軽石

軽石の種類
軽石

鹿沼土

鹿沼土は鹿沼で産出される軽石でpHは4〜5と酸性。経年劣化していてボロボロで指で抑えると潰れる。ツツジ類(サツキ・ブルーベリーを含む)などの酸性土を好む植物でよく利用される。かつて、酸性で使いようがなかったため残土でしかなかったが、サツキ用土として注目されて以降、よく流通しています。
日向土
日向土・弱酸性日向土は九州シラス台地で産出される軽石でpHは5〜6で弱酸性。硬くて経年劣化しにくいので、赤玉土の代わりに使うこともあります。ちょっとお高く、あまり流通していない。鹿沼土同様に、かつて残土だったため「ボラ土」と呼ばれていたが、水はけをよくする用土として現在は流通しています。
富士砂
富士砂・弱酸性pHは6で、弱酸性。静岡の富士山周辺で産出される火山灰の砂の一種。保水・排水性に優れている。山野草によく利用される。また化粧砂としても利用される。鉄分の補給もできる。
桐生砂

pHは6〜7で中性。群馬県桐生市近辺で算出される。火山灰の用土の一つ。鉄分を含んでいるために赤くて、東洋ラン・オモト・山野草・多肉植物・盆栽によく利用されます。通気性・排水性が優れていて、水はけをよくするために使います。鹿沼土よりも硬い。
蝦夷砂
蝦夷砂・弱酸性pHは6で、弱酸性。火山灰の用土の一種。北海道で算出されたもの。黄土色で鹿沼土に似ているが、鹿沼土より硬い。ラン類、山野草によく利用される。
十和田砂
十和田砂・弱酸性pHは6で、弱酸性。青森県十和田湖近辺で算出された火山灰の用土の一種。山野草・ラン・オモトなどによく利用されています。
再利用
軽石の再利用

土のリサイクルについては以下のリンクを参考に。
鉢底石の軽石を再利用
鉢底石として利用する際に、最初にみかんの網ネットの袋のようなものに入れておき、それを鉢底に入れる。次に使うときは、袋から出して、洗って日光消毒して再度利用する。軽石は経年劣化しにくいため、何度でも使えます。最初からネットに入っている鉢底石(軽石)なんてのもあります。これは非常に便利です。
最後に!
軽石は土壌改良材・鉢底石・サボテンなどの用土にと使い勝手の良い園芸資材です。ガーデニングをするのであれば、利用する頻度多い用土です。購入しておいて損はないですよ。ちなみにネットで買わなくても、ホームセンターにも一般的に売っていますし、百均にもあります。その他の用土とそのpHについては
を参考にしてください。
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