マミラリア・望月の育て方
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科名 | サボテン科 |
属名 | マミラリア属 |
学名 | Mammillaria ortiz-rubiona |
耐寒 | 5度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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マミラリア・望月の特徴は?
メキシコが原産のメキシコに自生するサボテン科マミラリアの品種。トゲが細く、密に生えるので真っ白に見える様子を望月…つまり満月になぞらえた命名。サボテンの無機質な感じがない白いマミラリアはちょっとしたブームになって、高値で取引されていました。春と秋に生育する春・秋生育型。自生地では夏も生育するんですが、夏の夜に高温(25度以上)になると調子を崩すため、日本では基本的に春・秋生育とします。
水やり
春と秋は土が乾いて、土がカラカラになってから鉢底から水が出るくらいにしっかりとやり、受け皿の水が捨てます。基本的に水やりは控え、多少水やりを忘れても大丈夫です。夏は夜の気温が高くなると調子を崩し、休眠します。完全に断水してもいいですが、それではカリカリになって枯れることもあるので、様子を見て土を軽く濡らす程度の水やりをします。
冬は気温が15度下回ると活動が鈍くなり、10度で活動が止まり、5度で枯れてしまいます。水やりを控えると寒さに強くなるので、基本的に水やりを控え、断水が基本です。ただし、冬の温度が10度〜15度以上あると予想外に活動していて、断水すると枯れてしまいます。実際に枯れるのは春以降なので、原因が分かりにくいですが、冬の断水ってことが多いです。そこで様子を見て、冬も土がカラカラになったら土を濡らす程度に水やりをします。
肥料
肥料は基本的に不要。なくても枯れない。ただし、生育をよくしたい場合は生育時期(春と秋)に通常の2倍に薄めた液体肥料を2週に1回ほどあげます。肥料が多いと、根腐れの原因になったり、徒長して不恰好になります。植え替え・植え付け
時期・頻度
植え替えは春(4月)から梅雨(6月上旬)までにします。植え替えは根詰まりと土の劣化を防ぐために2年か3年に一回やります。用土
多肉植物・サボテンの土で植え替えます。植え替えの手順は?
まず、1週間〜10日ほど断水してカラカラにしておきます。鉢から引っ張り出して(ガチガチになっている場合は、鉢をハンマーで割って出す)から、同じ大きさの鉢か1号か2号大きな新しい鉢に新しい土に植え替えます。古い土を落とし、腐った根を切ってしまいます。健康な根が傷つかないように丁寧に扱って下さい。トゲが危ないのでトゲが通らない革手袋とピンセットが必須です。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、水をやらずに1週間〜10日ほど日陰で管理して養生させます。その後に日当たりに移動させ、水やりを再開して通常の管理に戻します。
管理場所
春と秋は戸外か室内の窓辺で日光にしっかりと当てます。夏は高温(30度以上あたり)で弱り、直射日光に当てると葉焼けしますので、寒冷紗やレースのカーテンで遮光するか、木陰に移動させます。
耐寒温度は5度。この5度というのは水やりを控えて寒さに強くして5度で、水やりが多いともうちょっと寒さに弱いです。水やりを控えた上で、冬は5度以上を維持します。暖地では戸外で問題ないですが、中間地・寒冷地では室内に取り込んで、日当たりで管理します。
病気・害虫
ネジラミ・カイガラムシ・コナムシなどが発生します。薬剤を散布して駆除します。スポンサーリンク