エキナセア・ルージュノワール

科名 | キク科 |
属名 | エキナセア属 |
耐寒 | マイナス10度〜マイナス15度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
目次
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エキナセア・ルージュノワールの特徴は?
エキナセア・ルージュノワールはキク科の多年草(宿根草)のエキナセアの園芸品種。岐阜県関市の辻農園さんのオリジナル品種。舌状花が真っ赤で色鮮やか。筒状花が濃い茶色(もしくはオレンジ)で、このコントラストが綺麗。そして、退色しにくいのが特徴。退色とは時間経過とともに色合いが鈍くなってくことで、エキナセアでは、最初と最後の方では全く違う品種なんじゃないの?ってくらいに違っていることがあるが、ルージュノワール比較的少ない。
他のエキナセアと同様に夏の暑さ、冬の寒さに強く初夏から夏にかけてよく開花する。夏越し、越冬して年々株が大きくなって、開花が増えていきます。
水やり
エキナセアは、乾燥した環境を好むため、多湿になると蒸れて傷みやすくなります。庭に植える場合は、自然の雨でほぼ十分な水分を得られますが、鉢植えの場合は、土が乾いた時に適度な水を与える必要があります。水やりの際には、鉢底から水がしっかりと流れ出るまでたっぷりと水を与え、その後、受け皿にたまった余分な水は捨てましょう。鉢植えにしていて夏場に水不足になっている場合は、半日陰に移動させるといいです。肥料
痩せた土地でも育てられるのですが、成長が遅い場合や花の数が少ない場合は、肥料を与えるといいです。生育期間である5月から10月にかけて、週に一度液体肥料を与えることで成長が促進され、花数も増えます。
植え替え・植え付け
春(4月〜5月)に苗を手に入れ、庭や鉢に植えるのがおすすめです。鉢植えで越冬させた場合は、毎年春か秋に植え替えを行い、根詰まりを防ぎ、根が広がるスペースを確保しましょう。また、庭に植えた場合は、4年ほど栽培して密生してきたら、株分けを行い、株間を広くとることで蒸れを防ぎましょう。密生していると病気や虫害にもかかりやすくなるため、定期的に株分けを行うといいです。
用土
一般的な花や野菜用の培養土を使用します。自作するなら赤玉土を7割、腐葉土を3割に混ぜ、そこに化成肥料を加えます。鉢植えの植え付け植え替えの手順は?
1苗を6号〜8号の鉢に植えることをおすすめします。複数の苗を1つの鉢に植えると、根詰まりを引き起こしてしまいます。次に、鉢底に鉢底網(鉢底ネット)を敷き、鉢底石(軽石)を2cm〜3cm程度入れ、用土を加えます。その後、株を植えて、隙間に用土を加えます。最後に、鉢底から水が出るまでしっかりと水を与えます。
春に植え替えを行う場合は、古い土を3分の1ほど落とし、同じサイズまたは1回り大きな鉢に植え替えましょう。また、植え替えの際には、株分けも行うことができます。
庭植えの手順は?
庭に植える場合は、深さを30cm程度を掘り返し、1平方メートルあたり100g程度の苦土石灰を混ぜて中和します。中和が完了するまで1週間程度待ちます。その後、元の土に対して腐葉土か堆肥を2割〜3割程度混ぜます。化成肥料は必要に応じて使用できますが、必ずしも必要ではありません。次に、穴の半分に用土を戻し、株を配置します。隙間に余った用土を加え、最後に水を与えて完成です。密集を防ぐため、株を植える際には30cm〜40cm以上の間隔を開けましょう。
管理場所
日当たりが悪いと花が咲かないので、栽培する際はできるだけ日当たりが良い場所が良いです。半日陰でも育ちますが、開花が鈍いので日当たりのいい場所で栽培しましょう。また、日陰だと徒長するので避けましょう。夏の暑さには比較的強く、高温で水不足になると半日陰に移動させたり、遮光するなどの対策が必要な場合があります。
冬の霜にも強いですが、霜が何度も当たると弱ってしまうことがあるため、霜除けをしたり、霜が当たらない場所で管理した方がいいです。地面が凍ると枯れる場合があるので、腐葉土を根元に敷いて、マルチングして防寒しましょう。
剪定・切り戻し
花が終わったら、花茎を切り取りましょう。そのままにしておくと、栄養を種子作りに使って、株が弱り、次の花が咲きにくくなります。春には、摘芯を行ってわき枝を増やし、株をコンパクトに保ち、花の数を増やすことができます。さらに、開花が一段落した後に全体を刈り込むと、摘心効果が増して、株が盛り返して再び花を咲かせます。摘芯の方法や理論については、以下のページを参考にしてください。
病害虫
病害虫に対しては比較的強いですが、灰色カビ病、白絹病、ウドンコ病、フキノメイガの幼虫などが発生することがあります。スポンサーリンク