ヒマワリの種まきの手順や注意点まとめ

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ヒマワリの種まきの手順や注意点まとめ

最初に簡単にまとめ
●5月以降に種まき。
●発芽まで3日から7日。
●発芽したら日当たりへ。
●本葉が3枚になったら早めに定植しましょう。

種まき→定植の手順

発芽温度は20度から25度。月でいうと5月以降なので5月以降に種まきをする。開花までは品種にもよるが50日から75日くらいなので7月に植えても開花には間に合います。

種蒔き→発芽

種まきする前に一晩、水につけておくと発芽率がよくなる。水につけると浮く種と沈む種があり、よく「浮く種は発芽しない」というが、水に浮いたから捨てた種が発芽するので、必ずしもですが、浮いた種は捨ててしまいましょう(1袋で大量にタネが入っているので問題ない)。

ビニールポット(3号か4号)などに用土(花と野菜の培養土か、赤玉土小粒単用)を入れ、そこに種子を置き、土をかぶせる。深さは1センチほど。ヒマワリは嫌光性で光が当たると発芽しないので見えないくらいに土がかぶさるようにする。
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発芽まで乾かないように水をやり、日陰で管理する。発芽まで最短で3日。遅くて7日。
●種子は丸い方を上にして埋める。ただ、向きがどちらでも(上下逆さまでも横でも)発芽率に違いはない。
●発芽率がよいので(品種や保存状況にもよるが)、一つのポットに一粒でもほぼ問題ない。保険をかけて、二粒入れて、発芽後に間引くようにする。

発芽後

発芽したらスグに日当たりで管理し、水切れしないようにする。最初に双葉が出て、本葉がでる。本葉が2枚か3枚になったら、庭植えしたり、鉢植えにする。
発芽したらスグに日光(直射日光)に当てる。日当たりで管理。じゃないと徒長しやすい。他の植物は本葉が揃うまで日当たりでは管理しないことが多いがヒマワリはとにかく日光好き。
●7月の高温時期だと発芽まで2日か3日ほど。7月からでも開花に十分間に合う。
●ヒマワリは直根性で移植は苦手だがポットから定植は可能。ポットでも放置してそこそこ成長すると難しいので早く植える。
●新聞紙を折ってポットを作って土を入れて、種まきして苗を作って、そのまま(新聞紙のまま)定植するって方法もある。

植え付けの手順については以下のページを参考にしてください。

こぼれダネでも

摘芯して脇芽を出させて花を小さく仕立てると種子が出来にくいのですが、摘芯せずに大きく育てると種子が出来ます。この種子が落ちて来年の春には芽吹いて花を咲かせることも。
●種子が出来ない品種もあります。こいった種類は花粉が少なく、衣服が汚れないので切花として人気があります。
●こぼれダネは年々、もともとの品種の性質が鈍くなっていく。黒っぽいものは普通のオレンジに、大輪系は小輪へ。
●こぼれダネの発芽は奇形が多い。
●肥料を食うため、土をそのままにしてこぼれダネにまかせていると、肥料(有機物)が不足していずれは消えてしまう。

種子に関する雑記

●小さなヒマワリから採った種子を育てると、脇芽の多い小さなヒマワリしか咲かない個体が多い。逆に大きく育ったヒマワリから採った種子を育てて、そこから大きな個体を抜粋して種子を採って…を繰り返すと年々大きくなっていく。
●食用で育てるときは「食用ひまわり」の種子を買って育ててください。
●発芽率はよい。のが普通。
●ダイソーなどのやすい種子でも十分発芽する。ただ、ダイソーの種子は中の種子の品種が一定じゃないらしい。
●ハムスターの餌のヒマワリの種でも発芽して大きな花を咲かせる。ペットの餌は大型品種らしく、育てると大きな花を咲かせる。
●ネットオークションで買うのはやめた方がいい。出品している人がよほどしっかりしていないければ、どんな品種か分からない(勝手に交雑していることもあるしね)。
●昨年、採種した種子は発芽すると葉っぱの奇形が出やすい。ちゃんと売ってる種子はそういうことは稀。
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