イオナンタ・メキシコの育て方
TOP > アナナス科 > エアープランツ最終更新【】チランジア・イオナンタ・メキシコ
科名 | アナナス科 |
属名 | チランジア属 |
学名 | Tillandsia ionantha mexico |
水やり | たまにやる程度 |
場所 | 日の当たる室内 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
肥料 |
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チランジア・イオナンタ・メキシコとは?
育て方の概要チランジア・イオナンタ・メキシコはアナナス科チランジア科の常緑多年草。俗に言う「エアープランツ」として流通していることが多い。百円均一で見かけるエアープランツはこの「メキシコ」か「チランジア・イオナンタ・グアテマラ」。ところがこの二つは自生地が違い、育て方が若干違う…というか、水やりの頻度が違うため、品種(メキシコかグアテマラか)を把握していないと初心者は枯らす。
メキシコは葉っぱが太くて短く、グアテマラは葉っぱが細くて長い。見比べれば確かに違うが、単体で見ると判断がつきかねる個体もあるので、とにかく品種名が書いてあるタグをなくさないことが一番。
まとめ
●チランジア・イオナンテはアナナス科の植物で俗にいうエアープランツ。
●イオナンタにはグアテマラとメキシコと二種あり、メキシコは乾燥に比較的強い。
●霧吹きは二、三日に一回が基本。
●秋には紅葉もする。
●チランジア・イオナンテはアナナス科の植物で俗にいうエアープランツ。
●イオナンタにはグアテマラとメキシコと二種あり、メキシコは乾燥に比較的強い。
●霧吹きは二、三日に一回が基本。
●秋には紅葉もする。
水やりと肥料
水やりメキシコは乾燥地帯のチランジアで乾燥に強い。
葉っぱには細かい毛が生えていて、この毛(トリコーム)から水を吸収し、また強すぎる直射日光を弱める。水やりはこの毛に吹きかけるように株全体に霧吹きでやる。霧吹きも百円均一で買っておくといいです。
霧吹き(ミスティング)をする頻度は環境にもよるのですが、二、三日に一回か、四、五日に一回程度。グアテマラよりは乾燥に強いですが、水やりは必須です。グアテマラは葉先から枯れ込みやすいですが、メキシコはそうはなりません。ただ、水やりしていなければカリカリのミイラになることは変わりませんから、水やりはしましょう。
霧吹きは株全体が濡れるようにしっかりし、霧吹きした後はひっくり返して吊るしておき、葉っぱの隙間の水を落とします。隙間まで水が入って落ちない場合は振り回して水を切ります。しっとりと濡れている時間が二時間ほど続くのが理想。それ以上、濡れ続けるのは管理している場所の風通しが悪いからです(戸外であればこういう問題はおきない)。そういう場合は扇風機を当てて乾燥させます。
●まずは「エアープランツは水やり不要」という誤解をやめましょう。
●昼間は気孔が閉じていて、水を吸収しづらいので、夜に水をやる方が良い。
●水やりが多いとトリコームが禿げてくる。目安に。
●昼間は気孔が閉じていて、水を吸収しづらいので、夜に水をやる方が良い。
●水やりが多いとトリコームが禿げてくる。目安に。
ソーキング
日常の水やりでは水が足りなくなってくると色が悪くなってきます。そこで株全体を水につけるソーキングをします。春と秋に様子を見て一ヶ月に一回か二ヶ月に一回程度やります。
肥料
肥料がないからといって枯れないので、普通はやらない。グアテマラは成長が早く株もよく別れるので肥料のやりがいがあるが、メキシコは小型で大きくなりづらいので、あんまり意味ない。
肥料をやるときは液体肥料を普段の水やりの霧吹きに加えてやる。必ず「薄め」でやること。肥料が濃いと肥料焼けを起こす。
植え付け・植えかえ
チランジアに根が生える自生地では根を伸ばして樹や岩に張り付いて生活しています。なので根は生えてきますが、水を吸い上げる力はあまりありません。ただ、根が生えている方が株としては調子がいいとされます。
イオナンタ・メキシコは乾燥に強く、どの材料でも着生させていいです。流木に適しているのはメキシコです。
発根させる方法
コルクやヘゴやバークなどに、株元が接するように針金で固定してやっていると発根します。チランジアの根から接着剤のようにくっつく成分を出ますので、しばらくすると針金を外しても取れなくなります。
●メキシコを着生させるのは、ほぼ「見た目」のため。よって流木などでもいい。よくチランジアを流木に接着剤で固定しているが、理想は発根させてくっつけたい(ガーデナーならそう思うはず)。まぁ、接着剤でも生育にはほぼ問題ないんで、どっちでもいいんですけど。
管理場所・日当たり
強い日光は苦手一年中、日光を好みますが、強い日光は苦手で、冬以外はカーテン越し(30%から50%の遮光)か木漏れ日の中で管理するようにします。特に真夏の直射日光には葉焼けしてしまうので絶対に避ける(春秋でも葉焼けするので遮光しましょう)。
春と秋は戸外の日陰や木漏れ日の中でもいいですが、一般的には室内の日当たりで管理します。
冬の管理
10度以下になると生育が止まる。戸外で管理している場合は最低気温が10度になる前に室内に取り込む。耐寒温度は0度前後。室内で管理している限り、冬に寒さで弱っても枯れることはない。それより冬に水やりを忘れてカリカリになって枯れる可能性の方がずっと高い。
その他
病害虫アブラムシ・カイガラムシ・ハダニなど発生する。
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