ヒマワリの病気・害虫・害獣のまとめ

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ヒマワリの病気・害虫・害獣のまとめ

ヒマワリに発生する病害虫・害虫をまとめています。育て方は を参考に。
まとめ
●害虫が発生します。グンバイムシなど。前もってオルトランを撒いておくと、大抵は大丈夫です。食用の場合は、オルトランは使用しません。
●アルバリン粒剤はグンバイ・アザミウマ(スリップス)・ハモグリバエ(エカキムシ)・ハダニを防ぐ。
●グンバイムシ(アワダチソウグンバイムシ)が最大の敵。
●カワラヒワ(=鳥)が種子を食べる。
●ハモグリバエ(エカキムシ)とハダニが発生する。
●苗が小さいうちはナメクジが発生する。
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グンバイムシ

ヒマワリにつくグンバイムシは正確には「アワダチソウグンバイムシ」。黒い小さな虫。ヒマワリ以外にもキク、アスター、サツマイモなどに発生する。葉っぱの汁を吸い、葉っぱが白く抜ける。虫数が少なくても被害はなかなか甚大。見つけた時に「数が少ないからいいか」と軽く考えているとえらいことになるので、早々に薬剤を散布して駆除する。ハダニやアザミウマと症状は同じだけど、黒い糞が葉っぱの裏にくっついているので、葉っぱを裏返すとすぐ分かる。葉の中に卵を生む。ヒマワリにはほぼ発生すると考える。昔はいなかったらしい。周囲の雑草から移ってくるので、周囲の雑草を取り除くことで予防できる。5月から7月はあまり発生しないので(比較的ね)、この時期に育てると楽。

有効な薬剤…割と薬はよく効く、散布さえすれば駆除は可能。オルトラン粒剤がおすすめ。DDVP、モスピラン、アーデント、アドマイヤーフロアブル、コテツフロアブル、アグロスリン、ラービンフロアブル、ベストガード、オルトラン、ベニカスプレー、ベニカ水和剤、スミチオン乳剤、スミソンなど。キンチョールを吹きかければ駆除は可能。
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ハダニ

乾燥すると発生する。ある程度はしょうがない。葉っぱの色が白く霞んでいたらハダニがいる。薬剤を散布して駆除する。乾燥時期に発生するので、5月から7月に育てるとハダニも回避できる。
有効な薬剤アーリーセーフ、ベニカR乳剤、マラソン乳剤など

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ナメクジ

新芽を食べる。特に葉っぱが柔らかい幼苗は狙われがち。鉢を地面に直置きしないで台の上や、ベランダのコンクリの上などに置くなら被害はかなり予防できる。地植えの場合はある程度大きく育ってから植えれば被害は抑えられる。ナメクジよりアワダチソウグンバイ・ハモグリバエの方が強敵。
ナメクジ駆除剤の商品画像
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ハモグリバエ(エカキムシ)

葉っぱの中に白い筋が通っていたら、ハモグリバエの幼虫が葉を食べている。エカキムシとも。筋の先には幼虫がいるので、指で潰すといいです。葉っぱの中に住んでいるので、浸透するタイプの薬剤をやります。
有効な薬剤ベストガード粒剤、オルトラン粒剤、オルトラン水和剤

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バッタ

新芽がバッタに食べられる。葉っぱもバッタに食べられる。バッタもすごい勢いで増えて枯れることがあるので早めに駆除する。周囲の雑草を刈ることで移ってくるのを防ぐことが出来る。かなり穴を開けてボロボロになる。バッタはメスだけで卵を産んで増えるため、早めに対処する方が良い。
有効な薬剤ベニカ水溶剤

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コナジラミ

葉っぱが白く霞む。葉っぱの裏に白い虫が居たり、揺らすと白い羽虫がチラチラ飛んでいたらコレ。
有効な薬剤ベストガード粒剤、ベニカXファインスプレー、ベニカマイルドスプレーなど。

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カワラヒワ

虫じゃなくて鳥。ヒマワリの種子を好んで食べる。庭に撒いた種を食べたり、花に実った種子をついばんで食べる。見た目は可愛いが、ヒマワリ愛好家にとっては憎い敵。早めに収穫することで被害は減らせる

褐斑病

黒い斑点が出る。密生して風通しが悪いと発生しやすい。

ヒマワリベト病

ヒマワリのベト病。原因はカビ。黄緑の斑点が出る。連作障害で出やすい。密生して風通しが悪いと発生しやすい。土の水はけが悪かったり、長雨で感染発症する。雨で泥跳ねして感染するのでマルチングすると多少は予防できる。
有効な薬剤オーソサイド水和剤80

サビ病

サビ病の原因の一つはカビです。サビ病が発生すると、葉に薄い緑色の斑点が現れます。このカビは、水はけが悪い土壌や密生した植物の間で繁殖しやすく、風通しが悪い環境でより発生しやすくなります。

サビ病の発生には肥料の成分も関与します。特に、肥料に含まれる窒素が多い場合、サビ病が発生しやすくなります。

サビ病の発生を防ぐためには、適切な水やりと肥料の管理が重要です。密生を避け、風通しの良い環境を維持し、窒素の過剰な供給を避けることで、サビ病の発生を予防することができます。

その他の病害虫

その他の病害虫
タバコガ→オルトラン水和剤
黒斑病→オーソサイド水和剤80

最後に…

育て方の詳細は
を参考にしてください。
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