キバナウツギの育て方
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科名 | スイカズラ科 |
属名 | タニウツギ属 |
学名 | Weigela maximowiczii |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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キバナウツギの特徴は?
キバナウツギは、日本固有種であり、スイカズラ科タニウツギ属に属する落葉低木です。本州の北部から中部にかけて分布しており、湿った山地に生育します。高さは約2mになります。花は淡黄色で、5〜6月に枝先の葉腋に数個つけます。花はあまり目立ちません。また、キバナウツギには、淡紅色の花を咲かせるタニウツギや、更に真紅に近い花色のオオベニウツギなどの近縁種があります。ウコンウツギに似ていますが、花期が異なったり、花の色が濃いなどの違いがあります。
樹高2m〜3m
水やり
庭植えにした場合は、根付くまでは土が乾いたら水やりをしましょう。根付いてからは降雨で問題ありませんが、夏など乾燥が続くようであれば庭植えであっても、水やりをしましょう。鉢植えにした場合は、土が乾いたら水をやります。
肥料
与える必要があるほど肥料に頼らず、開花後に堆肥を施す程度で充分です。夏に翌年の花芽をつけるための肥料ですが、この肥料がなかったからといって枯れるわけではありません。植え替え・植え付け
時期
植え替え・植え付けは落葉している11月〜翌3月頃が適しています。用土
植えるための土は、店舗で売ってる一般的な培養土を使用します。もしその土を自作する場合は、赤玉土と腐葉土を6対4の割合で混ぜ、それに化成肥料を添加します。庭に植える場合は、庭土に土壌改良のために腐葉土または堆肥を混ぜ合わせて用土とします。鉢植えの植え付け手順
植木鉢の底の水が出る穴を鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を2〜3センチに敷きます。このネットと鉢底石は土が出ないようにし、排水を確保するものです。次に、適切な用土を鉢に入れ、株を植えます。株を植えた後は、周囲の隙間にも用土を追加し、最後に、根元からしっかりと水を与えてください。庭植え(地植え)の手順は?
深さ40cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所
黄花空木は、日当たりの良い場所が好きですが、一定程度の日陰でも育ちます。しかし、日陰で育つ場合、花付きが悪くなることがあります。このため、できるだけ日当たりの良い場所で栽培することをおすすめします。剪定・切り戻し
キバナウツギは、開花後の6月から7月に剪定をします。翌年の花芽が形成される8月から10月より以前に剪定を行いましょう。8月以降に剪定すると、翌年の花芽を失ってしまいます。剪定は、新しい芽の出る部分を残すようにしましょう。キバナウツギは、放置すると枝が混み合い、風通しが悪くなってしまいます。花は、今年伸びた枝に咲きますので、咲き終わった枝を剪定することが必要です。枯れた枝や混み合っている枝があれば、根本から切り戻しましょう。また、徒長した枝は樹形を乱すため、切り戻すことも大切です。
自然な樹形を保つために、地際から出る3~4本の幹を主軸として、上部の枝が広がるように育てます。3年以上経過したら、古くなった枝は地際から切り取り、新しい枝を育てるための更新剪定を行いましょう。
樹形が乱れた場合には、枝先を軽く切ったり、枯れ枝を切り取る程度なら、落葉期の12月から翌2月頃でも剪定できます。ただし、この時期の剪定は花芽を失うことがあるため、強く枝を切り戻すような剪定は避けましょう。
病害虫
アブラムシ、ウドンコ病、スス病が発生します。スポンサーリンク