エキナセア・サングリータ

科名 | キク科 |
属名 | エキナセア属 |
学名 | Echincea Sangrita |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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エキナセア・サングリータの特徴は?
エキナセア・サングリータはキク科の多年草(宿根草)のエキナセアの園芸品種のサンボレロシリーズの一つ。草丈45cmと小さくまとまり、枝分かれもしやすい性質。オレンジの花びらは夏らしい色合いで鮮やか、中央の筒状花の色合いとのコントラストも綺麗。ただ、写真のような鮮やかさよりは少し渋い色合いですよ。このあたりはエキナセア自体が少し渋い色合いなので期待を裏切るほどではないですが。夏の暑さには強く、夏によく開花し、冬には寒さで地上部が枯れ込みますが、土が凍結しなければ春に芽吹いてまた開花する多年草です。
ただ、夏の多湿が苦手で密生したり、風通しが悪いと枯れ込むこともありますが、株分すれば避けられます。また、庭植えにした場合も何年かに一回掘り上げて株分するといいです。
水やり
植物を庭に植える場合は、自然に降る雨だけでほぼ十分です。しかし、鉢植えにする場合は、土が乾いているときに、鉢底から水がしっかりと流れ出るまでたっぷりと水を与える必要があります。受け皿にたまった水は捨ててください。もし夏に水不足になっている場合は、半日陰に移動させましょう。肥料
エキナセアは、痩せた土地でも育つため、通常は肥料を必要としません。しかし、生育が遅かったり、花の数が少なかったりする場合は、週に一度液体肥料を与えると良いです。植え替え・植え付け
時期・頻度
苗が出回る春(4月〜5月)に庭・鉢に植えると良いでしょう。もし鉢植えで越冬させる場合は、毎年春か秋に植え替えを行い、根を張るスペースを確保して根詰まりを防ぎましょう。庭植えの場合、何年か栽培して密生してきたら掘り上げて株分すると蒸れを防げます。
用土
一般的な花や野菜用の培養土を使用します。自作するなら赤玉土を7割、腐葉土を3割に混ぜ、そこに化成肥料を加えます。鉢の植え付け・植え替えについて

春に植え替えを行う場合は少し土を落として、同じサイズまたは1回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替え時に株分けもできます。
庭植えの手順は?
庭植えの場合は、まず30cmほど掘り返し、1平方mあたり100gほどの苦土石灰を混ぜて中和します。中和は1週間ほどかかるので、中和し終わったら、元の土に対して、腐葉土か堆肥を2割か3割混ぜます。化成肥料は必要に応じて使用しますが、必ずしも必要ではありません。株を植える際は、密生を防ぐために40cm以上の間隔を開けます。管理場所
エキナセアは日当たりが不足すると花が咲かないため、半日陰か、日当たりがよい場所で栽培します。夏は暑さに強いですが、高温で水切れが起こる場合には半日陰に移動し、遮光するなどの暑さ対策が必要です。
冬は霜に強いですが、霜が何度も当たると弱りますので、霜が降りる地域では霜除けをするか、霜の当たらない場所で管理します。寒冷地では、地面が凍ると枯れる場合があるため、腐葉土を根元に敷き、マルチングして防寒しましょう。基本的には、地面が凍らない限りは屋外で越冬することができます。
剪定・切り戻し
花が終わったら、花茎を切り取ってください。花に種子を作ろうとして栄養を回すと、株が弱り、次の花が咲きづらくなります。春のうちに摘芯しておくと、わき枝が出て株がコンモリとなりやすく、花も増えますのでやっておきましょう。摘芯については以下のページを参考にしてください。
病害虫
病害虫はほとんど発生しませんが、灰色カビ病、白絹病、ウドンコ病、フキノメイガの幼虫などが発生することがあります。スポンサーリンク