ウコンウツギの育て方
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科名 | スイカズラ科 |
属名 | タニウツギ属 |
学名 | Weigela middendorffiana |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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ウコンウツギの特徴は?
ウコンウツギは、スイカズラ科タニウツギ属の高山に生える落葉低木で、春に芽吹き、夏に黄色い花を咲かせます。秋以降は落葉して枝だけで越冬します。寒さには強いですが、暑さには弱いです。ウコンウツギの花は、みつばちが受粉に訪れることを待ち望んでいます。みつばちが花に触れると、花の中心が黄色から赤に変わります。赤は昆虫には見えておらず、花が受粉され、蜜が吸われたことを示しています。一方、まだ受粉されていない黄色い花は、みつばちに受粉される前の状態で、まだ蜜が吸われていないことを示しています。ウコンウツギは、このように花色を変えることで、みつばちを誘い込み、受粉してもらっています。受粉がうまくいくことで、美しい果物や野菜、草花が生まれることを思うと、ウコンウツギの花の工夫に感心します。
樹高1m〜2m
水やり
ウコンウツギは水を好む植物であり、春先には表土が乾いたら1~2日に1回程度たっぷりと水を与えます。夏場は用土の乾き具合を見て適量の水を与え、休眠期には控えめに水をやりますが、断水せず、鉢内が完全に乾いていない状態にならないように注意が必要です。肥料
ウコンウツギは春先に化成肥料や油かすなどの有機肥料を置き肥し、育てます。夏場は暑さに弱いため、肥料をやらないようにしましょう。また、肥料を与えすぎると葉が緑色でなくなることがあるので注意が必要です。肥料を与える場合は、指定された量を遵守し、こまめに土の状態を確認してください。
植え替え・植え付け
ウコンウツギは、根が浅く弱いため、植え替えてもなかなか成長せず、大きくなるのに時間がかかります。また、花が咲くと樹が疲れてしまい、3~4年間は花芽をつけないため、花を楽しむためには、適度な間隔で植え替えや剪定を行い、樹を管理する必要があります。さし木はできるものの、生産性が悪いようです。用土
水はけの良い用土を使用して植えましょう。山野草の土で植え付けをします。自作する場合は、鹿沼土や火山レキなどの水はけの良い土などを使います。鉢植えの植え付け手順
鉢の底の排水穴を鉢底ネットで覆います。鉢底に軽石を2〜3センチの厚さで敷きます。これは排水しやすくなり、土が出ないようにするものです。高さを調節しつつ、適切な用土を鉢に入れます。株を用土を入れつつ植え付けます。株を植えた後、周囲の隙間に追加の用土を充填します。最後に、株に十分な水を与えます。以上で植え付けは終了です。
管理場所
日なた~半日陰で管理します。高山に生える植物で、暑さに弱いので夏は風通しの良い半日陰で管理します。代わりに寒さには非常に強いです。スポンサーリンク