庭に生える雑草
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庭に生える雑草
このページでは雑草のうちで駆除がそこまで難しくないものをまとめています(個人的な見解)。駆除が難しいものは「駆除が難しい雑草の一覧」を参考に。雑草一覧
スベリヒユ
スベリヒユはスベリヒユ科の一年草で暑さには強いが寒さに弱く冬には枯れて消えるが、種子を残していた春にはまた芽吹く。非常に乾燥に強く、夏の炎天下でも、むしった葉っぱから発根して株が増えるくらい。むしったときは葉っぱを必ず廃棄すること。茹でると滑りがあり、食べられる(スベリはそこから)。健康食品としても知られている。ヨーロッパではパースレインというハーブとして食用になり、トルコやギリシャではサラダになる。スベリヒユの仲間はハナスベリヒユ(ポーチュラカ)。
シロツメクサ
シロツメクサ(クローバー)はマメ科の多年草。花はかわいらしく、草丈が低く、空気中の窒素を土中に固定して土を豊かにする性質もあり、そこまで嫌われていないが芝生の間に出てくるとイラっとする。ザイトロアミン液剤・MCPP液剤・シバゲンなどで駆除する。ハコベ
ハコベ(ハコベラ)はナデシコ科の一年草か多年草。春の七草で食べられる。駆除したいならいろんな除草剤が効くが、美味しいので食べた方がいい!と言う人もいる。芝桜と一緒に生えることが多い。エノコログサ
エノコログサ(ネコジャラシ)はイネ科の一年草。荒地によく生える。見た目が可愛く、草丈も50cm前後と許せる範囲であることから、そこまで憎まれていない。アレロパシーで他の植物を駆逐し群生する。乾燥している土を好む。秋に穂に大量の種子をつけるので、その種子ができるまえに刈り込んで遺棄すると、翌年の発生を抑えられる。除草剤もいろいろと効くので広がる前に駆除したい。ナガミヒナゲシ
ナガミヒナゲシはケシ科の一年草。オレンジの花を咲かせ、葉っぱは細く柔らかで草丈も高くて60cmくらいでそこまで邪魔にならないため軽くみられがちだが、非常に小さく大量の種子を作って飛ばすため、繁殖力がすごい。またアレロパシーで周囲の植物を駆逐していく。開花したら刈り込み、種子を作らせないようにすることで翌年以降の発生を抑えられる。●未熟種子でも発芽能力がある。
オオバコ
オオバコはオオバコ科の多年草。カエルバとも呼ばれる。踏み付けに強く、人が通る場所の近くに生える。草丈が低いので、草丈の大きな雑草が近くに生えると競争に負ける。オオバコダイエットのオオバコとは種類が違う。深めに掘って抜けば取り除ける。ヘビイチゴ
ヘビイチゴはバラ科多年草。小さな赤い実をつける。無毒。食べられるが、おいしくはない。種子とランナーで横へ横へと伸びていき、結構な勢いで広がる。グランドカバーとして意図的に植えることもある。花も実も見た目に悪くないし、草丈が低いので、生えてもいいかなーという認識になりがち。タカサブロウ
タカサブロウはキク科の一年草。草丈が低くて、白くて小さな花が咲く。旺盛に繁殖するが一年草なのでマメに抜いたり、除草剤でかなり抑えられる。オニタビラコ
オニタビラコ(鬼田平子)はキク科の一年草。暖かい土地を好む。綿毛を飛ばして増える。草丈が低いので気にならないが、綿毛で毎年飛んでいく。綿毛が飛ぶ前に草刈りするか、引っこ抜く。近縁種の「コオニタビラコ」は春の七草のホトケノザで食べられる。ただしオニタビラコはオニタビラコ属でホトケノザはヤブタビラコ属で全くの別属別種なので食べないように。ヤエムグラ
ヤエムグラはアカネ科の越年草。茎にトゲがある。また果実にも毛が生えていて衣服にくっつく。草丈は60cmから90cmとまぁまぁな高さになる。雑草として面倒というよりはこの「ひっつく果実」がうっとおしい。種子ができる前に刈り込むか抜いてしまうことで来年の発生は減らせる。面倒なら除草剤で駆除する。
イシクラゲ
イシクラゲは濡れるとヌメヌメして膨らむ藍藻類。土の上やコンクリの上にみられる。手で取れるが少しでも残っているとまた発生する。見た目が気持ち悪く、濡れると足を滑らすので、人が通る場所では取り除きたい。綺麗に削り取って酢をスプレーでかけてやることで再発をかなり防げる。コケ用の駆除剤もあるが面積が小さいなら酢で十分。
アメリカフウロ
アメリカフウロはフウロソウ科の一年草。草丈は40cm前後で春から夏まで非常に小さな花を咲かせる。道端でよく見かける。そこまで邪魔しないので積極的に駆除したがられない。オシロイバナ
オシロイバナはオシロイバナ科の多年草。夏に旺盛に花を咲かせ、花は鮮やかで綺麗。冬には地上部が寒さで枯れるが、地下部に根を残して春にはまた芽吹くため、この根を取り除かないと来年も生えてくる。よくそこらへんに生えていて、草丈も80cmくらいになっていることがある。ヘクソカズラ
ヘクソカズラ(屁糞葛・ヤイトバナ・サオトメバナ)はアカネ科の蔓性の多年草。あちこちでみられる雑草で、葉や茎が臭い。ひどい名前をつけられたのは自業自得。見つけ次第引っこ抜く。花は綺麗で実は金色で美しい。ツユクサ
ツユクサはツユクサ科の一年草。草丈が低く、青い愛らしい花を咲かせる雑草。どこにでも生える。一週間天日干ししても放置していると根付いて復活する。そのくらい頑健な雑草。あんまり嫌われていないがしつこい雑草。ハナダイコン
ハダダイコンはアブラナ科の多年草。ただし日本では夏の暑さで枯れる一年草扱い。秋に発芽し3月から5月に開花して種子をつくり、夏には枯れる。そして秋に発芽を繰り返す。地域によっては野生化(帰化)して雑草になっている。花は綺麗ですけどね。花に種子ができる前にバッサリと草刈り(もしくは草取り)してしまえば来年以降の出現は抑えられる。
カラスウリ
カラスウリはウリ科のツル性の多年草。夜に白いレースのような花を咲かせ、そこに果実をつける。果実はオレンジ色に熟す。果実には種子が入っていて、そこから株は増える。種子は鳥が食べて他の土地へと運ぶ。地下には芋があり、それがある限りはまた来年も生えてくる。近所にも迷惑なので掘り出して廃棄する。その他の雑草
マメカミツレキク科の一年草。19世紀に日本に渡来した。帰化しているのだが、言うほど見かけない。
ブタクサ
秋の花粉症になる原因の一つ。最近はセイタカアワダチソウに押されてあんまり見ない。
ブタナ
キク科の多年草。花茎の長ーいタンポポのような花を咲かせる。食べられるらしい。
クサイ
イグサ科の多年草(宿根草)。草丈は15cmから60cmと低い。オオバコと同じく踏み付けに強い代わりに草丈が低く、他の雑草に負ける。よって人が通る場所に生えている。
イヌシダ
コバノイシカグマ科のシダ植物。常緑。秋に出た葉っぱで越冬する。
ミチヤナギ
タデ科の一年草。草丈は10cmから40cmと低い。
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