り込み、できるだけ日光に当てます。出窓は外気で氷点下に下がることがありますので寒波が来る夜は窓から離します。また、冷暖房の風は乾燥していてサボテンでも枯れます。直撃さえしなければいいので、直撃しないところで管理しましょう。

病害虫

カイガラムシなど。

カイガラムシが発生したらティッシュや歯ブラシで削ぎ落としてください。前もってオルトランを使っておくと予防できますが、オルトランは耐性もつくので絶対じゃないです。
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